あんみつ
General
2019/04/07 (日) 18:14:05
>> 382
俊敏な動きでゾンビをかわすと、ヌァヌァグゥへ突撃した。
赤いオーラが小栗を包む──「これはついさっき拾ったものでな。身体能力を上げる程度の異能力ではあるが、いわゆる武装型。つまり、俺様の攻撃は、全て異能力による攻撃と同じ判定となる。」
小栗は、ヌァヌァグゥへ、跳び蹴りを放った。
「小細工はやめだ。ただ、殺す。」
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ななぐー?
(飛び蹴りは命中し、吹っ飛ぶが元が軟体動物だからか物理攻撃にある程度の耐性を持っているようであまり効いていなかった)
「うおおおおおおおおおおおおおっ!!!!」
1000ボルトの電圧が、宙に舞ったナァナァグゥを襲う。
なぁぁぁぁ……………
(イカ型の時ならその巨体で耐えることが出来たが、人間型では耐えきることが出来ず、断末魔を上げ、そのまま地面に落下していく)
「アクセス──魔蝗 。その男は獅子の威を持ち、鷲の翼と蠍の毒をも兼ね合わす。玉座に腰掛け、風を繰り、三節の眷族をも司る。汝らに彼の哭がわかるか?知らぬのならば教えてやる。我が眷族よ、ならばその敵の肉を喰らい、骨を啜れ!」
大量の“バッタのようなもの”の群れが現れると、一斉にナァナァグゥへ飛び掛かり、その骨肉を貪り喰らわんとする。
(ヌァヌァグゥの死体はあっという間にバッタの群れによって食い尽くされた)