https://www.viet-jo.com/news/economy/230925135148.html
国連総会に出席するため米国を訪問したファム・ミン・チン首相は現地時間21日午後、ニューヨーク市でアップル(Apple)、ボーイング(Boeing)、グーグル(Google)など米国主要企業の代表者と会見し、ベトナムへの投資促進を求めた。
アップルの代表者は会見で、ベトナムは同社にとって重要な市場であり生産地でもあると強調し、ベトナム政府の支援措置を評価。また、双方の間には協力の余地が残されているとし、ベトナムのエネルギー転換戦略に大きな関心を持っていると述べ、ベトナムの人材、特にソフトウェア開発人材の育成に参加したい意を示した。
一方、チン首相はアップルに対し、ベトナム事業の拡張、現地化の強化、ベトナム企業の生産能力と競争力の向上、グローバルサプライチェーンへの参加支援、イノベーションやデジタルトランスフォーメーション(DX)のエコシステム構築の支援を望んだほか、ベトナム計画投資省傘下の国家イノベーションセンター(NIC)に研究開発(R&D)センターを設置することを検討するよう提案した。
ボーイングに対しては、ベトナムでの生産とサプライチェーンを拡大するほか、大規模な航空機保守メンテナンスセンターの建設やベトナムの人材育成・技術移転を支援し、ベトナム企業のボーイングサプライチェーンへの参加を支援するよう呼びかけた。
また、グーグルに対しては、NICへの支援を継続し、情報の安全性・セキュリティ確保の面で協力するほか、ベトナム企業向けデジタル技術のトレーニングとDX化の支援や、グーグルのバリューチェーンに対応するための技術移転・人材育成を行うことを提案した。
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