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Japari World (けものフレンズ短編小説 図鑑・小話)

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もやしまる氏が2018年8月18日から更新を始めた『ジャパリワールド』に登場する乗り物たちを図鑑トピックとしてまとめてみました(もやしまる氏には作成前に許可を貰っています)。初投稿なので不定期更新になるかもしれませんが、これから更新されていく『ジャパリワールド』読者の方々はこの図鑑トピックをざっと読んでくれる程度で構いませんので、完結までじっくり世界観を楽しんでいってもらえると嬉しいです。

SAVANNA
作成: 2018/08/20 (月) 01:11:44
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1
SAVANNA 2018/08/20 (月) 01:23:11 821d7@da1bf

注意事項
・元ネタのけものフレンズプロジェクト、ジュラシックワールドの内容とは一切関係ありません。
・乗り物以外にもジャパリワールドに出てくる施設などの歴史や小話などを記載する事があり
ます。
・乗り物は実際に存在するメーカーの車です。
・初投稿する者なので誤字等についてはご了承ください。

2
SAVANNA 2018/08/21 (火) 04:36:25 821d7@da1bf

『3代目 セルシオ(後期型)タクシー』
このタクシーは2003年8月にマイナーチェンジが行われたセルシオがベースとなっており、グレードはC仕様のものとなっている。全長が5015ミリと比較的大きく内装も広々としていて、エンジンはV型8気筒DOHC32バルブとパワー・トルクにおいても優秀である。現代はこのようなタクシーは殆ど見られない為か、一部の若い年齢層の客の中にはこのタクシーに乗る事を一つの楽しみとしている者も居るらしい。

〜主な装備、スペック〜
・型式:UA-UCF31・ミッション:6速AT・駆動方式:FR
・全長×全幅×全高:5015×1830×1160mm・ホイールベース:2985mm・車重:1850kg
・室内全長×室内全幅×室内全高:2080×1535×1160mm
・エンジン型式:3UZ-FE(超-低排出ガス車 U-LEV)・最高出力:280ps/5600rpm
・サスペンション形式:ダブルウィッシュボーン式エアスプリング
・ブレーキ形式:ベンチレーテッドディスク
・10-15モード燃費:8.9km/L
インテリアセレクションはC仕様に設定されている柔らかいセミアニリン本革(皮のなめしに手間をかけ、表面処理を減らした高級な皮)シートと後席パワーシートが装備してあり、お客様の事も考慮してマッサージ機能やシートヒーターなどのFパッケージオプションも装着(これらを作動させる際は別料金で、20〜30代のお客様にかけて100円、40〜50代のお客様にかけて50円、60代のお客様からは無料で提供されます)。
ドアはバキューム式エアードア(真空式)となっており、お客様が来たらすぐにスイッチ一つで簡単にドアを開ける事ができる。因みに仕組みはエンジンのインテークマニホールド内に発生する吸気負圧を利用してスイッチ操作一つで自動的にドアを開閉することができるというもの。乗務員の疲労軽減に繋がり、安全面でも優れている(運転姿勢のままドア開閉を行うことにより常に後確認でき、自動二輪や自転車などの突っ込み事故を防ぐなど)。

〜1分でわかるセルシオタクシーの活躍〜
このセルシオタクシーがジャパリワールドに導入された当初セルシオタクシーについての認知度は低かったが、初めて乗った客の大半はあまりの乗り心地の良さと内装の豪華さに心を奪われ、その評判は瞬く間に広まり、セルシオタクシー導入からたった数週間で利用者数が急増化。タクシーの利用者数ではこのセルシオタクシーがダントツになり、その後導入された新型のタクシーにもその記録を破られる事は無く、閉園までお客様に親しまれ続けたそうだ

3
SAVANNA 2018/08/23 (木) 03:47:55 7afd9@da1bf

『JWPR(Japari World Patrol)RX8 JW08号車』
『JWPR(Japari World Patrol)BRZ JW16号車』

〜JWPRになるまでの経緯〜
ジャパリワールド開園(2017年)から33年前(1984年)、吉崎犬吉(よしざきいときち)が突如海底火山の噴火により生まれた巨大な島に『Japari park』と言う巨大総合テーマパークを設立。そして犯罪や事故を防ぐために警備会社とも契約を結び、『JPPR(Japari Park Patrol)』という警備組織も設立された。それからパーク内での事件等が発生した際はそれに基づいてJPPRが次々と最新鋭の警備技術を導入・対策していき、パークの安全は末永く守られていった...筈だった。パーク開園から20年後(2004年)、突如現れたセルリアンという未確認生物による暴動が発生。JPPRの総力でセルリアン討伐作戦を実行するも犠牲者が続出したため、その後自衛隊が5日かけて暴動をなんとか鎮静化し撃退。その事件発生からパークは再び開園する事はなかったが、閉園から10年後(2014年)にパーク創立者である吉崎犬吉が亡くなり、吉崎犬吉の孫である吉崎早希(よしざきさき)が社長の代となった。吉崎早希は祖父の『もう一度テーマパークを開園する』という思いを実現させようと考え、すぐさまジャパリパークからジャパリワールドとしてリニューアルオープンするためのプロジェクトを開始。本格的に計画が進んでいた為再び警備会社と契約を結び、組織名は『JWPR(Japari World Patrol)』として決定。それから3年後(2017年)、正式にジャパリワールドとしてリニューアルオープンする事を実現し、1日目の来場者数は86,850人を記録。JPPR車両はハイブリッドカー等が台数として一番多かったが、早速東区の通報に応じ、犯人の元へいち早く到着したのはrx8とbrzであった。
『RX8』
吉崎早希が2014年に警備会社と契約し、その数ヶ月後に警視庁広報センターからとある話が届いた。その内容というのが、なんと2013年に活動を終了し現在ポリスミュージアムに展示されているrx-8をジャパリワールドで再び復活させてほしいと言うものであったのだ。早希はその提案をすぐに許諾し、一台だけ特別な仕様でJWPR車両として登録。その後整備や改装などはジャパリパークモーターカンパニーJPMCの手により完了した。3年後、ジャパリワールドが開園するとPR作戦として丁度パークの入り口に配置しておいたRX8に指を指したり写真を撮って行ったりと、効果は抜群であった。その後東区から危険運転の通報が入りRX8はその場から緊急出動し、BRZのJPPR車両と合流して2台で回り込んですぐに犯人を確保し一躍有名な車両となった。

〜主なスペック、装備〜
・型式:ABA-SE3P・ミッション:6速MT・駆動方式:FR
・全長×全幅×全高:4435×1770×1340mm・ホイールベース:2700mm・車重:1290kg
・室内全長×室内全幅×室内全高:1755×1455×1120mm
・エンジン型式:13B-MSP(水冷直列2ローター車)・最高出力:240ps/8400rpm
・サスペンション形式:ダブルウィッシュボーン式
・ブレーキ形式:ベンチレーテッド式

  1. ・10・15モード燃費:9.4km/L
    この車両は軽量化等も施されていて、主にドライカーボンボンネットやドライカーボンルーフetc...これにより純正1350kgから1290kgと60kg軽量化している。内装はSE3Pフロントエスケープタイプのロールバーを組み、自車の位置を司令センターにリアルタイムで無線で送るカーロケーションシステム、カーナビ、ストップメーター、助手席フロアにはサイレンを鳴らす際に使う足踏み式のペダル等が設けてある。パトランプはブーメラン型緑色灯で、ブーメラン型の丁度中心部分に360°撮影できるカメラが設置してある。JPPRは2時間ごとに交代でパトロールしに行き、その映像は監視員が細かくチェックしていて怪しい人物は自動でマークする最新技術も取り入れられているのでほぼ確実に犯罪を防ぐ事ができる。エンジンはOH済みで、排気系で8馬力、コンピュータ設定で7馬力。合計15馬力程度UP(純正220ps→235ps)。ボディカラーはJPPR特有のスカイブルーで、特別防錆処理も施されているため雨に濡れても平気だ。

BRZは23日の夜に更新ですゾ画像1

4
SAVANN 2018/08/24 (金) 03:38:56 7afd9@da1bf

『BRZパトカー』
このBRZパトカーは2015年、富士重工株式会社がJWPRに向けて6台寄贈した物の中の一つで、チューンアップ・改装等はジャパリパークモーターカンパニーJPMCが手掛けたものである。このパトカーの識別番号は『16』となっており、他の5台も識別番号は同じ16となっている(外観、装備などに違いがないため)。
〜主なスペック、装備〜
・型式:DBA-ZC6・ミッション:6速MT・駆動方式:FR
・全長×全幅×全高:4240×1775×1295mm・ホイールベース:2570mm・車重:1200kg
・室内全長×室内全幅×室内全高:1615×1490×1060mm
・エンジン型式:FA20(水平対向4気筒車)・最高出力:208/7500rpm
・サスペンション形式:
・ブレーキ形式:ベンチレーテッド式
・JC08モード燃費:11.8km/L
装備等は上記のrx8パトと殆ど変らず、唯一違うと言った箇所は後部電光掲示板が設置してあるという所だ。そして中身は6台全てNAからリショルム式スーパーチャージャーに変更し、約50馬力アップ。リショルム式スーパーチャージャーはエンジンが高温になる事がなく、これにより長時間走行が可能になる。因みに、このBRZパトカーはJPMCが一度このBRZを納車記念セレモニーが行われるJWPR本部に運ぶためキャリアカーの荷台に載せようとした所、業者のミスで横転しボディ等の損傷が確認されたが1日で損傷が激しかったフロント周りのマスクやヘッドライト等をたまたま在庫があった相互性のある別のものに変え、少し不調が出ていたエンジンも完全修復して1日遅れではあったがその後無事にJWPRの元へ届けられた。だが納車記念セレモニーが終わると他の5台と外観が違うという事で直ぐに元に戻された。しかし接合部分等が他の5台と比べて微妙に違っていて、そのBRZの情報は納車記念セレモニーに参加していたメカニックが他言したせいか徐々に広まっていき、後に『幻の一台』と人々から噂されるようになる。そして、この画像はまさに幻の一台と呼ばれたBRZなのだ。のだ。のだ...アラi(殴画像1

5
SAVANNA 2018/08/26 (日) 22:12:58 f3752@da1bf

ジャパリパークビークルメモリー(新設)
IN:ジャパリ360,ジャパリヤングSS
(360:1984〜1990) (ヤングSS:1990〜2004)
ジャパリ360はスバル360をベースにした観光用車両であった。製造したのは富士重工(現:スバル)であって、メンテナンスや修理はジャパリパークモーターカンパニーJPMCが手がけていた。エンジンには専用のスーパーチャージャーが付いており、ミッションはAT・MTと選ぶ事ができた。
1990年(平成2)に後続のヤングSSとバトンタッチした。製造が終了しても360は数を減らしつつも2004年の閉園までこよなく愛された。
一方ヤングSSはロータリーターボエンジンを搭載し、360とは比べ物にならないほどのパワーを発揮した。そのヤングSSは、『猫の皮を被った狼』というあだ名が付き、一躍有名になった。そしてヤングSSも、2004年の閉園まで愛され続けたのであった。
〜スバル360の画像1
主なスペック〜
・型式:k111 52・ミッション:3速AT・MT・駆動方式:RR
全長×全幅×全高:2995×1295×1335mm・1800mm・車重:385kg
・室内全長×室内全幅×室内全高:?
・エンジン型式:EK32型(強制空冷2ストローク並列2気筒ガソリン車)
・最大出力:25ps/5500rpm
・サスペンション形式:フロント(トレーリングアーム独立懸架)リア(スイングアクスル独立懸架)
・ブレーキ形式:ドラム
・10・15モード燃費:24km/L

6
SAVANNA 2018/08/26 (日) 22:24:57 f3752@da1bf

因みに2004年のパーク閉園後は島が完全に放置され、島に残されたフレンズたちは貴重な存在であるため高額で取り引きをする目的で密売業者が遥々海外から島にやって来て、フレンズたちを傷付けたり攫って行ったような事が数回あったそうだ。

7
SAVANNA 2018/08/28 (火) 02:09:44 d5577@da1bf

ジャパリパークビークルメモリー
IN:ジャパリミゼット,ジャパリジムニー
(ミゼット:1984〜89)(ジムニー:2期 1991〜2000,3期 2000〜2004)
・ジャパリミゼットは懐かしさを感じてもらおうと吉崎が提案したツアービークルの一つであった。エンジンは特に変わりなく普通の純正であった。ミッションは全てマニュアルで、たまぁにエンストを起こした観光客も居た。またパーク内では荷台に乗る事はokにされていたみたいだがシートベルトが一つもない為、転倒や衝突事故等があると吹っ飛ばされたりして危険だった(その為ヘルメットが必ず必要だった)。
89年にはガタがきてるのとハンドリングがおかしく、すぐ転倒してしまうミゼットが相次いだ為、ジムニーにバトンタッチした。
〜ミゼットの主なスペック〜
・型式:MP5・ミッション:3速MT・駆動方式:FR
・全長×全幅×全高:2970×1295×1455mm・ホイールベース:1905mm・車重:415kg
・室内全長×全幅×全高:?
・エンジン型式:ZD型(空冷305cc単気筒車)
・最大出力:12ps/4500rpm
・サスペンション形式:フロント(テレスコピック+フォーク)リア(リジッドアクスル+リーフスプリング)
・ブレーキ型式:ドラム・燃費:?

・ジャパリジムニーは89年にミゼットの代わりとしてデビューしたのが初代2期型のジムニーであった。そして世代交代と同時にエンジンのパワーも上がった。その後は3期まで続き、閉園と同時にジムニーの活躍は幕を閉じた。
〜初代ジムニー2期型の主なスペック〜
・型式:LJ20F・ミッション:4速MT・駆動方式:パートタイム4WD
・全長×全幅×全高:2995×1295×1670/1615mm・ホイールベース:1930mm・車重:625/660kg・ボディタイプ:幌
・室内全長×室内全幅×室内全高:?
・エンジン型式:L50型(水冷359cc2サイクル直列2気筒車)
・最大出力:28ps/5500rpm
・サスペンション形式:リーフリジット
・ブレーキ形式:ドラム
・燃費:?
89年にミゼットの代わりとしてデビューしたこのジムニーは75年に追加された幌の4人乗りのLJ20F型であり、前の2人乗りのミゼットと比べると家族連れの客が多かったパークではかなり活躍した。フェンダーミラーは運転席側の左側だけに設置し、社外製のグリルガードや軽量の装甲板も装着。事故の際の修理費等を抑えたりもして、ビークルとしての安全性は格段に上がったという。
〜初代ジムニー3期型の主なスペック〜
・型式:SJ10-4・ミッション:4速MT・駆動方式:パートタイム4WD
・全長×全幅×全高:3170×1395×1845mm・ホイールベース:1930mm・車重:675/710kg・ボディタイプ:バン
・室内全長×室内全幅×室内全高:?
・エンジン型式:LJ50型(水冷539cc2サイクル直列3気筒車)
・最大出力:26ps/4500rpm
・サスペンション形式:リーフリジット
・ブレーキ形式:ドラム
・燃費:?
2000年にこの3期型ジムニーも追加され、2期型と比べて操縦性が大幅に向上。幌モデルからバンになってパワーは少し下がったが屋根が付いてさらに社外性の強いロールバーが取り付けられた為、安全性も上がった。

(画像は28日夜までに更新しときますorz)

8
SAVANNA 2018/08/29 (水) 00:02:42 f855a@da1bf

画像1
ここはジャパリパークの工業地帯や早希の博物館がある東区で、丁度博物館前である。博物館近くにはビークル貸し借り場が設けてあって、パーク閉園から9年(2013年)経った今でもビークルの形はボロボロではあるが残っている。そのすぐそばにはグッズ売り場があり、今となっては地面に埋まりかけて修復不可能な程の惨状だ。そしてグッズ売り場の上で眠っている大破したジムニーは2000年に追加された3期型。これはセルリアン暴動事件で家族連れごと吹き飛ばされたらしく、車内には白骨死体も残っている。

9
SAVANNA 2018/08/29 (水) 00:07:26 f855a@da1bf

上の完全版は後ほど(

10
SAVANNA 2018/08/30 (木) 19:45:49 cc538@da1bf

『JWPR(Japari World Patrol)Marussia B2 JW2号車』
マルシャB2は、元レーサーでTVタレントのニコライ・フォメンコ(マルシャ社社長)と起業家のアンドレイ・チェグラコフ、エフィム・オストロフスキーらが2007年に設立したロシアの『マルシャ・モーターズ』から誕生した。因みにマルシャの意味はスペルを見ればわかりやすく、『Russia(ロシア)』にMaを付けたものである。マルシャ社は2008年12月にソ連・ロシアを通じて初のスーパーカーとなるマルシャB1を、2009年にB1の後続車としてマルシャB2を発表した。
このマルシャB2の値段は1100万円となっており、製造はフィンランドの自動車メーカー『バルメットオートモーティブ』が担当。製造予定数は500台であったがすぐに完売し、その為日本国内で見るような事は夢のまた夢のようなクルマである。エンジンは最高出力304〜426PSを発生させるコスワース製3.5リッターV6エンジンを搭載。車重は1100kgとかなりの軽量で、値段と紙一重ではあるがそれは気にしなくていい。当然こんなバカげたスペックなので0-100km/hは僅か3秒で到達...CRAGY🤪の一言だ。
そんなマルシャB2は、2017年にジャパリワールドが開園してその3ヶ月後にマルシャ・モーターズの関係者から直接寄贈された。それは名売りという目的がある訳でもなく、ジャパリワールドは過去のジャパリパークとしても多数の大手カーメーカー等と契約を結んでいて、かつ人型の動物と触れ合ったり観察ができる異例の巨大総合テーマパークとしても有名であった為、是非この一台を引き取ってほしいというものだった。この件によりさらにジャパリワールドは知名度を上げ、その後ジャパリワールドモータカンパニー(JWMC)も多数のメーカーと合併していき大手自動車整備会社へと成長。そんなジャパリワールドは国内にある某ネズミの国等の業績もすぐに越して、世界に名を響かせていった。

(((スペック詳細の調査は断念しました。スミマセンm(__)m)))

11
SAVANNA 2018/08/31 (金) 20:41:24 修正

JWPR Marussia B2 追記
画像1

13
SAVANNA 2018/09/10 (月) 00:48:49 修正

『JWK(Japari World Tourism Ford Explorer JW16号車』

2016年型エクスプローラーがベースのJW16号車は、2015年にパークが様々な特許を得ていよいよ復興を迎えようとしていた頃、フォード社がJWMCに対して来年(2016年)販売予定の新型エクスプローラーの広報を国内で行ってほしいという商談を持ち掛けJWMCがそれを許諾した出来事から誕生した。2015年上半期の時点で16台のエクスプローラーと国内でのCM制作プランがJWMCの元に届き、直ぐに作業が開始された。一方パークでは殆どの設備が整い、後は多大なメンテナンスや施設等の安全性の最終確認を済ませ管理局への了解を得るのみで、パーク開園の予定日は2017年に決定されている頃だった。JWMCはCMの撮影予定日迄に16台のエクスプローラーを無事スカイブルーのジャパリワールドコラボ仕様に仕上げたがかなり時間が空いた為、過去のパークの歴史にも繋げてみようという考えから、一台だけ手直しが施されたという。ボディカラーはジャパリパーク特有の黄色となり、内装は90年式エクスプローラーの物に、エンジンは90年式エクスプローラーに搭載されていたV6OHVに載せ変えられ、シンプルに言うとパワーが落ちた。しかしこれもまた計画の内で『時代は進んでいる』という意思表示であり、この新型エクスプローラーもどきを中心に配置して、後は周りの新型エクスプローラーに追い越されて最後に独走という演出をする為であった。そして無事オフロードの雪山での撮影を終え、販売日と同時にCMの放送が始まったという。
因みにこの後新型エクスプローラーは雪国での評判がかなり良く、売れ行きも順調だった。そしてジャパリワールドにも約500台程のエクスプローラーが寄贈される事になり、『ゆきやまちほー』での活躍を大いに果たして行った。

今後の自動車たちの未来に光あれ...
画像1

〜主な装備、スペック〜

・型式:ABA-1FM5KH

・ミッション:セレクトシフト付6速AT ・駆動方式:フルタイム4WD

・全長×全幅×全高:5050×2000×1820mm・ホイールベース:2860mm ・車重:2090kg

・室内全長×室内全幅×室内全高:?mm ・トレッド前/後:1710/1720mm ・運転席:左

・サスペンション形式(前):マクファーソン式(後):マルチリンク式

・ブレーキ形式(前後):ベンチレーテッドディスク

・エンジン型式:L(直列4気筒ICターボ車) ・最高出力:261ps/5500rpm

・JC08モード燃費:8.6kmL ・総排気量:2260cc ・燃料タンク容量:70L

・使用燃料:無鉛レギュラーガソリン ・過給機:IC付ターボ

室内の一列目にはマッサージシートが、二列目にはシートヒーターが標準装備されており、かつ静粛性も高く快適感は抜群である。そしてJPMCによる特設のサンルーフは4つ全てのドアに設置してあるボタンを押せば手軽に開く事ができ、雨天の時にはボタンを間違って押してしまってもルーフに設置してある気象センサーの働きで作動しないようになっている。
インパネ周りには小型カメラが装置されており、トランクにも装置されている為万が一事故を起こしてしまった場合や、パーク内の異常を速急に確認する為の瞬時通信システムとして活用される。
そして『ラッキービースト』という名のパークのガイドを担当する人工知能ロボットは運転席・助手席側のドアを開けて3秒後にナビモニター内に表示される仕組みになっていて、ナビモニターの両側に装着してある立体音響把握マイクを通して行きたい場所等を指定すると自動でマーキングをしてくれて、自動運転モードか自分で運転するかを選択する事もできる。

19
名無しのストリートレーサー 2018/10/14 (日) 03:21:56 ee9ee@da1bf

〜序盤に登場したストリート仕様のAE86とER34に乗っていたドライバーについて〜

 成富と翔大がセルシオタクシーを拾い、東区に到着して数分後に突如現れたストリート仕様の2台。AE86のドライバーは斉藤 葉月(さいとうはすき)、ER34のドライバーは大吉 琉偉(おおよし るい)と言う仮名を持っていて、両者共々47歳と中々いい年をしている。その後呆気なく暴走行為を繰り返したした二人はJWPRの連携により動きを封じられて一発免停を下されてしまう訳だが...。(えっ、一体彼らは何だったの?)そんなこんなで、今回は少し彼らについて触れて行こうと思う。

〜バカげてる少年と出会ってしまったのが事の始まり〜

 時を遡り、1984年に「ジャパリパーク」が開園された頃。当時15歳だった熊野御堂 淕(くまのみどう りく[現:斉藤 葉月])は「走り屋」に憧れる名古屋の田舎暮らしでごく普通な中学生であり、そのまま何気な〜く自宅から30km圏内の岬山高校へと進学して行った。岬山高校には自動車同好会という物があったがそこはただのヤンキーの溜まり場でしかなく、熊野御堂は友人と適当に駄弁って終わるつまらない日々を過ごしていた。
 そのまま高2になって、担任が変わると同時に体罰が悪化したり授業のつまらなさに嫌気が刺した熊野御堂は夏休みを境に高校をサボり始めるようになった。しかし休み続けて順風満帆な生活を継続して行うのは不可能に等しく、普段手出しをしてこなかった親が、ある日学校に行こうとしない熊野御堂に対して徹底的に殴る蹴るして病院送りにさせた。
 それから退院し、休み始めて8ヶ月ぶりに学校に行く事になった熊野御堂は登校日前日、気分転換に親の目を盗んで公道ゼロヨンを見に行って、あっという間に来てしまった登校日に寝不足でモタモタしながらこれからまたあの牢獄のような場所で生活していくのか〜...なんて思い学校に到着し、教室に入っては当たり前のように担任に拳骨を何発か貰って周りの生徒達に笑われながら着席すると、隣の席に見た事のないチャラ〜い奴が座っていた。熊野御堂はクソデカ溜め息を口に出さず脳内で吐いて、一時限目の数学は聞くこともなく氏んだ魚のような目で当時新型だった2代目FC3Sをノートにラクガキしていた。
隣席奴「お前、何描いてんだ?w(小声)」
熊野御堂「へぁっ?あ、いやぁ...ねぇ...あっ初めましてよろしく。。。あはは...」
担任「喋ってんじゃねぇぞォ!反省してんのか熊野御堂ォ?!」
熊野御堂「スミマセェン!?」  クラスの一同が笑いを必死に堪えた。
隣席奴「おい声でけぇよ...wてか、おまそれ新型のFCか?うめぇやん(小声)」
熊野御堂「そ、そうかな〜...wあっ...そういえば名前言ってなかった。。。俺は熊野御堂...。君の名前はなんて言うの...?(小声)」
島崎「島崎だ。島崎克樹(しまざき かつき[現:大吉 琉偉])。ま〜俺は色々あって熊本から転校してきたんだけどな...(小声)」
熊野御堂「そ、そうなんだ...事情は聞かないけど宜しく克樹君。(小声)」
島崎「何緊張してんだw島崎でいいぞ。そういえば昨日お前の事西廻りバイパスでゼロヨンやってた時見た気がするんだが...?(小声)」
熊野御堂「お〜!?おうおう!居た居た、居たぞw俺wあの場所でゼロヨン毎週やってるのは日常茶飯事だけど毎回毎回警察無沙汰になったりお祭り騒ぎなもんだよなぁwしかし昨日のFC、ドリフトしながらぶつけまくってたけど何だったんだろうなぁ?(中声)」
島崎「お前急に饒舌多弁になったなぁwやっぱりか。実はだな...(小声)」
熊野御堂「実は...?(迫真)」
島崎「勿論無免許だが、俺あのFCで毎週走ってんだぜ...w」
熊野御堂「うん...?え???」
島崎「実はだな...。俺のオヤジが[島崎ワークス]っていうチューニングショップ経営してんだ。んで4年前くらいからかな?まぁそれ位の時期から我らが島崎ワークスに毎週やってくる結構若そうな走り屋さんなんだが、名前も住所もずっと教えてくれないんだ。あだ名は島崎ワークスの常連さんって事で「島ジョーさん」って呼んでるが...おっとチャイムが鳴った。とりま休み時間に学校抜けて俺のFCの所来ない?色々説明してやるからw」
熊野御堂「お、おう!