瀋陽日本人教師同窓会

地域の日本語教室

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 初めて投稿します。若松章子です。
2006~2007夏まで一年間東北育才外国語学校に赴任していました。
Yamさんと言う方が日本語は資格がないと教えられないでしょう?と書いておられたので現在日本語学校で日本語教師をしている私が知る得る情報をお知らせしようと思います。

確かに日本語学校では募集要項に
1. 大学で日本語教育を専攻した
2. 420時間の日本語教育講座を受講した
3. 日本語教育能力試験に合格している
と記しています。1と3、または2と3が必要です。
しかし学校以外で教えるにはこのような資格は必要ありません。
たとえば私が住む京都府には分かっている限りで22箇所以上の地域「にほんご教室」があります。多くは地域の国際交流協会に所属しています。そこでは昼間の日本語学校には行かない、工場で働く技能研修生、日本人と結婚したり日本に住んでいる外国人妻や夫、大学の研究者、留学生、その子供たちなどが日本語を覚えたいと、夜や休日に通ってきます。そこで日本語を教えるのは、ボランティアです。外国の方々に言葉を教えたい、交流したい、自分が海外で親切にしてもらった恩返しをしたいなど動機はさまざまです。外国人と好ましいコミュニケーションが取れればボランティアに資格は不要です。先輩ボランティアの指導を受けたり、臨時の養成講座を受けたりすることはあります。
京都府で22箇所と書きましたが、府ではそれらの教室が集まって情報交換したり切磋琢磨したりするために「日本語Rings」と言う上部組織があり、そこに所属している教室が22箇所だということです。(他には教室がないかといえばそれは分かりません)
各都道府県でもそのような教室があるはずで、県や府の国際交流協会のホームページから情報が得られると思います。
 政府は今後2025年までに50万人の外国人労働者を入れると発表しています。県別に単純計算しても1万人以上が住むようになります。今まで国はこのような労働者の日本語を自治体任せにしていましたが、今後は国(文化庁)がどう係わるか計画中のようで、これまでどおりまったく同じ形でボランティアが役割をになうことにはならない可能性もありますが、今すぐどうこう変わるわけではありません。
現時点でも日本語ボランティアが不足して困っている地域、又は教室がなくて困っている外国人があるはずです。アクセスしてみてください。 以上、失礼しました。
 

biisuke
作成: 2019/01/24 (木) 22:57:43
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若松先生:

日本における外国人への日本語教育の話を書いて下さってありがとうございます。

現状でも日本に暮らして日本語を習得する必要のある人達に、日本語を教える人として、ぼくの認識では日本語教師の資格のある人しかできないと思っていたのですが、現状は違うのですね。日本語を教える資格のない人たちもボランティアとして教えているのですね。これはつまり、日本語を教える資格を持つ人の数が必要に対して足りないということですね。

「政府は今後2025年までに50万人の外国人労働者を入れる」ということは、今後ますます日本を必要とする人達が増え、その人達に日本語を教えることのできる人たちが必要とされるということです。

私みたいに資格がなくても、意欲だけはあるなら、困っている人たちのために働きましょうか。

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biisuke 2019/01/25 (金) 00:27:58

Yammy様
早速読んでくださりありがとうございます。
おっしゃるとおりです。地元の国際交流協会に問い合わせたり、○○市日本語教室で検索してみてください。
私自身は余りボランティアをしたことがないのですが、言葉だけでなく、学習者が地域に適応する、地域が学習者に気づいて交流する活動でもあるのでさまざまなイベントなども行い、お互いにすごく楽しくやっています。
若松章子

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書いておいでのように、「○○市日本語教室 教師募集」を入れてネットで調べてみました。

沢山の募集があって、その半数以上には資格として、
・四大卒で日本語教師養成講座420時間以上修了された方
・日本語教育能力検定試験合格者
・大学で日本語教育専攻、副専攻課程を修了された方
とありましたが、
つまり求人の半分以下では、これらの資格を問うていないのですね。

しかも、オンライン教師も可能みたい。

驚きました。今でも日本語を外国人に教えられるし、その教え方がOKだと認められたら続けられるのですね。

でもね、先日の同窓会で、日本語教育能力試験を受けてみると言ってしまったのですよ。もちろん、そんな大それたことにチャレンジすることなんかとても無理だし、今はこの発言を後悔していますけれど。

聞いていた人には忘れてほしい。。。

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若松先生へ

 田中義一です。小生、1回目の中国帰り後、金沢の日本語学校にNAFLの通信教育修了証で応募した所、やはり日本語教育能力検定試験合格の証明がないと無理です、とのご連絡が有った経験が有ります。しかし、この資格は、日本の日本語学校に教師として応募する時にだけしか役立た無いようです。今、アメリカのカータスと言う所に日本語教師として登録してやっていますが、その資格は教師の条件にしていません。まして、外国では無用のようです。無論、ボランティアにも必要有りません。要するに、日本語能力を付けさせれる力が有ればいいのです。私は、中国語帰り後、毎年その試験を受けていますが、今だ桜咲かずです。今は、ゲーム感覚で、のんびりムードの漂う青森から、刺激を求めて東京に出て来る口実にしています。

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田中義一先生
コメントありがとうございます。私も初め教育能力試験、独学で合格しようじゃないのって意気込みでNAFLの教材買ってやったんですが恥ずかしながら二度落ちました。折しも日本語学校(教師のための)がある町にひっ越したのを機に420時間の講習を受けてやっと合格しました。今までこの試験に独学で合格した人は何十人の知り合いの教師の中で一人しかいません。
というわけで講習を受けたほうが早道かもしれません〜〜。机上の知識だけでなく実習も叩き込まれますから。
それに合格資格はそう捨てたもんじゃありません。世界に通用します。
JICAや国際交流基金などの公的機関で派遣される場合は無論のこと、海外の学校と名のつく機関に就職するとなれば必須です。田中先生が登録されている所のほうが例外的かと?
逆に言えば資格をとっておけば怖いものなしです。体一つで世界中を回れます。
先に述べた日本語教室はあくまでボランティアで、無償ですから無資格なんです。
ただ老婆心ですが、せっかく資格をとっても海外で教えることを楽しむとかライフワークにするとかでない限り、日本国内の日本語学校は男性の職業としてはお給料がイマイチ、いえいえイマ2、イマ3なんです。
[日本村 日本語教師募集]というサイト(ご存知かもしれませんが)を覗くと日本語教師の応募資格や待遇事情がみられます。
 実は私もまた、この年齢で海外行きたい病が出てきて。。。。孫の面倒を見なきゃならないのに。。。

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若松先生へ
貴重なアドバイス恐れ入ります。今後の指針となりました。田中義一

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若松先生:

 あの二胡をまだ続けておいでですか?

 以前のWebsiteがこの3月で消えてしまうので、私たちの新しいWebsiteに移そうと思って、昔のサイトの日本語クラブを覗いでみて、先生にくっついていって二胡を習い始めたのを思い出しました。一番の問題は練習場所探しでした。アパートでは薄い壁で音が出せず大学の研究室に朝早く行って練習をしようとしたのですが、結局長続きせず、Give upしてしまいました。

 以前のWebsiteの「習いごと」 のところに、「二胡」の案内があり、「二胡を習いたければ空いている二胡がありますよ」という若松先生のコメントがいまでも載っています。

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お仲間ができたと喜んだのもつかの間でした。本当に残念でしたが練習場所がなかったのだから仕方なかったです。はて?先生の二胡はどうしてしまったんでしたっけ?記憶がなくてすみません。引き継ぐ希望者は誰もいなかったような気がしますが。。。
自分自身の二胡ももう手元にありません。北京にワシントン条約に対する届けを出しに行くのが面倒で、帰国時、瀋陽の空港で没収されてしまいました。帰国直後はまだまだやる気で二胡買ったのですが今は押入れで眠っています。レッスン料が(中国と比べるのは無理なのですが)あまりに高くて無理でした。中国の先生は本当にいい方で50枚もの楽譜のコピーをくださったのに。。懐かしい。今はフルートやっています。

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せっかくの二胡は空港で没収されてしまったのですか?私も、あの二胡を手に入れた端から、帰国時にどうやって持って帰ろうかなと心配していたのを思い出しました。私の二胡は、結局誰かにそのまま譲ったのですがそれが誰だったのか今は思い出せません。