東京放課後サモナーズ
ヴォルフ・フセスラフ / 30
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13章を読んで、ヴォルフという存在がなんなのかがよくわからなくなりました。
ヴォルフ初登場時、ホロケウカムイと同じ姿なのはカムイの魔だからという認識でいました。12章でクルースニクがヴォルフを見た時に自分の知ってるヴォルフと姿が違うと言っていたから。じゃあなぜ「ヴォルフ・フセスラフ」という転光生として存在しているのかがわからないです。てっきりカムイの魔にヴォルフの記憶が入れられているのかと思ったけど、13章でペルーンが言うには混ぜたのはカムイとペルーンの記憶（ペルーンへの忠誠心）とのことだったから違うと思いますし。となると「ヴォルフ・フセスラフ」という存在がどこから出てきたのかがわからないでいます。（ヤツフサがモリタカと同じ姿なのと同じようなものかとも思いましたが、違うような気がしています。）
自分が設定を忘れていたり、勘違いや認識誤りしてる可能性も大いにあるので、この辺りに関して説明している描写がありましたら、どこで書かれていたのか教えて頂きたいです。
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キーテジ出身の、カムイの魔に相当する転光生、ってだけじゃないか。別世界に魔がいる人は他にもたくさんいるし。
ご回答ありがとうございます。
別世界で別人として魔属性がいる人というのは認識しておりますが、それらは元は同一視されていたりする者たちだと思います。セトとバエル、トリトンとダゴン、ホウゲンとサナトなどですね。一方で、ホロケウカムイとヴォルフは同一視されるようなものも無いため(強いて言えばヴォルフが人狼公と呼ばれていた、くらいの狼という部分の共通点)、召喚時の台詞でカムイの魔だと明言されてはいますが何を以て「カムイの魔に相当する」のかがわからなかったため上記の疑問を持ちました。クルースニクが言っていた自分の知っているヴォルフと姿が違う云々はなんなのかも繋がらずにおりました。
当方が見落としているだけかもしれませんが、どこかに書かれていましたでしょうか？もしご存知でしたらご教授いただけますと幸いです。(もしかしたらヴォルフのキャラクエなどで語られるかもしれませんが。)
あくまで自分の推察ですが……、魔が生まれるパターンはいくつかありますが、その一つに『違う世界においても互いのありようが似ていると、（たとえ両者に接点が無くても）転光時に片方が魔になる』というのがあります（例：テュポーンとリバイアサン）。ホロケウと人狼公はお互いに『狼を思わせる』『子供を戦場に送る』という共通点があり、そのためキーテジに元々いたホロケウと違う姿の人狼公のほうが魔に判定され、東京に転光した時にホロケウの姿に変わったのではないでしょうか。人狼公がホロケウの魔であることを自覚していた理由は不明ですが、過去のループの記憶でそれを知っていたペルーンから教わったという可能性があります。ハヌマンとソンゴクウのようにホロケウがキーテジに渡って人狼公として昔取った杵柄をふるった結果魔に堕ちて、でも本人からその記憶が切り離されて分裂したという可能性は、クルースニクがホロケウと違う姿の人狼公を知っていることから否定されます。
詳細にご回答いただきまして、恐縮です。
そういったパターンがありましたね。すっかり抜け落ちておりました。双方とも子供を英雄として戦場へ送るという役割を担っており2人の在りようは確かに同一視出来そうなほど似ておりますので、たしかにその可能性は大いにあるように思えます。記憶に関しても、仰っている可能性を否定できるものはありませんね。クルースニクのいうヴォルフに関して情報がもっと出てくれば、などという思いはありますが、ご教授いただいた内容のおかげで自分の中である程度得心がいきました。
ありがとうございました！