「見解は公式に提示されたものではない」
・作中で発生する百竜ノ淵源ナルハタタヒメ、アマツマガツチと大型古龍の戦闘およびその顛末
・イブシマキヒコが古龍級生物を逃げ惑わせているという設定
以上の二点は「作中及び設定資料集で明瞭に提示された証拠」であり、ユーザーの論説ではなく公式から提示された見解も同然です。
「絶対的な実力差を示すものではない」
百竜ノ淵源は上位ではダメージを一切負わずに大型古龍達を一撃でダウンさせ、MRでも二回の攻撃で操竜待機に移行させます。いずれの場合も攻撃に怯むことすらありません。
アマツマガツチは「バルファルク最大級の大技で」「奇襲」されながら僅かに怯むだけで、逆に通常攻撃で反撃し一撃で操竜待機状態に移行させます。
乱入する大型古龍は能力最大解放状態であり、まだ本気出してないだけという解釈も通用しません。
大型古龍と縄張りを争う生物がイブシマキヒコを恐れて逃走するという事実や、百竜ノ淵源が「比肩するものがないため縄張り争いも生じない」とされている点も含め、これだけ明瞭な設定描写を「絶対的な実力差を示すものではない」というのは屁理屈が過ぎるでしょう。
「乱入モンスターが怯んだ隙をついて鉄蟲糸で拘束しているだけ」
操竜待機にさせられた大型古龍は拘束しないでいるとさっさと逃げていきます。要するに何もせずとも力の差を悟って敗走していくわけで、拘束どうこうはそもそも指摘として成り立っていません。
「一般古龍が超大型古龍に一切抗えないのであればそのように縄張り争いが起きるはずはない」
縄張り争いを仕掛ける=抗い得るという証明にはなりません。単に力量差を把握できず挑みかかり返り討ちにされているだけとも言えます。
なお、「大型古龍が超大型古龍に怪我を恐れさせたり、疲弊させたりしてその行動を変え得る」ともありますが、そうした描写はシリーズを通して皆無です(ガイアデルムを例外とすればですが)。
「相性や特性、状況で劣勢優勢が決まりうる」
超大型古龍と大型モンスターの絶対的実力差の根拠として掲載されていた事例には全く該当しません。
むしろ超大型古龍側がハンターとの戦いで多少なりとも消耗しているぶん、万全の状態で乱入してくる大型古龍の方が有利な状況とすら言えます。
今回の事例でこの観点を持ち込んで「相対的な強さはプレイヤーの想像に委ねられている」とするのは詭弁に近いのでは。
そもそも元の文章は『「同作において超大型古龍の絶対的な強さが描写されている」ため、ガイアデルムが大型古龍と引き分けた点が話題に上りやすい』という趣旨の内容であり、この内容には一分の誤りもありません。
これを改変したことで文意を損なうばかりか強さ議論的な内容となり、かつ上記の通り設定描写にそぐわない代物になっているのが現状です。
よって再度の提言になりますが、場合によっては(釘を刺す意味で)注釈を加えつつ、元の文章に差し戻すのが妥当であろうと思います。