甲田
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2023/04/04 (火) 23:01:02
福島県で、二十三夜塔で町興しをした話を見つけました。
「二十三夜信仰から紐解く地方創生」
福島県の会津地方の豪雪地・只見町の駅近くの「滝神社」に「二十三夜塔」があるとのこと。
「滝神社」は、享保18年(1733年)7月6日に上ノ原(今の只見駅付近)で、大洪水による犠牲者を慰霊し、水神を修めるために建てられたといいます。
また埼玉県さいたま市には「二十三夜」という地名があるといいます。この地名は、この地で行われた「二十三夜講」に由来したものといいます。北条氏と足利氏が争ったとき、この辺りから多くの農民が兵士として徴用され、彼らの身を案じたその家族達が集まって、武運長久・安心立命を祈ったものが「月待講」として行事化されたものといわれます。
講は7月1日の夜6時から行われ、勢至菩薩を祀り、観音経を唱えました。かつては祈願堂があり、そこで講がもたれたものの、天保3年(1832年)に老朽化のため廃堂となり、代わりに立てた石塔が『二十三夜供養塔』だといいます。
記事には町興しの実際の説明は少ないですが、日本各地の「二十三夜塔」や講の情報が多く載っていて興味深いです。
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