キャッシュレス化を進める流れ、作為的だなーと思って知り合いとかに話聞いてみたんだけど、結局クレジット会社が儲かるってことはウォール街とかにあるリーマン・ブラザーズとかモルガン・スタンレーとかいう巨大銀行が儲かるってことで、そこからの影響、というか圧力を日本は受けてるらしい。
日本円は強いから、財政出動されると困るというのもあったり、安全保障上の捉え方では「戦争」に結びつく行為として他国からかなり危険視されてるんだって。
GDPを上げるためのまっとうな経済政策が打てない理由として、他にも財政出動を抑止する法律があったりしてそもそも国は大きな買い物が非常にしにくい状況下にあると。
この本にそういうことが詳しく書いてあるらしいので興味があればどうぞ。ちなみに自分はまだ読んでません。
日銀は政府の子会社だし日本の円はギリシャのユーロと違って通貨発行権持ってるし借金がいくらあっても連結決済でチャラにできるという意味で国に金使わせてお金刷ればインフレになって普通に景気は回復するらしいけどそれが大人の事情でできないという話なわけだ。
資本主義においてデフレってのそもそも想定外の異常事態で一般的に経済学とされるものはインフレ退治のことしか考えてないし(経済学は資本主義においてインフレであることが前提でいかにインフレ対策するかって考え方)デフレの状態でそれを提唱する学者が拍手喝采を浴びるからほとんどの経済学者みたいな人たちは出世のため、教授になるためにハイパーインフレが起こるとか謎理論提唱してメディア(電通)も新聞も自分たちの利益のために偏向報道しちゃうって図式ができあがっちゃってるみたいだ。
政府、財務省の人たちも似たような理由で、デフレのまんまがいいから国の借金がやばいとかプライマリーバランスがとれてないとか言い続ければなんとなく増税することが仕方のない正しい選択のように思えてくるという印象操作に基づいて行動してるわけだ。
かくかくしかじかの理由で一世帯につき2億円の所得を国民は失ってるらしいんだけど、こういうのに疎い人たちは怒ったりしないし搾取される一方で、そういう搾取社会でうまく立ち回れるホリエモンとかグローバル脳の人たちが評価されて「個人主義」とか「自己責任論」とか蔓延させてるところも含めて戦後から続く日本の国力を下げるための大掛かりなストーリー通りに今のところいってるらしい。(突き詰めれば敗戦がすべての元凶)
上念司とか似たような話してなかったっけ、と言ってみたところ、彼はリフレ派の人間で貨幣不足で景気が悪くなるって思想だからお金を刷れば直ると思ってるけどそれは違ってお金を使わなきゃ直らないからアベノミクスはほぼ無意味だったんだよってことらしい。
雇用が増えたり株価は上がったけど給料上がったって奴どんくらいいるよ?と投げかけられわたくしは言い返せませんでした。
英会話ができることは素晴らしい、外資かっくいい、みたいな風潮も元を正せばナショナリズムの裏返し、みたいなところがあって、学生運動とかしてたインテリや成金が上に挙げたような理由で動かない「国嫌い」だからグローバリズムどんどん推し進めて国に頼らず民間でやりましょう!って思想が流布されてるらしい。
つまり儲かってないビジネスは切り捨てるということがあたりまえになっていて、こういうのを「産業の火星化」と言うらしいんだけど、そうすると儲かってないというだけで日本の貴重な文化や技術、言葉までもがじわりじわりと死んでいくわけで、そこに今まで費やされた時間やお金やノウハウは株では取り返せないというのが日本で起こってる一番やばい部分らしい。
(西陣織とかがなくなったら1000年以上の努力が消えると。そういうことですね)
資本主義は投資して育てるものなのにそれをしないならもういっそのこと社会主義でええんちゃうんけ?みたいなことも言ってました。でもそれくらいイカれてると。
昔の人が投資したから今はまだ世界規模で見ると日本の生活水準は低くはないかもしれないけど、今国が投資をやめるってことは30〜40年後インドネシアとかになりたいんか?最悪ジンバブエと同じようなことになりますよ、日本らしさという財産を失ったらそれが現実になりますよ、という話。
とどのつまり増税などする必要は一切なく、弱者救済の措置として巷で噂されるベーシックインカムとかいう小賢しい消極的妙案が出されたりしてるんだけど、そういうのほんともういいから
普通に経済成長させればよくね?
ということだそうです。現場からは以上です。