ディープ・ インパクトさん
ワイヤー類は、レバーを何度も動かして遊びがないか、確実にセットされているかを確認します。
ブレーキはハンドルの高さやブラケット位置が変わるとワイヤーが足りなくなる可能性があるので、多めに残してカットします。シフトワイヤーもグッと引っ張ってねじ止め後、少し長めにカットします。
後ろブレーキのリアアウターは長すぎるのも短すぎるのもよくないです。
長すぎる例
http://engawa.kakaku.com/userbbs/191/picture/detail/ThreadID=191-2127/ImageID=191-748/
調整後
http://engawa.kakaku.com/userbbs/191/picture/detail/ThreadID=191-2127/ImageID=191-753/
僕が整備したviper
http://engawa.kakaku.com/userbbs/191/picture/detail/ThreadID=191-2127/ImageID=191-750/
ハンドル位置、サドル角度などはサイレンス・スズカさんのviperが美しいので参考にどうぞ。
http://engawa.kakaku.com/userbbs/191/picture/detail/ThreadID=191-1212/ImageID=191-512/
ただ個人差があるので、最終的には自分が一番楽な状態にしてください。
ワイヤーをねじ止めすればブレーキとシフトが動くようになります。
ある程度組み上がったら。簡単なチェックをしましょう。
まず10cmくらい自転車を持ち上げて落として音を聞いてください。
特にフロントフォークが回りがガタガタいうので注意してください。
何か変な音が出たら、調整不足なので治しましょう。
ステムのねじは締める順番があるので、ハンドルの回転が重くならないように、ガタが出ないで一番軽い位置に調整してください。(ほとんどの自転車屋レベルの整備はハンドルの回転が重すぎるように整備されています)本当はハンドルはもっと軽く動くので、きちんと調整しましょう。ヘッドのベアリングもグリスアップするものなら、グリスをAZウレアに交換すれば軽くなります。
ステムのねじを締める順番。上(1)のねじを最初に締め込むとハンドルが重くなるので、軽く締めてから2,3のねじを締め込み最後に上(1、4)を締め込むとハンドルが重くならないように固定できます。
http://engawa.kakaku.com/userbbs/191/picture/detail/ThreadID=191-252/ImageID=191-156/
バーテープの巻き方
必ず握って締まる方向に巻いてください。ほどけないためです。バーテープは位置が最終的に決まってから最後に巻きましょう。両面テープ付きのものはやりなおしできません。
センターの確認
本当は一番最初にすべきことなのですけど、いろいろ書くとややこしいので組み上がってからでいいですけど。
前輪をクイックを解除した状態で下にグッと押し込み、センターが出ているか確認
ホイールを反転して同じように確認。
後輪も同じように確認。センター出ていればOKです。
VIPERは品質高いのでフレームは大丈夫だと思います。もっと確認するには糸を張って各部を測定しますけど、今は省略。
チェーンホイールのセンターも見ておきましょう。チェーンを外した状態でクランクを回してギアが振っているかどうかを確認します。許容量は個人差がありますけど、このスギノチェーンホイールだと3mmくらいでしょうか?5mm振ってれば不良ですね。交換してもらいましょう。
ハブ軸のガタ確認。
ハブ軸左右両側をグッとつかんで上下前後に動かしてガタがなければOKです。
この時に回転のスムーズさも確認しましょう。回転がひっかかったり重かったりする時は、ハブ軸の調整をします。必要工具 ハブスパナ 13mm~17mm このVIPERはたぶん前13mm、後16mmだと思います。それとモンキーレンチか外側ナットに対応するスパナ。
とりあえずここまで。わからないことがあれば質問してください。
2012/8/29 09:10 [191-3220]