メインヒーラーとしての使用感の変遷やぁん
スキル | スキル1回の回復量 | 日中のスキル発動回数期待値 | 総回復量期待値 | |
---|---|---|---|---|
ヤドキング | げんきエールS | 50×1 | 2.04 | 102 |
プクリン | げんきオールS | 18×5 | 1.29 | 116.1 |
ニンフィア | げんきオールS | 18×5 | 1.44 | 129.6 |
サーナイト | げんきオールS | 18×5 | 1.64 | 147.6 |
(「日中のスキル発動回数期待値」はスキルの発動期待値一覧から引用。不眠運用が多いため、日中のみの発動回数を引っ張ってきている)
プクリンと比べて12.1%、ニンフィアと比べて21.3%、サーナイトと比べて30.9%期待総回復力が小さく、世間の評判通りげんきオールより総回復力は劣っている。
一般論はさておき、弊島でのヤドキングは実用上以下のようなスペック・PTで運用しています。
・スキルレベル6 Lv60おとなしい(スキル↑げんき↓)+おてスピM+スキ確
・味方のおてつだいボーナス2人前後
これ実はおてスピ短縮だけでおてつだい効率が1.49倍≒サーナイト同等の回復力になっています。
(サブスキルでおてつだい時間24%減の76%、レベルでの短縮=0.002×60=12%減の88%、合わせて(乗算)33%減のおてつだい時間66.8%で、おてつだいスピードで言うと1÷0.668=1.49倍)
つまり弊島では実運用上、ヤドキングの回復力がスキ確Mしんちょうサーナイトに肉薄しているのです。
ことわっておくと、サーナイトのLvやおてスピ補正が同条件ならサーナイトの方が回復力は当然上です。(ちなみに上で出してるサーナイトは進化直後のLv23を想定しています)
ただ、育成が進むとヤドキングも十分な回復力が出るよということを伝えるべく、恐らく誰もが強いと認める強いヒーラーの例としてスキ確2重補正サーナイトに出ていただきました。
ちなみにプクリン比ならサブスキルのおてスピ無しでもLv60に上げた時点で割と近い回復力になります。
このように、スペック上の回復力が若干低いヤドキングでも、Lvが上がったり編成が成熟したりすると、次第に回復力が強化されていき、いつの間にかメインヒーラーとして十分使える水準になっていきます。
またそこまで鍛える前でも、げんきが低いポケモンに当たりやすい=高いポケモンには当たりにくい仕様のおかげで、げんきチャージのポケモン勢と組ませるとコンパクトなWヒーラーみたいな状態になり、意外とげんきオール抜きでも普通に回ります。特にカイリューはげんチャ&シッポ料理食材持ちで相性がすこぶる良い。
ヤドキングも十分ヒーラーとして立ち回ることができることを踏まえた上で、改めて食材を見たとき、しっぽを持ってくるの強っ・・・となりません?実際強いです。
現時点でも追加食材で突っ込んでるだけでも強い(料理チャンスで確定大成功狙って突っ込むとなお強い)ですが、これから先しっぽを使う大型料理が追加されたらめちゃくちゃ株が上がると思っています。
げんきエール運用方法のページにあるような運用でした。
スキルストックも無く、げんきが低いポケモンに当たるでもなく、ヤドキングのスキ確もテコ入れ前でしたが、それでも「総回復力は低いが不眠運用で強いことを評価すれば全然アリ」という印象でした。
・げんきが低いポケモンに当たりやすくなる
・ヤドキングのスキ確&食材確率1.1倍、所持数増加
えっヤドキングただでさえ強いのにテコ入れするの!?っていうのが第一印象でした。
このテコ入れで、ネックだった回復対象の不安定さは実用レベルまで改善され、回復力もプクリンと比較できるレベルまで達し、正直言ってこの時点でもう普通にメインヒーラーとして使っていいレベルでした。
特に序盤のサーナイトがいない環境下は、ヒーラーの選択肢はプクリン・ニンフィアなので回復力の差も大きくなく、シッポ解禁とヒーラーの育成を1つの編成枠・育成リソースで済ますことができるヤドキングは最初のメインヒーラー候補としてかなり有力になったと考えています。
ただし、言っても「当たりやすくなる」だけなので、万全を期そうと思ったら実用上PT入替・ソロ編成確定自己回復はまあするよねという感じでした。
あとスキル頻度高過ぎて、タップ頻度高くないといけないから他人にはちょっと勧めにくいのは否めませんでした。
・PT入替でスキル発動状態消滅
・スキルとくいにスキルストック追加
発動頻度高すぎてタップ頻度がネックになっていたため、スキルストック追加の恩恵がめちゃくちゃ大きい!!
自分は日中に2時間に1回程度と結構こまめにタップしていますが、それでも日中に1~2回は「!!」します。
PT入替でスキル発動状態消滅は間違いなく弱体化ではあるんですが、Ver.1.5.0のげんきが低いポケモンに当たりやすくなる仕様のおかげで既に実用性は十分上がっており、PT入替戦術は「念のため」の側面が強くなっていました。そのため、PT入替が使えなくなっても意外と弱体化幅は小さかったのです(※ここの印象は個体のスキル盛り具合によって多分かなり変わります)
なお、普通に使えるとはいえ、回復したいポケモンがPT内で一番げんきが低くなるよう編成を適宜いじる工夫は必須です。
特にスキル特化げんきエールの自己回復はスキル発動回数の確保で極めて重要なので、ヤドキングのげんきが100割ってる時、他のポケモンはヤドキングよりも高いげんきのポケモンを出しておいてヤドキングの自己回復を促したいところ。一人だけ飯抜きにして1だけ低くする手とかもあります。
あと睡眠EXP個体もスキルストックですごい価値が上がったと思います!自分とこのヤドキングは睡眠系ボーナス無いので、今度は睡眠EXPヤドランとか育ててみたいですね。