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桜門体育学会事務局
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実際に海外留学を希望するかどうかの判断は外向性の優劣の影響は統計学的には検証することはできなかったとあるが、日高さんはどのように考えているのか知りたいです。
本研究で海外留学希望の判断を外向性の2群に分類した結果、統計学的に検証することができなかったということは、海外留学希望は外向性の優劣よりも高額な留学費用や就職活動時期が遅れるといった外的要因が強く影響していると考えています。
外向性の下位群は,海外での対人関係に不安が高いことが分かったとあるが、この問題を解決するにはどのようなことが必要だと思いますか。
下位群は自身の語学力不足が原因で海外での対人関係に不安が高いと思うので、語学力向上に努めるべきだと思います。大学も語学の授業を増やすなど、更なる日本のグローバル化に向け対応するべきだと考えています。
対象者には,体育学科の学生と書かれていて,もちろん留学に行ったことがある人・ない人がいると思うのですが,「留学先の教育施設・環境レベルが高い」という質問は,ある人には,実際その場所がどうだったのか,ない人にはイメージで回答させているということでしょうか?
留学経験・未経験者どちらもイメージで回答してもらってます。
コロナの影響もあり本大学の体育学科の学生を調査対象となってしまうことは留意していますが、体育学科は他の学科生に比較して外向性が強いと予想されます。この点についてどのようにお考えでしょうか。
また、考察2つ目:外向性上位群において、なぜ「海外留学の興味が高かったことから、海外留学をする上で自身の知識不足が原因で授業に付いていけない可能性を危惧している点が推測でき」るのかを説明していただきたく思います。
杉山(2008)の研究では、体育の授業を通じてコミュニケーション能力が向上する可能性があると述べており,また試合という場におけるコミュニケーションは,スポーツ実践を繰り返すことによって,次第に上達しているといった結果から他学科生よりも体育学科生は体育・スポーツに触れる機会が多いため外向性が高いと私も思います。
外向性上位群は海外留学への興味が高いことから、海外留学に対して強く意識していると考えています。その結果、留学先での授業に付いていくためには、現状の知識では不安であり、更なる努力をすることで充実した留学生活を送ることができると考えている学生が多いのではないかと推測しました。
なぜ日本人アイデンティティは外交性上位群が高く意識していたのか考えられますか?
外向性上位群は留学先でも、積極的に行動し他国の人と触れ合う中で、文化や習慣の違いを強く認識すると同時に、日本・日本人の良さや改善点を高く意識すると考えたからです。
結果的に上位群の方が年齢が高い傾向になりましたがなぜこうなったのか。日高さんなりの考察があれば教えてください。
杉山(2008)の研究では、体育の授業を通じてコミュニケーション能力が向上する可能性があると述べており,また試合という場におけるコミュニケーションは,スポーツ実践を繰り返すことによって,次第に上達していると述べています。これらのことから、年齢が高い方が体育の授業や試合の経験も多いため、上位群の方が年齢が高い結果となったと考えています。