ここを一人で使うことに関しての所感など
zawazawaの仕様の話
- Markdownを使える。コードブロックも可。
- 自分の投稿は後から編集可。
- データはCSVでエクスポート可。
- 各ページRSS取得可能。コメント単位で取得できるが書式なしで冒頭百数十字のみ。
- リンク方法
- ツリーにする
- ツリー表示→対象コメント下部の「+」をクリック
- タイムライン表示→対象コメントの投稿日時右の矢印をクリック
- ツリーにできるのは2階層まで。それ以上深い階層は作れない。
- 本文中にアンカーを付ける
- 半角で
>>12
という形で書く。 - アンカーをクリックするとその上部に対象コメントが表示される。
- 半角で
- 本文中に「外部コンテンツ埋め込み」で埋め込む
- 書式設定コマンドの中から「外部コンテンツ埋め込み」を選択し、対象コメントのURLを入力する。
- 対象コメントがカードとして埋め込まれる。本文が長くても全文表示される模様。
- ツリーにする
- コメントの投稿日時をクリックしてコメントのURLにアクセスした時、ツリーになっている下位コメントは表示されるが、他の手段でリンクしたコメントは表示されない(リンクされていることはわからない)。
一人で使うために作ったんじゃないけど一人で使っても面白いんじゃないか、と思っているところ。
以下の記事で書いた、
Noratetsu Lab: 短文投稿サービスを彷徨う
ということを前提として、
今掲示板を使ってみるということについて #3
と考え、zawazawaというのは絶妙に自分の要求に応えてくれる場所なのではないかという気がしてきている。
Twitterのタイムラインは一本しかないし、その一本も常に他者と部分的に共有している状態にある。
一方、ここはトピックとしていくらでもタイムラインを増やすことができる。過去の記述に追記するのも簡単だ。自分のつぶやきの管理としては実に便利だと思う。
この「タイムラインを複数作りたい」というのは、Trickleというサービスが解決してくれるかに思われた。
いや、機能としては解決してくれている。が、SNS的性格が残り過ぎていること(リリース当初の様子ではそう感じた)と、アプリ内でしか書き込みにアクセスできないということがネックに感じた。
Mastodonのアカウントを持っていて一応普段から呟いているが、これも「Twitterとは別の、もう一本のタイムライン」という気分で使っていた。それも、ほんとうの意味での「つぶやき」としてのタイムラインと見なしていた。
Twitterの方がぐらぐらなので、TwitterをすっかりやめてしまってMastodonに一本化するという可能性もあるのだが、そうするとまたタイムラインが一本になってしまう。
となると、「つぶやき」としてのタイムラインをここに複数本つくり、「よそ行き」としてのタイムラインをTwitterなりMastodonなりに一本作る、というのがスッキリして良いのではないか。
Markdownが使えるので修飾も自由。メモとしてもノートとしても使える。
後から編集することもできる。
コードブロックも使える。
一時期GitHubのIssueをメモに使おうとしていたけど、GitHubを開くのがちょっと面倒くさくて続かなかった。
こっちなら続く感じがする。
データのエクスポートもできるようだ。CSV形式。
これはありがたい。
「のらてつの茶の間」と称して作っていたページも、要するにこういうことがやりたかったような気もする。
茶の間は「テキトーに書きたい」という要求が「更新はPC限定で、GitHubを経由する」という形態とマッチしなかった。(技術不足でそれ以外の形式を作れない)
でもここはスマホから書き込める。今まさにスマホで書いていて、これはいいぞと思っているところ。
問題は書き込みがべらぼうに多くなった時の様子がどうなるかかな。
まあでも一番上や一番下にジャンプできるし、コメント検索機能もあるから困ることはないか。
Twitterだと自分のツイートはあっさり流れて行き、アカウントのホームをただ遡っても蓄積を感じられない。
その点、ここは100%自分の投稿で、かつ色々工夫をすることができる。
逆に「流れてしまうからこそ言ってしまえる」みたいなものはここでは書けないが、そもそもそういうのはあんまり書かない方がいいだろう。
拠点をこの掲示板にすることで、情報の濁流を「見過ぎる」ということがなくなる。
本当にやりたいことは何なのかをゆっくり考えられる感じがする。
トピックごとにRSSも取得できるようだが、長いと全文は表示されないな。
Twitterを使うにあたって「自分の発信を充実させなきゃ」とはあまり思わないのだが、これは自分のブログやサイトと同様に充実させていきたい感じがある。
読んだ記事の感想とか引用とかをどこに書いたらいいのかって地味にスッキリできていなかったけど、ここでいいのでは!という感じ。
筆者に感想が届く可能性はガタッと落ちるけど、感想を届けたいと強く思ったらその時はTwitterに書けばいいかなと思う。
Web記事感想
断片ごとにコメント分けたら良さそうと思ってそうしたけど、それより1記事1コメントにして内容の塊ごとに折りたたみで書いた方がいいかな…。
1コメントの文字数に制限がなければその方が…?
うーん、でも後から書き加えたい時に微妙か…。
断片ごとにコメントは分けて、各コメント内に折りたたみを使ったら良いか?
ちょっと長く書こうとした時に、「今後ツリーにするかもしれないなら細かく切り分けた方がいい」と思ってなるべくアトミックにしようという気持ちが働く。その「ちょっと待てよ」という感じが自分で面白い。
Twitterでは「なるべく誤解ないように一度に書こう」とか「140字埋めるくらいで話の収まりが良い」とかいうことを考えて、字数が短い割に話が横断的になってしまうこともあった。
色々な考え・感想が各トピックで生じるわけだけど、そのまとめとして上部の内容欄を使ってもいいし、何番で何を話していたかをインデックスにするというのもアリだ。
コメント欄はTwitter同様にどんどん流れていくけど、しっかり編集できる内容欄があることで(一応Wikiなので)、トピックページを「育てる」ことができる。
手間をどれだけかけられるかはまあわからないけど、「流れっぱなしにせずに済む方法がある」と思って使えるのはかなりありがたいことだ。
TwitterをTogetterとかmin.tにまとめるということをする時、Twitterからツイートを拾ってこなきゃいけないし、そこで拾わなかったツイートはそのまとめからは確認できない。
でもここは、テーマに関するコメントが全部下に連なっている状態で「まとめ」となるものを作ることができる。
内容欄にもアンカーを使えるようだ。トピック内ならURLや本文をペーストする必要もないということだし、情報の取り回しとしてかなり良い感じな気がする。
一人で使っているScrapboxに何か書く時、Wikiをイメージして「最新版の、いい感じの情報がまとまっている状態」を理想的だと思ってやっている。
で、「いい感じ」になる前の紆余曲折というのがしばしば発生するけど、それがごちゃごちゃ混ざっていると結局何がなんだかわからなくなるので、最終的に「ここを読め」的な場所を冒頭とかに作ることになる。
そして紆余曲折には「少しずつ路線が変わっていく」という場合もあれば、根底から考え直すということもある。アウトラインを仕切り直すというのがよく発生する。
そういう一連を全部書いていいのがScrapboxの良いところだと思う。混ぜたければ混ぜるし、分けたければ分けてもいい。ページを改めるのもありだ。
一方で、Wikiの「最新版+議論場(コメント欄)」という組み立ての「うまさ」も今実感している。
過去に見ていたWikiはどこも「これ追加しといて」「ここ違ってますよ」系のコメントが多かったのであれだが、多分Wikipediaなんかは普段目に入らないところで結構議論されているのだろうし、見える部分は常に結論の最新版が整えられた状態なわけである(そもそも議論が発生していないページももちろんあるけども)。
編集履歴が「版」として各段階できちんと残っているので、「削除」を躊躇わずに済む。自動で記録されるとタイミングがよくわからないし、各「版」に説明をつけられることも結構大事だと感じる。
他のコメントにリンクするには、「+」マークからツリーを作るか、「
>>1
」という形でアンカーをつけるかの二通りがある。zawazawaだとツリー表示は「+」マークでツリー構造を作ったときだけ反映される。
アンカーをつけるとそこがリンクになってクリックすればリンク先が表示されるが、リンクされた側にはリンクされていることを示す情報は加わらないっぽい。
ツリー構造が便利な一方で、アンカーを使った言及の仕方はあまり有効じゃないという感じかな。
うーん、微妙に痒いところに手が届かないポイントかもしれない。
あとは埋め込むという手がある。
「外部コンテンツ埋め込み」を選択してコメントのURLを貼る。
内容欄にもアンカーを使えるようだ。トピック内ならURLや本文をペーストする必要もないということだし、情報の取り回しとしてかなり良い感じな気がする。
場所を取らないように本文が短いコメントを選んだが、長文になっても全文表示できる。
他のトピックのコメントを貼るのもやりやすい。
いずれにしても「ツリーにする」という形にしないとリンクされていることはわからない。
まあ、そんなに気にしなくてもいいかもしれないけど…。
バックリンクって別にそんな「必須」のものじゃないのに、バックリンクがフォローされているという様子を「良い」と思いすぎて、無い時に「無いのか~」と過剰に嘆いてしまっている感じがある。
ツリー構造が2階層まで(コメント→反応→コメ主の返答、を想定?)と気づいた。
まあアウトライナーじゃないのだしあんまり複雑になってもよくないので深く出来ないのはおかしいことじゃない。
あんまり芋づる式に引っ張り出せることを前提としない方が良いな。それは他のツールでやればいいことだ。
それより、Markdownを使えるのだし上部に欄があるのだし、ちょくちょくまとめ直しをするのが大事かもしれない。
一時期GitHub Issuesを普段の生活に取り入れていたのも、コメントの積み重ねという形式が、「その時点のまとめ」を作りやすく感じていたことによる。
同じように、「この時点」を積み重ねるように考えていこう。
ひとりでやっているのが前提の話だが、「リンクされていること」を強調したければ元コメントを編集してアンカーをつけてしまうという手もあるな。
>> 30は>> 29を踏まえて書いたわけだが、>> 30を>> 29のツリーにする必要はあったか?ということを考えてみる。
別にツリーでも問題はないので「ツリーにすべきではなかった」という話ではない。「ツリーにした方が嬉しいのか」ということをちょっと考える。
ひとりで使う場合に現状ツリーにしたい時というのは、
といった感じ。
1番は対象コメントの持つ意味が変わる可能性があるので必ず目に入る形でくっついていた方がいい。(なお新たにコメントを作らずに対象コメントの本文を編集してしまう手もある)
2番は普通に「レス」という感じなのでツリーで良い気がする。が、別にアンカーでもいい気もする。感情的な反応はツリーで、理屈的な反応はアンカー、という分け方もありうるか。
3番は対象コメントの下位である必要はない、というか、そこからまた枝分かれする可能性があるからツリーではなくアンカーの方が構造として相応しい気がする。
外部コンテンツ埋め込みの様子をちょっと並べてみる。
コメントひとつの中に外部コンテンツ埋め込みはひとつだけにしてくれと出るのでひとつずつ。
公式の説明↓
2018年時点の記述では以下に対応しているということになっている。
ブログ(Blogger)
Twitter
大きいので折りたたみにします。
ちなみにコミュニティ内のツイート
Mastodon
本文が長くても全文表示されるっぽい? 改行が反映されないのでちょっと見にくいけど。
Scrapbox
いくつか試した感じだと空行を除いて先頭5行表示? descriptionの部分ということかな。(ちゃんと検証してない)
YouTube
(自分のコンテンツがないのでうちあわせCastの動画で)
zawazawaのコメント
書式も反映されるので見やすい。
一人で使うために作ったんじゃないけど一人で使っても面白いんじゃないか、と思っているところ。
以下の記事で書いた、
Noratetsu Lab: 短文投稿サービスを彷徨う
ということを前提として、
今掲示板を使ってみるということについて #3
と考え、zawazawaというのは絶妙に自分の要求に応えてくれる場所なのではないかという気がしてきている。
zawazawaのトピック
概要部分の表示は短いな。
基本的に綺麗、だけど、場所を取るので単にリンクを貼れればいいところは普通にリンクにした方が良いな。
短文投稿系は埋め込む。