ヤドキングスキレベ6使っています。
げんきエールも強いのは間違いありませんが、その強みはあくまで「場面に応じて柔軟な運用ができる」という点だと感じています。
①本気攻略の週で編成枠がきつい時でも、1回スキル発動&撤収の短時間編成で不眠枠の調達が安定して可能
②育成週に常駐させて複数回スキル発動させることで、育成枠を複数用意することも可能
③編成人数を絞ることで、行動回数を特に増やしたい(※または不眠枠にしたい)ポケモンにげんきを集中させることが出来る
・・・※不眠枠にしたいポケモンは例えば食材得意であるとか、レベル50達成組であるとか、睡眠ボーナス無しのポケモンなど
④(③と類似しているが)ソロまたは2~3人の小人数編成にして、自身にげんきエールを当てやすくすることで自身を不眠枠にしつつ、回復スキルの発動回数を増やす立ち回りも可能。
・・・特攻島きのみS型の場合(主にラピスのリーフィア)は、自身をきのみエースとして大幅な強化することにもつながる
・・・③と関連して、自身を安定して不眠枠にできるため、サブスキルに睡眠ボーナスが一切ないスキル特化個体であっても、就寝時睡眠ボーナス特化の抱き枕枠に交代することで睡眠ボーナスを安定して稼ぐ立ち回りもできる。
これらの要素を1体ですべて満たすことが出来るというのが他にない個性であると考えています。
げんきオールは②の用途では明確にげんきエールよりも優れていますが、①の運用は常駐している方のげんきオールの発動が上振れしないと成立せず、③、④はそもそもげんきオールではできません。
端的に言うと、優劣以前に用途が違います。
ただ、純粋なヒーラーとしては、総回復量や安定性から、原則げんきオールが優先されるのも間違いありません。
行動回数の増加量の合計を論点としてしまうのは、苦手な土俵で戦うようなものであまり得策ではないように思われます。
ちょっと話は変わりますが、げんきエールは実用上「ランダムで1体行動回数増加」という点で、使用感はむしろおてサポと類似しています。
長所
・増加した行動回数でスキルを発動できる点
・基本的にはおてサポより行動回数増加量が大きい点(※)
短所
・重ね掛けに上限がある点(げんき150まで)
・即効性が無い点
・上2点が合わさり、1日2回目のエールや、オール複数回掛かった上でのエールだと、その日の行動回数増加量が10未満になるケースもある。(※)
※げんき回復での行動回数増加は、かかった側のおてつだい時間やげんき状況によって異なる。
無回復おてスピ35%短縮最速ライチュウLv50のような爆速個体の場合、Lv6エールを1回受けると1日の行動回数は約50回増える。
無回復無補正ヤドキングLv50のような鈍足ポケモンであっても10回は増えるため、原則おてつだいサポートより増加量は多い。
ただし例えばげんきオールを3~4回受けていたりすると、げんき80ラインをキープしている時間が長くなってしまい、げんき回復によって行動回数が増える余地が減ってしまう。もっとも、その場合はげんきが高すぎて眠る必要が無くなるという別のメリットが生じるため、短所と言ってしまうのも酷かもしれない。
比較対象をおてつだいサポートとしてみると、「げんきエールは弱い」と言う人はそうそう居ないでしょう。
また、おてつだいサポートについて、「げんきオールより行動回数増加量が小さいから弱い」と言う人もそう居ないでしょう。
おてつだいサポートは用途の違いがしっかり明示・周知されているため、現在ある程度高く評価されているものと思われます。
げんきエールの地位を高めたい場合、高レベル時の用途の独自性をしっかり周知していくことが大事になるのではないのでしょうか。
げんきオールよりもおてつだい回数増加の恩恵が小さいのは確かですが、『具体的にどれくらいの差があるのか』はこれまで示されてこなかったため、仰るところの
の部分だけが強みとして認識されており、純粋なヒーラーとして全く評価されてこなかった側面があったように思います。
もちろんこの強みは大きいですが、『ラピスラズリ湖畔において貴重かつ重要な食材であるモーモーミルクを持って来れるリーフィア』の存在価値が高まったことで、
の側面も改めて評価するべきではないか?というのが私の主張です。
「実際に比較検討を行うべきだ」とした指摘及び編集は妥当だと思いますし、改めて計算したところで言えば、『おてつだいボーナス1個分の差』は少なくともあることが分かったことは意味があると思います。
この⓪運用の観点では『小さくないけど大きすぎるわけでもない』程度の差であり、厳選と育成をしっかり行ったげんきエール持ちであれば純粋な戦力として編成する価値はあると思っています。
おてつだいサポートに性質が近いというのは面白い着眼点だなと思います。
あちらも『エナジーチャージMと比較すると弱いが将来性はある』という評価がなされた上で、おてサポ重ね掛けという全く別の角度からの考察で高い評価を受けていると思います。
こちらも同様に、『げんきオールと比較してしまうと弱いが強力なスキルである』という評価をした上で、「場面に応じて柔軟な運用ができる」という観点でも評価するというのが良いかと思います。
これらの点からげんきオールとは差別化でき、好みによって選ぶか、状況によって使い分けると良い。
お二人のお話から、このように理解しました。大体認識は合っているでしょうか?
げんきエールの回復量も十分戦力たりうる、というご指摘に異存はありません。実際の比較表があるとやはり説得力が違いますね。お手数をおかけしたのは申し訳ありませんでしたが、ご作成頂きありがとうございました。
また実際に運用されている方の使用感も非常に参考になりました。非常に腑に落ちる表現でしたので、「優劣」ではなく「用途が違う」という形でまとめるのはどうかなと思ったのですが、いかがでしょうか。
>> 739
確かにヒーラーとしての評価自体がされてない節はありますね・・・。
意図を読み違ってしまっており、失礼いたしました。
思えば、2進化組がおらず高スキレベを体験する機会が乏しかったり、その割にシッポ解禁の過程で低Lvエール(※Lv2で回復量17)の頼りなさを体験する機会は与えられたりで、「ヒーラーとして弱い」という誤解が生じやすい下地があるような気がします。
しっかり育成したげんきエールはヒーラーとして十分能力があることを示しておくのは、今後上記の誤解を防ぐ助けになり、とても有益だと思います。
>> 745
2について、間違いありません。また、1については自分では書いていなかったですが、同様に考えています。
表現についても差し支えありませんが、実際に編集いただく方に適宜おまかせいたします。
げんきエールのページにおいて、冒頭に以下の一文を加え、考察の項目にその根拠となる比較検討を載せておく形で編集しておきました。
ご指摘や意見、コメント等ありがとうございました。
げんきエールでの行動数の増加について触れていただいたので、げんきオールの記事に倣って、どの程度の性能なら編成に値するかを追記しました。
それに伴い、「実際にげんきエールがどれくらい獲得エナジーを増加させるのかの試算」に編成目安の試算を追加したり、全体的な文章の構成を調整したりしてます。
運用方法とかの言及は後日やろうと思います。