4回目
学習者にとってもボランティア講師にとっても「楽しい」ことはいいことですね。では、全く問題がないのでしょうか。事例で考えてみましょう。
守谷市には、利根川の南岸の千葉県野田市から参加する方や常総市のとなり、県立自然博物館のある坂東市から自転車で通ってくる学習者がいます。
「ここの教室の雰囲気が好きです。来て皆さんと過ごす時間が楽しい。」自転車を90分こいで来るMさんの感想です。
守谷市在住のキューバから来たダンスのインストラクターのAさんは、2回来て、来なくなりました。テキストを使った文法や表現文型の説明になじめなかったようです。「会話が楽しくできない。学ぶというイメージが違うのです。」これが感想でした。
同じボランティア教室でも、このように学習者の求めるものや期待するものが異なると感想も大きく違います。
私達は運営しながら、日々改善に努めてもいますが、こうしたことは時々起こります。
事実をありのままに受け止めることから始めています。
皆さんのところではいかがでしょうか。
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