「おもしろい力だ。しかし、そこまで原型も留めずに変身されては、遺体が回収できるかどうか不安なところだな。」
──さて、俺様の使える能力は残り7つ。できれば、脆弱な大人数の兵士で迎え撃ってほしかった。俺様の戦闘スタイルは、殺した敵で補給しながら進むことなのだ。この怪物一匹だけに構ってはいられん。
「アクセス──
小栗が雄叫びを上げると、目の前に中型魔法陣が展開され、防衛隊の方々が召喚された。
「やはり来てくれたのだな、我が友よ。」
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