「ミゲル・ジオ」…懐かしい名前だ。
初めて来た時からずーっとあの名前だったなぁ…
「…お、おいどした?」
黒谷の声で、はっと我に返った。
「あ…いや、何でもない。」
そう返すと、再び俺はノートに書き出す作業を始めた。
「えーと…『ユーザーの意見を聞き反映する、民主的な運営』とかどうだろうか?」
「それいいなぁ!けど…」
「…けど?」
「それが出来たら苦労しないぜ、絶対に独裁する奴が出てくる。複数管理人制度を考えてるなら尚更だ」
確かに…よくよく考えてみれば
マーヴァスネオンの平和も、管理人の独裁ありきだったしなぁ…
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