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Mitaka

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国立天文台 4D2U プロジェクトによる 宇宙シミュレーションソフト Mitaka のはなし

甲田
作成: 2023/04/01 (土) 22:09:35
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甲田 2023/04/01 (土) 22:30:30 修正

2023年2月28日に ver.1.7.4 が、3月24日にバグ修正版 ver.1.7.4a がリリースされました。
主な変更点は以下。
・プラネタリウムモードで、地上風景が表示できるようになった
・宇宙空間モードで、惑星・衛星間で「影を落とす天体」「落とされる天体」を設定できるように
・影を落とす天体毎に、影の色を設定できるようになった
・星座線のようにアステリズムの線に距離を指定できるようになった
・プラネタリウムモードで、視点を引いたときに天球の裏側を表示しないように

サンプル画像は、MitakaのTwitterから。

画像1

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甲田 2023/04/01 (土) 22:50:33

Mitaka で地上風景を表示させる方法です。

mitaka/skyline/ に、地上風景の画像ファイルを置きます。画像ファイルについては後述します。
mitaka/program/ にある locations.json に、次のように画像ファイルを指定します。

 "SkylineDay": [ "city-day.png", 30.0, 180.0 ],
 "SkylineNight": [ "city-night.png", 30.0, 180.0 ],
 "Labels": ["Mitaka", "ja:三鷹", "ja_ruby:みたか" ]

地上風景画像は、昼用と夜用を指定できます。
指定する情報は ["画像ファイル名", 風景の高度, 画像の端の南北の指定 ] です。

地上風景画像は PNG形式ファイルで、景色の無い部分には "透明" 処理をします。
なお、地上風景は水平線以上しか表示しません。

画像は、上はステラナビゲーターの地上風景をそのまま表示したもの、
下は、地平線下を削除し、空の部分を透明処理したもの。

画像1