>> 62
「んー、まーいっつもこの位は食っとるかな?」
焼きそばとタコ焼きを食い終え、背中に映えた白い翼の上に器用に置いていた年越しそばを手に持ってはずぞぞぞぞーっと気持ちいい音を立てながらおいしそうに啜る。まだ腹八分目には遠そうだった。
そのまま1分も経たずに麺を食い終え具材を放り込み、汁を一滴残さず飲み干すと、
隣に滞空させていたローちゃんが咥えていた袋の中からたい焼きを三つ取り出して、
「んぐ。食うかー?」
と、一つを咥えながら残り二つをツクシとスバルへと差し出した。
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