ナチュラル会長の欠席につきまして、代打更新を務めさせていただきます。
ホームレスが集まる公園と常識人の集う一流ホテルの狭間で車上生活を送るホームレス・名越進。
医学生・伊藤学に出会い報酬70万円を条件に第六感が芽生える「トレパネーション」の手術を受ける事になる。
手術後、名越は異様な光景を目にするのだが…!?
ネタバレ無しのざっくり紹介
掘り出し物というよりはそこそこ知名度のある作品なので知っている方もいるとは思いますが
カテゴリ的には「心理学的SFオカルトヒューマンドラマ」って感じの、かなり尖ってる、ある意味カルト的な作品です。
主人公の名越進はワケありのホームレス。
ある日、頭蓋骨に小さな穴をあけて脳圧を低下させる(脳の血行がめちゃ良くなる)というヤバめの実験手術をうけた結果
「左目を閉じて右目だけで世界を見ると人がバケモノに見えてしまう」という怪奇現象に見舞われることになる。
女性を連れ歩いている男性の顔がちんちんに見えちゃったりする。
果たしてこれは脳拡張により生じた超能力なのか、あるいは外科的な要因による一種の幻覚障害なのか
もしくは・・・・・・?
といった感じの作品です。
作者の山本英夫さんは、人間のトラウマやコンプレックスあるいはプライドなどの深層心理を生々しく表現するのが異様に得意な作家さんです。
本作を描くにあたって、舞台となる新宿の公園でホームレス生活を実際に体験してみたらしい。
上に貼った「話聞こかくん」みたいな感じの、キャッチコピーをそのまま具現化した「実体型の概念」とでも呼ぶべきバケモノが多数登場します。
さぁ、左目を閉じて鏡を見てください。
一体そこには「何が」映っていますか・・・・・・?
ホムンクルスがマンガワンで読めるのかどうかは知りませんが
マンガワンは定期的に期間限定で他誌のマンガを全巻掲載してくれるらしいので、神作との出会いは期待できるらしいです。
ナチュラルはそのマンガアプリで何作か当たりと出会ってるので重宝しているらしいです。
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