たとえば雷の仕組みについて
高い空にのぼっていく氷のつぶと、地面に向かっておりていく氷のつぶがぶつかり合うことで、静電気(せいでんき)が発生して、雲の中にどんどん電気がたまっていくんだ。 そして、雲はためられなくなった電気を地面に向かってにがそうとする時に雷が発生するんだよ。 それが「落雷(らくらい)」=「雷が落ちる」という現象なんだ。
と科学的に証明できる現代では、その現象を雷と暫定的に呼んでいる。
しかし科学が発達していない人類ではどのように捉えているだろうか。
現代でも山奥に住んでいて鎖国状態の民族みたいな奴らからすれば、神の御業と思ってる人もいるんじゃないかなってくらいだ。
もちろん俺たちの近代文明すら、広い宇宙からすれば遅れている文化と思われてる可能性もある。
何を以て神と呼ぶのか、あえて定義付けるならそれが超越的かどうかじゃないか?
つまり今の科学でもまったくわからない、解明できていない不思議なことはすべて神としか形容できないんだよ。
そういうシンボルとして機能している。
ところで、遠藤周作の「沈黙」を読んでみてほしい。
それから、君の発想に近いものとしては小林泰三の「C市」を読んでみてほしい。(※「脳髄工場」に収録されている短編小説)
あとアニメなら「サイコパス」とか神に言及してる描写があるよ。
神の存在を題材にした作品は多い。
通報 ...
投稿するにはメンバーである必要があります。
なるほど。
今度時間があったら読んでみますね。