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編集議論板(総合) / 4307

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4307
名無しの書士隊員 2021/07/29 (木) 16:21:40 271f0@59ac1

>> 4303
生態系という物は我々の尺度では一見不変のものに見えるが故に、
絶滅という言葉はマイナスイメージを持って語られがちであるが、
実際にはそう単純に善悪で語れる現象ではない。
現在、我々人類が引き起こしている数々の絶滅も、言ってしまえば
「ある種の繁栄は別の種を脅かす」という遥か昔から続く
自然の摂理を拡大したものに過ぎないと言える。
即ち、「生態系にあるべき姿など無い」「自然は今ある姿が全て」
というのが真理であり、
種の絶滅とはその循環の中での一つの結果でしかないのだ。

コレですかね…?全くもって同意見です
そもそもこの文書は、どんな視点からどのような思考を経て、何を根拠に編み出されたものか気になります(尤も人による絶滅と自然選択による絶滅の性質を混同している程度のものである時点でそんなことを知ったところでなんの知見も得られずなんの収穫もないだろうけれど…)
もういっそのことまるごと消し去っていいんじゃないんですか?
絶滅した生き物たちのことを載せた書物にさえも人々からせめての敬意、(その犠牲を現在に活かそうとする動きがあるか否かはともかく)所謂自省と詫びの言葉があるというのに
コレはいくらなんでもさすがに思慮が浅いでしょう…

重要なものは他にも多いでしょうが、
綴りきれるはずもないため私からはいくつか感じた違和感のみ

自然の存在自体が、人に学ばせるためのものであると断定する理由はない
人そのものが、自然の一部として機能すると言えるかというとそうでも無い(少なくとも私たちの世界においては)
そもそもこの編集についてだが、まず自然に対する人の姿勢は多種多様なもの
「自然は人間文化と対峙するという見方」
「自然の中に文化的模範を見つけるべきとする見方」
「自然と人造物が一体となるのが文化的景観とする見方」など
これらには共通点があり、すなわち思想であること

即ち、「生態系にあるべき姿など無い」「自然は今ある姿が全て」
というのが真理であるというのもまた、あくまでも『思想』の、ひとつにあるのだ

我々人類が引き起こしている数々の絶滅も、言ってしまえば
「ある種の繁栄は別の種を脅かす」という遥か昔から続く
自然の摂理を拡大したものに過ぎないと言える
本当にそうであるかはさておき
この一文から、恐らく文化的模範を求めているとみて宜しいかと思われますが(人類による絶滅をも善悪から外すことを前提としている以上、自然から知を探りそれを要に人の行動を判断するというよりも、自然現象をその前提の裏付けとして、そして独立して存在している限りは意味が成り立つにせよ紛れもなく曖昧な『拡大』などといった濁す為の言葉を扱ったものはモドキとしか言いようがないが)、それは少なくともこのような場にひけらかすべきものとはとても言えはしない
辞典にはせめて観測可能な事実を、またはそれから来る推察を、一歩譲って余談を載せるべきなのだが、上記のカッコ内のもののように、そもそも異なる論題であったり、あるいはより大きな「記事」に対してならば「議論」の内容としてはありうるものだが、辞典の編集においてはまず、盲信じみた想像であるとして一蹴すべきものだろう
ましてや事実の形で記述された想像など

そしてその文に対する追記の方が余程『事実』に基づいているのはもはや言うまでもない

尤も、種の絶滅は時に生態系へ大きな影響を与え、
それによって人類が損害を被った例は少なくない
現行の生態系を前提とした社会を構築している人類にとって、
動物愛護を始めとした倫理的観点からの善悪を度外視しても、
絶滅とは安易に容認すべきものではないことには留意したい。

これは確かに今この瞬間にも見られる現象の総集であり、己の中にのみ存在する事実で無く、何人たりとも否定することは出来ないものだ
そしてそれらの分別がよく出来た文章である
なぜ入れ替えではなく追記の形で記入されているのかが分からない

その上に、『自然』という文言自体、人為が加わっていない、ありのままの状態を指す意味すらある
上記の文だと、まるで人の営みが自然の表現であるかのように嘯いているような印象を拭えないが、例えば、かの嫌気性生物の大量絶滅には3億年もの長い年月が費やされたというのに、少なくとも私にはその観念正しいものとは思えない
人の絶滅は新生を待たないものだ
そういったものを犠牲と呼ぶことさえできない
丸ごと書き換えるのが妥当なのではと考える

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  • 4316
    名無しの書士隊員 2021/07/29 (木) 18:03:20 ac8f6@cd275 >> 4307

    尤も~から先を追記した者です。
    追記に留めた理由としては、ここの掲示板での指摘が「人類による絶滅を肯定的に捉えすぎている」とのことだったので、逆に否定的意見へと丸ごと差し替えるというのは意図に沿うものであるか疑問に思えた為、暫定措置として追記という形を取りました。

    ただ、自分としてもやや偏っている文章であるように感じていたので、削除には反対しません。
    もし今後先の文章を差し戻すことがあれば、あくまで一つの思想、考え方の一例である旨を記載し、根拠のない不適切な箇所を添削するなどすべきだと思います。