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お約束リストを利用する2~預かり主として~

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お約束リスト 大切なカメさんをお預かりする前に

実際に愛するカメさんをお預け・お預かりする際に
決めておきたいお約束を一覧にまとめました
日頃から両方の立場になってみてご検討してみていただくこともオススメです
また、
こんな項目があれば、これは必要ない、などのご意見ご要望も常に大歓迎でございます
随時更新して参ります

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リンク お約束リスト・アドバンス.pdf

2.預かり主として利用する場合

*初めに、預かり主と飼っているカメさんの基本情報を記入して頂きますー 1ページ

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・預かり主の氏名、現住所、連絡先
   連絡先は必要に応じていくつでも書いてください(昼間連絡がつく番号など)
・カメさんの名前、種類、年齢、性別、甲長・体重
   多頭飼育の場合は名前の欄に飼育頭数をお書きいただいても結構です
・健康診断の有無
・最終受信日
   カメさんは健康そうに見えても感染症の原因菌や寄生虫を持っていることがあります
   後のトラブルを防ぐためにも一度健康診断をお受けになることをお勧めいたします
・主な飼育場所
   預け主が預け先を選ぶ時に参考になります
   屋外飼育がメインでも、室内に水槽をお持ちで飼育可能であればその旨を明記してください
・カメさんの特徴について
   預かったカメさんを完全に隔離して飼育する場合は必要のない情報ですが、
   預け主さんがもしお知りになりたい場合は書いてあげてください
   またこれらの情報は民法上で役に立つ場合がございます
・カメさんを飼っていない
   現在カメさんを飼育されていない場合はその旨を明記してください
   カメさんを飼ったことが無い方がカメさんを預かる事例はほとんどない事が予想されますが、
   もしお預け・お預かりする場合はこまめに連絡を取られることをお勧めいたします

*大切なカメさんをお預かりするために必要な条件を記録するー ページ3

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・預け主は預けるカメさんの飼育環境について十分納得しましたか?
・その他、聞いておきたい事などは全て質問しましたか?
   預け主は当掲示板トピックやSNSを通じて預かり主の飼育環境を知り、預け先を選んでいますが
   こちらにて諸条件を再度ご確認ください 
・飼育品の実費はどちらが負担しますか?
   預け主は出来る限りの飼育品をもって避難できる場合と出来ない場合、
   避難生活が長くなると預け主が持ち込んだ飼育品だけでは足りなくなる場合がございます
   ペットを預かる際に預かり主が自治体に無許可で利益を得ることは動物愛護法で禁止されていますが、
   実費のみ受け取ることが認められています
   預け主と事前によく話し合っておくことをお勧めいたします
・預かったカメさんに健康診断は受けさせますか?
   カメさんの健康診断にかかる費用はおおよそ以下の通りです
     ▼ 初診料(身体測定など)¥2,500
     ▼ 検便(寄生虫など)¥1,500
     ▼ レントゲン(大きさにより)¥5,000~¥7,000
     ▼ 血液検査(感染症など)¥7,000~¥8,000
     ▼ 診断書の作成(一匹当たり)¥2,000
・預かったカメさんの健康診断費用はどちらが負担しますか?
   上記の通りカメさんに全ての診断を受けさせるとなるとかなりの高額になります
   どちらも安請け合いはせず、診断内容の選択・頻度、する・しないも含めて
   お互い出来る範囲でのお約束を交わされることをお勧めいたします
・お預け・お預かりする期間は決めましたか?
   民法上では、
   無償で預けた亀さんは、預け主からの返還要求があった時点で預かり主は返還に応じなければなりません
   しかし、預かり主は約束期間途中の返還、預け主の要求がないのに返還はできないのです
   預かり主は無理のない範囲でのお預かり、預け主はいち早い返還を目指すことが求められます
・お預け・お預かり期間の延長に応じられますか?
   預け主が被災してから普通の生活を取り戻すまで、どれくらいの時間がかかるかは予測不可能です
   初めのお約束期間よりも長くなってしまうことが十分に考えられますので、
   預け主も預かり主もお互い無理のない方法を考えておくことが大切かと思います
・預かり主は預け主の要求によって、いつでも返還に応じられますか?
   民法よりも優先されるべきこと、それは預かったカメさんの命の安全かもしれません
   例えば深い冬眠中、ひっぱり出して環境が激変することはリスクに繋がります
   何らかの病気を発症している最中で手厚い看護が必要な場合も、
   生活再建で忙しい預け主さんには手助けが必要な場合もあるかと思います
   そんな時はどうか、カメさんの安全を最優先にしたご選択をお願いいたします
・預かり主は預け主に飼育状況を報告しますか?
   こちらは預け主の避難先の環境に左右されるかと思います
   ネット環境が無い場合は手紙か電話でのご報告になる事が予想されますので、
   必ず連絡がつく番号や住所の交換を行ってください

*預かるカメさんの好きな事、嫌いな事を把握しておく ー ページ4

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 民法上では預かり主が自分のカメさんと同じ飼育環境で預かったカメさんを飼育した上で、
 何らかの問題が起きたとしても過失として認められることはまずありません
 しかし、
 当掲示板では預かったカメさんがより快適に・安心して避難生活をおくれることを目指しております

・好きな事、されると嬉しい事
   元の環境で飼い主にされると嬉しいけれど、
   いきなり他人にされると驚いてしまうこともあるかもしれませんので預かり主は慎重に判断してください
   しかし詳細に把握しておくことは大切かと考えます
・嫌いな事、されたくない事
   カメさんによって意外な事・物がキライだったりします
   ストレス軽減に大きく繋がる情報だと思いますので、なるべく詳細に把握し
   預かり主は細心の注意を払って預かったカメさんに接してあげてください
・その他、預けるカメさんについてお知らせしたい事
   カメさんの飼育環境は飼い主によって実に様々です
   基本的には預かり主の飼育に従って生活することになりますが、
   なるべく元の環境・生活習慣に近づけてあげることが預かったカメさんの安全につながると考えます
   出来るだけ聞き出して詳細に記録しておいてください

*何もなくても事前に決めておきたい、もしもの時のこと ー ページ5

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 こちらのページに書かれていることは起きない事が大前提ですが、
 万が一の心の準備をされておくことで、
 余計なトラブルを防ぐ一助になると思い作成いたしました

・預かり中に卵が産まれた場合
   当掲示板ではすべての活動を無償で行うことを大前提としています
   卵は財産ですので、預かり主は預かったカメさんの卵を受け取ることは出来ません
   したがって、卵は預け主に返還されるか、
   預け主の指示に従って破棄するかのいずれかの選択となります
・預け主の個体が預かり主の個体を傷つけてしまった場合
・預かり主の個体が預け主の個体を傷つけてしまった場合
   ペットがらみのトラブルで一番多いのがこの手の問題です
   しかもどちらがどちらを傷つけた(病気にした)かを証明するのが難しく、
   解決は困難を極めます
   こういうトラブルを防ぐのに二番目に効果的なのが、事前のお約束です
   ご自身が出来ることと出来ない事(金銭負担など)を見栄を張らずにお伝えしておくことが大切です   
   一番効果的なのは隔離して飼育してもらうことかもしれません
・預かり主が被災し避難しなければいけない場合
   今年の6月末~7月初めに西日本は豪雨被害に見舞われましたが、
   大阪で台風12号による避難準備情報が発令されたのはその約3週間後でした
   いつ誰がどのタイミングで災害に遭うか、誰にもわかりません…
   二重三重の対策が必要かと考えられます
・預け主が何らかの理由で預けたカメさんを引き取れない場合(死亡・失踪など)
   この質問は預かり主からは非常に聞き辛いことと思い、
   とても厳しい内容ですが敢えて文面にさせていただきました
   被災した預け主には精神的に酷な内容となっておりますので、
   預け主の状態次第ではスルーしてください
   しかし平時からこういう可能性を想定しておくことは大切かと思います
   遺棄を目的とした利用者には警告になります

*必要な証明書などを貼り付ける ー ページ6

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 こちらには証明書類のコピー、写真の貼り付けにお使いください

・必要と思われるもの
   ① 被災証明書のコピー
   ② 最新の健康診断書のコピー
   ③ 服用中のお薬が分かる書類のコピー
   ④ 預かったカメさんの特徴が分かる写真(クサガメの場合ほっぺの唐草もようなど)

預かり主としての利用方法は以上です

預かったカメさんが少しでも快適・安全に避難生活を送り、
無事に預け主に返還されるまで、私たちカメオーナーは常に応援しています

Renmama
作成: 2018/08/20 (月) 09:29:45
最終更新: 2018/09/05 (水) 21:19:09
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