お通や事情から見える縮む国、日本・・貧しいのは、本当だった・・
良くしてくれた叔母さんが亡くなった。老衰、90歳越え・・久々に顔を合わせるいとこ達、みんな、年をとった。
香典の相場は、このケースだと5000円~1万円ぐらい、でも、とてもお世話になったので5万円包んだ。
おいらにとっちゃなんてことない金額だが、30年前は5万~10万の香典が飛び交っていたものだ!
随分、香典の額も減ったものだ。御経の後、弁当が出たが、8年前は1500円ぐらいの内容だったが今回は
600円ぐらい。。同じ条件で3分の1に減った事になる。年々、規模と質が落ちている。
前回は、部屋に通されて、親戚で談笑したものだが、今回は、それもない、会場の出口で10分ほど再開を
喜んだあと、安い弁当を渡されて、みな、そそくさと帰って行った・・
なるほど、香典が5000円の訳、納得だ!・・5000円しか払えません、だったらそれに見合ったお通やになる。前回払った香典が10万円、今回は5万円、確かに世間の相場の10倍の金額を払っている訳で、おいらの方がずれているのかも知れない、いや確かにずれている。
いとこ達は、みな年金暮らして、細々と生きているみたい。昔は、羽振りが良かったが今は、見る影もない!事業を起こし、派手に金を動かしているおいらとは、違う世界にいる。
雑談の内容は、やはり、おいらの民泊で盛り上がった、雑誌やメディアで紹介され、検索上位の常連の宿だ。皆が知っているみたい。可愛いそれぞれの姪っ子(20~30代)たちは、「私も泊まりた~い」とか
口々に言っていた。姪っ子たちに言われると、ちょっと嬉しいような、喪服すがたの姪っ子は、みんな若いし、色気がある。
みんな年をとり確実に貧しくなった。質素な600円弁当から見える「縮む日本」は、本当だったのだ。。
バブル時代は、豪州へ英語を習いに行くのはバカにされてた。方言だし、アメリカへ行けないから豪州だと。
今は、豪州は高いんで、フィリピンへ行ってる。(笑)
東京のマンションが昨年億ションになって当面の天井模様だが、東京の不動産は海外大都市の不動産に比べて滅茶安い。アメリカ、欧州、シナの大都市は滅茶高い。特に特殊事情の香港。バブル時代は東京の地価でアメリカ全土が買えてた。笑
20年前、タイでは、一発600BT(チェンマイのソープ・「さゆり」)で当時の為替は2.5円位だから、1500円。これほんとの話。今は3000BTで為替は4.28円だから、12800円。ネット情報では、歌舞伎町のホスト狂いのたちんぼは10000円らしい。日本は滅茶安い。(笑)
30年前、フィリピンから日本へいっぱい出稼ぎに来てた。今は、日本から海外へ出稼ぎが多く、若い女の一人旅行は簡単には入国できない。(笑)
高くなったのは、時計、自動車、不動産、金、株・・・つまり、金持ちが持つ「資産価格」。