ペナトピ・Deracine版

マスクを捨てよ 街に出よう / 134

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USA 2023/07/05 (水) 03:14:57 修正

現在、USは、7月4日、Independence Day=独立記念日だ。建国記念日といってもよい。歴史がはっきりしない極東の国とちがって、中世~近代の歴史がはっきりしているから、その点はソリッドだ。

週末は、月曜が臨時休日になったので、4連休。そこで、遠出をしてみた。オハイオ州に6時間運転して、夏の野外音楽祭に行ってきた。ここは、国立公園の真ん中に敷地を取って、野外ホールを建設していて、屋内に5000人、屋外に1万人を集める大集会になる。少し前まで、SARS-CoV2でご法度だったし、今でも感染の大温床である。

因みにJuly 4th=7月4日週末ということで、花火大会もやっていた。花火が完全に開く前なのでしょぼい写真だが・・・
画像1

土曜日が演奏会で日曜に帰宅して、昨日から喉は痛いわ、鼻水やくしゃみがとまらなくなり、すわと内心ワクワクしていた。
昔年の人体実験ができるかと思ったのだ。

実は私はCOVID Vaccineは一度目の免疫と一度のブーストしか受けていない。誤解しないで欲しいが、「怖いから」とか、「実情を知って」忌避したのではない。むしろ、この感染症で、私の年齢と体力では重篤化・致死の可能性はゼロに近いというリスク管理の下、もし一回のブーストで、抗体も消えた状態で、感染したらどうなるか人体実験をしてみたかったのだ。

それに、医療関係者の末端のはしくれとして、こういう情報を集める「義務」的なものも感じていた。綺麗ごとに見えるかもしれないが、そういう性分なので仕方ない。逆に、反Vaccineが優勢になったら、むしろ何度もブーストを繰り返して安全性をわが身でテストしてみたいと思うたちでもある。他人がみんな苦難にある時一人だけ逃げだしたり、わが身可愛いというのが、理解できないし(人が大量に死ぬときは、もろともでいいじゃないか)、一人だけのうのうとするのは性分で致しかねるへそ曲がりなのだ・・・

ということで、今朝テストしてみたのだが、結果は陰性であった。

もし陽性だったら、早速明日血液を採取して、いろいろとやりたい実験があったのだが、それは延期(そもそも、普通に生活していて、このVirusに感染できるのか?と訝しいほど、身の回りでは感染した人間が少ない。唯一、臨床医として患者を診ている同僚が、2回感染しただけだ。感染性のデータを見ると、このVirusは中等以上に高い部類に属するのだが)

科学論文や、私自身が直接見聞した「テスト・診断」の感受性=Sensitivityは90~95%程度で、特異性(どれだけ過ちを生じるか)は、キットの外箱には、100%(間違いゼロは、確率上ありえないが、診断キットなので一般向けに誤解を招かないようにそう書くのだろう)とあるが、実際は98%前後で、この数字は、Standさんがあげているものとは相当違う。
特に、感受性については、抗体抗原キットではなく、PCRにおいても、完全に感染が成立している細胞から「培養」した上清を使って、90~5%という数字が一般だし、職場の病院のデータを見ても(飛沫組織を蛍光抗体法という別法でチェックしたサンプルを大量に母集団として)そうなっているから、擬陽性について、Standさんがリポートしている数字の根拠がどこにあるのか興味を覚える。

Standさんが問題にしているのは、PCR方が人工的に作り出す「擬陽性」だが、これは、ごく簡単に計算することで数字が出せるが、一重に感受性(70%というのがStandさんの数字、それと私が文献や、病院でみた90~5%)によって、天地の差がでる。さらに、そもそもの感染率が極端に低い場合、殆どの診断方法は、例え95%の感受性があっても、「診断法が意義を失ってしまう」こともある。

そこについて多少簡単な解説をしたいのだが(この問題はPendingになっているので)、何分、今、体調が不全でソファでへたばっているのでこれ以上書く気力も集中力もない。

徒に、ティッシュペイパァの塊がごみ袋で増殖し続ける現状だ。
夏風邪は「バ〇」しかひかないから(これも論理の倒置だが、お分かりか?笑)、まさしくPoetic Justiceなのだが、風邪の分際(といっても原因は現在不明だが)でTormentしてくれることよ・・・・

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