霧雨
窓際族 niarytsim
2019/11/27 (水) 13:14:24
>> 10
どっちも自分だね。
また、どっちも“現象として”は確かに起こっている。
ただし、あくまでも自分の記憶は2つのパターンに枝分かれする。
ボタンを押した直後に何もない空間に飛ばされるパターンと、
ボタンを押した直後に100万円を手にするパターンだ。
ボタンを押した直後に、自分が絶望しているかそれとも喜んでいるか…。どちらかわかるのか?
少なくとも、5億年絶望してから喜ぶということにはならない。記憶が地続きでないからだ。
5億年の記憶がなくなっている場合、ボタンを押した直後に100万円を貰うのと同じだからな。
5億年を経験している自分は、最終的に記憶を消される。しかもその記憶はおそらく戻ってくることがないのだろう。
ということは、その後の100万円を貰う自分と、記憶が地続きでないことになる。
つまり
ボタンを押す→5億年空間に飛ばされる(記憶が地続きである)
ボタンを押す→100万円を手にする(記憶が地続きである)
5億年を経験する→100万円を手にする(記憶が地続きではない)
ボタンを押した直後にどちらを経験するか。
どちらも地続きの記憶であるものの、自分は1人しか存在しないのだから片方しか経験できない。
記憶を軸に物事を考えた場合、ボタンを押した直後に起こる現象が2通り作られてしまう。
なら、ボタンを押した直後に自分が枝分かれすると考える他ない。
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