kagemiya@なりきり

泥モザイク市 / 81

180 コメント
views
0 フォロー
81

>> 77
>> 74
「成る程。では、この方の介抱は貴方にお任せ致します。良き時間を過ごされることをお祈り致します」
再び会釈。無表情は竟ぞ変わらず、しかしその誠意も変わらず、そのまま少女は離れていこうとした。
しかし、その途端に掛けられた一つの声。アカネが応対する声に反応するように声の主を見てみれば、どうにも怪しすぎる二人組であった。
それを見てどう思ったものか。少女もまた、このように告げた。
「お気にかけてくださり有難うございます。しかし、問題は解決致しましたので……」

通報 ...