『JWPR(Japari World Patrol)RX8 JW08号車』
『JWPR(Japari World Patrol)BRZ JW16号車』
〜JWPRになるまでの経緯〜
ジャパリワールド開園(2017年)から33年前(1984年)、吉崎犬吉(よしざきいときち)が突如海底火山の噴火により生まれた巨大な島に『Japari park』と言う巨大総合テーマパークを設立。そして犯罪や事故を防ぐために警備会社とも契約を結び、『JPPR(Japari Park Patrol)』という警備組織も設立された。それからパーク内での事件等が発生した際はそれに基づいてJPPRが次々と最新鋭の警備技術を導入・対策していき、パークの安全は末永く守られていった...筈だった。パーク開園から20年後(2004年)、突如現れたセルリアンという未確認生物による暴動が発生。JPPRの総力でセルリアン討伐作戦を実行するも犠牲者が続出したため、その後自衛隊が5日かけて暴動をなんとか鎮静化し撃退。その事件発生からパークは再び開園する事はなかったが、閉園から10年後(2014年)にパーク創立者である吉崎犬吉が亡くなり、吉崎犬吉の孫である吉崎早希(よしざきさき)が社長の代となった。吉崎早希は祖父の『もう一度テーマパークを開園する』という思いを実現させようと考え、すぐさまジャパリパークからジャパリワールドとしてリニューアルオープンするためのプロジェクトを開始。本格的に計画が進んでいた為再び警備会社と契約を結び、組織名は『JWPR(Japari World Patrol)』として決定。それから3年後(2017年)、正式にジャパリワールドとしてリニューアルオープンする事を実現し、1日目の来場者数は86,850人を記録。JPPR車両はハイブリッドカー等が台数として一番多かったが、早速東区の通報に応じ、犯人の元へいち早く到着したのはrx8とbrzであった。
『RX8』
吉崎早希が2014年に警備会社と契約し、その数ヶ月後に警視庁広報センターからとある話が届いた。その内容というのが、なんと2013年に活動を終了し現在ポリスミュージアムに展示されているrx-8をジャパリワールドで再び復活させてほしいと言うものであったのだ。早希はその提案をすぐに許諾し、一台だけ特別な仕様でJWPR車両として登録。その後整備や改装などはジャパリパークモーターカンパニーJPMCの手により完了した。3年後、ジャパリワールドが開園するとPR作戦として丁度パークの入り口に配置しておいたRX8に指を指したり写真を撮って行ったりと、効果は抜群であった。その後東区から危険運転の通報が入りRX8はその場から緊急出動し、BRZのJPPR車両と合流して2台で回り込んですぐに犯人を確保し一躍有名な車両となった。
〜主なスペック、装備〜
・型式:ABA-SE3P・ミッション:6速MT・駆動方式:FR
・全長×全幅×全高:4435×1770×1340mm・ホイールベース:2700mm・車重:1290kg
・室内全長×室内全幅×室内全高:1755×1455×1120mm
・エンジン型式:13B-MSP(水冷直列2ローター車)・最高出力:240ps/8400rpm
・サスペンション形式:ダブルウィッシュボーン式
・ブレーキ形式:ベンチレーテッド式
- ・10・15モード燃費:9.4km/L
この車両は軽量化等も施されていて、主にドライカーボンボンネットやドライカーボンルーフetc...これにより純正1350kgから1290kgと60kg軽量化している。内装はSE3Pフロントエスケープタイプのロールバーを組み、自車の位置を司令センターにリアルタイムで無線で送るカーロケーションシステム、カーナビ、ストップメーター、助手席フロアにはサイレンを鳴らす際に使う足踏み式のペダル等が設けてある。パトランプはブーメラン型緑色灯で、ブーメラン型の丁度中心部分に360°撮影できるカメラが設置してある。JPPRは2時間ごとに交代でパトロールしに行き、その映像は監視員が細かくチェックしていて怪しい人物は自動でマークする最新技術も取り入れられているのでほぼ確実に犯罪を防ぐ事ができる。エンジンはOH済みで、排気系で8馬力、コンピュータ設定で7馬力。合計15馬力程度UP(純正220ps→235ps)。ボディカラーはJPPR特有のスカイブルーで、特別防錆処理も施されているため雨に濡れても平気だ。