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日本株個別銘柄 / 649

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NINJA300 2024/06/01 (土) 17:25:36

31日の東証プライム市場で売買代金が7兆7612億円と過去最高を更新した。代表的な世界株指数の構成銘柄変更に伴い、指数に連動した運用成果をめざす投資家からリバランス(持ち高調整)目的の注文が集中した。それに乗じた短期筋も巻き込んで商いが膨らんだ。

売買代金は前日の1.8倍に急増し、年初から5月30日までの1営業日平均(4.6兆円)を大きく上回った。2023年5月31日の旧1部市場を含めた記録(6兆9552億円)を1割あまり更新した。このときも株価指数の銘柄見直しで売買が膨らんでいた。
午後3時の取引終了にかけての1分間だけで3兆8883億円の取引があった。ゴールドマン・サックス証券の石橋隆行ヴァイス・プレジデントは「米MSCI株価指数の構成銘柄見直しに伴う売買が最大の要因」と指摘する。

代表的な全世界株指数「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(ACWI)」は算出対象の企業を四半期ごとに見直す。日本株では今回追加が1社、除外が15社で差し引き14社減り、31日の取引終了時点で反映された。同指数に連動する運用は多いが「証券各社の予想以上に売買が膨らんだ」(CLSA証券の釜井毅生エグゼキューション・サービス統括本部長)。

もっとも、事前に織り込んでいた相場への影響は限られた。31日の日経平均株価は前日比433円(1.1%)高の3万8487円と4営業日ぶりに反発した。

売買代金が膨らんだ背景には、需給イベントに乗じて値幅取りを狙う短期筋の手じまいも影響したようだ。市場関係者からは「除外銘柄をあらかじめショート(売り持ち)していたヘッジファンドなどが大引けにかけて買い戻すような動きもみられた」(外資系証券)との声が聞かれた。

除外銘柄には指数連動ファンドの機械的な売り注文が集中したはずだが、対象のシャープは1.2%高、清水建設は1.4%高、スクウェア・エニックス・ホールディングスは3.6%高など、軒並み上昇して終えた。一方で新規採用のアシックスは1.1%安と下げた。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB318EM0R30C24A5000000/

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