一応お答えしておきますね。
計算式の整合性(はきだした回数 = 1 が成り立つ…のなら、分母に持ってくる必要はある?)
そもそも「確率」って「全体に占める割合」って意味なんです。(同様に確からしいとか独立事象とかの説明は省略)
「全体に占める割合」というのは、「全体を1としたとき、どれだけ占めているか」という意味ですが、
この「1」は、回数が1回という意味ではないんです。むしろ、全体の数は十分に大きくないとダメです。
じわれを1回撃って外れたから、じわれの当たる確率は0%、とは言えません。
じわれを100万回撃って約30万回当たってようやく、30万回 ÷ 100万回 = 0.3、じわれの当たる確率は30%だ、と言えます。
「はきだす時、10回たくわえている」確率というのは、
「十分たくさんはきだした時、はきだした回数のうち、10回たくわえていた回数はどれだけか」という割合を意味するので、
「10回たくわえていた回数 ÷ はきだした回数」で求まります。
そもそも「確率」はこういう「定義」なんです。
スキル発動回数を分母に持ってくる理由
「スキル発動」した時に「10回たくわえたはきだす」をする確率を導出することで何が嬉しいのか?
「10回たくわえたはきだす」の威力、すごくないですか?
一気に何万エナジーも増えるんです。スキル「たくわえる」の目玉要素と言ってもいいですよね。
せっかくの目玉要素、どれくらいお目にかかれるか知りたいじゃないですか。
つまり
「何回スキルが発動したら、1回くらい「10回たくわえたはきだす」が見られるのか」
が知りたくなったわけです。期待値ってやつですね。
これは「スキル発動回数」÷「10回たくわえたはきだすになった回数」で求まりますが、
直接求めるのはちょっと計算しずらかったんです。
そこで、その逆数、
「10回たくわえたはきだすになった回数」÷「スキル発動回数」を先に求めています。
確率の定義から、これを「確率」と言っていますが、ここでは単純に「割合」と考えていいです。
(独立事象ではないので、サイコロのような確率をイメージしちゃうと変に感じるはずです。)
「ゲロMAXにかかる平均日数」の導出過程が不明
はきだす確率が10%のとき、
「10回たくわえたはきだすになった回数」÷「スキル発動回数」= 0.0508
と分かりましたから、
求めたい期待値は
「スキル発動回数」÷「10回たくわえたはきだすになった回数」= 1 ÷ 0.0508 = 19.685
19.685回スキルが発動すれば、1回くらい「10回たくわえたはきだす」が見られる、と分かりました。
一日のスキル発動回数が3回だとすると、
19.685 ÷ 3 = 6.56
6.56日に1回くらい「10回たくわえたはきだす」が見られる、と分かります。
ポケスリは1週間区切りだから、目玉要素を週1回くらい見られるように(はきだし確率10%に)設定してても納得だなあ。という話です。
解説ありがとうございます。とても助かりました。
おかげさまで、ようやく理解することができました。
はきだした回数 を はきだした回数のデータ数の総和 として見るべきだったのですね。
そこで認識のズレがあったようです。
たくわえた回数のデータ数の総和 と はきだした回数のデータ数の総和 が
たくわえるのスキル発動データ数の総和となり、
これを分母にして、
はきだした回数の中でも、
10回はきだした回数のデータ数の総和を抜き出し、
これを分子にして、
たくわえるのスキル発動に占める
10回たくわえた後にはきだす が発動する割合を求めた と理解しました。
定義がデータ数の総和かどうかで躓いてしまっていたようです。
ありがとうございました。
10回たくわえた後にはきだすが発動する が1回発動するまでに
どれだけの試行回数 X が必要か?を求めるため、
X * (たくわえるのスキル発動に占める10回たくわえた後にはきだすが発動する割合) = 1
から X を導出し、
X を 1日の期待発動回数 (= 3) で割って、およそ6.5 日必要だと導出した と理解しました。
ありがとうございました。