Flight Coach BBS

機械学習によるジャンプに影響を与えるパラメータの分析 / 10

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TakJP様 
分かり易いビジュアルな画像、情報をありがとうございます。
場所的なものか、他条件が違うのか、衛星捕捉数12以下の再現ができません。

フライトコーチを2台搭載し、45 度傾斜したものの衛星捕捉数を調査しました。
比較対象のフライトコーチはGPSアンテナが水平配置の従来のものです。

条件:
P23を6回フライト、ミュゼット単葉のキャノピー内にフライトコーチを縦列配置とし、3回は45度傾斜のものを後側の定位置とし、前側には比較対象の水平のものを配置。残りの3回は前後を入れ替え配置。
フライトコーチを横列配置での比較が理想ですが、物理的制約から断念しました。

注意:
前側への配置はモータ、ESCに近い(5cm程度の距離)ため、電磁波等による各センサへの干渉度が大きく、特にコンパスのエラーは倍以上になっています。

機体搭載時の写真(前後入れ替えたもの)を参照ください。
画像1
画像2

本日は晴天、スマホ衛星状況は45~47程度で良好です。

結果は、 
45度傾斜したものは、

水平のものに比べて悪化データはありません。
前回同様に衛星捕捉数は高めに出ます。
各エラーも少ない傾向にありジャンプ現象抑制に効果があるようにも思います。

衛星捕捉数(NSats):
前後側の配置にかかわらず最低値、平均値が高めに出る傾向にあり優位。
エクセルに簡単に纏めましたのでデータ参照ください。

画像1

位置エラー(XKF4_SP):
優位です。45度傾斜は最大値が0.6オーバーが3フライト、水平のものは0.6オーバーしたものが5フライト、最大値も高めに出る傾向がある。

コンパスエラー(XKF4_SM):
優位です。45度傾斜のものを後側に配置した場合は全フライトで0.36以下、前側に配置した場合は0.75,1.04,1.86が最高値であるが平均値は最大でも0.29と小さい。
水平のものは、配置に関わらず全フライトでの最大値は1.21~4.31と高く、平均値も0.33~0.93と高めに出る。

速度エラー(XKF4_SV):
優位です。45度傾斜のものを後側に配置した場合は全フライトで0.35以下、前側に配置した場合の最高値0.25,0.24,6.36であるが0.6オーバーは1フライトのみ、平均値は最大でも0.1以下と小さい。
水平のものは、配置に関わらず0.6オーバーは3フライト、平均値も0.11~0.14と高めに出る。

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