23:47
Tak.:(自分の)ブログってそれこそ二千字もないのが多いんですよ。しかも、こう、パーツが三つくらい組み合わさったりするのが多いんですけど。そうですね、あれは多分ブログのアウトラインの中で、あっちやったりこっちやったりしてる、全然関係ないときに書いたものが組み合わさってできてたりすることが結構多いので、ある記事を書き始めるっていう感覚自体があんまりなかったです。
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自分の頭から出てきた文章のつまらなさを直視しないために、それを切断して違うものとくっつけるみたいな。そうすると、切断して繋ぎ換えると飛躍が生まれるわけじゃないですか。その飛躍っていうのは、普通に僕の中では普通に流れるように書いていくと生まれないものなんですよね。
だから場合によってその、自分でも思いつかなかった、書けなかったはずのを書けるみたいな。書けるわけじゃないんですけど、単に繋いでるだけなんですけど。そうすると自分で読み返したときに、ああ、自分が自然に書いたものよりも面白いかもしれないってちょっと自分で思えることがあって、結局そういう欲求に突き動かされるようになる。
今回最も興味深かったのがこの部分です。
自分の文章がつまらないと感じた結果そういう工夫に繋がるということにかなり仰天しました。
同時に、あの飛躍はそうやって生まれるからああなるのか、ということに納得しました。その飛躍のミステリアスさに憧れを抱いてきたのですが、多分自分がやろうとしていた努力ではこれは実現しなかったなと思いました。でも手法として真似し得ることだというのがわかったので、逆に自分に取り入れられる可能性は見えてなんだか気持ちが軽く自由になった感じがします。
素朴な疑問ですが、Tak.さんの喋りはずっと面白いと思っているのですがご本人の感覚としては話すのと書くのとで大きく違っていたりするのでしょうか。