みんポケ！

そう、この僕pt(人類の救世主)である

カリバーンに対する熱い風評被害

４月１日　某遺跡
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木偶の坊「しかし、こんな寂れた所が昔、聖域(サンクチュアリ)だったなんて信じられねぇな」
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雑貨屋「数万年前は文明が栄えていたらしいが、不運にも自然災害で滅んでしまったらしい」
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木偶の坊「本当にここに聖剣があるんだよなぁ?」
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雑貨屋「...私が間違った情報を掴んだとでも言うのか」
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木偶の坊「違げぇよ、古代からあるんだぜ？とっくに誰かが盗んでいてもおかしくはねぇだろ」
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木偶の坊「そもそも、そんな昔の剣なんて使えんのか？」
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雑貨屋「聖剣と呼ばれるくらいだ、数万年経った程度では傷一つつかない」
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雑貨屋「その聖剣は石に刺さっており、選ばれた者でしか抜けないと言われている」

雑貨屋「...ん？何か言ったか？」
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木偶の坊「あ？別に何も言ってねぇよ」
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雑貨屋「おかしいな...今一瞬声が聞こえたが...私の気のせいか」
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『あああああああああああああああああああああああああああああああ！！！！！！！！！！！（ﾌﾞﾘﾌﾞﾘﾌﾞﾘﾌﾞﾘｭﾘｭﾘｭﾘｭﾘｭﾘｭ！！！！！！ﾌﾞﾂﾁﾁﾌﾞﾌﾞﾌﾞﾁﾁﾁﾁﾌﾞﾘﾘｲﾘﾌﾞﾌﾞﾌﾞﾌﾞｩｩｩｩｯｯｯ！！！！！！！ ）』.
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雑貨屋「！？」
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木偶の坊「向こうから聞こえたぞ！」
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雑貨屋「誰かいるのか...？」
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ｐｔ「あああああああああああああああああああああああああああああああ！！！！！！！！！！！（ﾌﾞﾘﾌﾞﾘﾌﾞﾘﾌﾞﾘｭﾘｭﾘｭﾘｭﾘｭﾘｭ！！！！！！ﾌﾞﾂﾁﾁﾌﾞﾌﾞﾌﾞﾁﾁﾁﾁﾌﾞﾘﾘｲﾘﾌﾞﾌﾞﾌﾞﾌﾞｩｩｩｩｯｯｯ！！！！！！！ ）」

肛門切れるわ

木偶の坊「な、なんだお前！」
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ｐｔ「俺は聖剣の守人あああああああああああああああああああああああああああああああ！！！！！！！！！！！（ﾌﾞﾘﾌﾞﾘﾌﾞﾘﾌﾞﾘｭﾘｭﾘｭﾘｭﾘｭﾘｭ！！！！！！ﾌﾞﾂﾁﾁﾌﾞﾌﾞﾌﾞﾁﾁﾁﾁﾌﾞﾘﾘｲﾘﾌﾞﾌﾞﾌﾞﾌﾞｩｩｩｩｯｯｯ！！！！！！！ ）」
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雑貨屋「...おい、木偶、あいつの肛門をよく見てみろ」
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木偶の坊「んなもん見たか...あぁ！？剣が刺さってるぞ！まさか....！」
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ｐｔ「お察しの通り、俺のケツに刺さっているものこそが聖剣あああああああああああああああああああああああああああああああ！！！！！！！！！！！（ﾌﾞﾘﾌﾞﾘﾌﾞﾘﾌﾞﾘｭﾘｭﾘｭﾘｭﾘｭﾘｭ！！！！！！ﾌﾞﾂﾁﾁﾌﾞﾌﾞﾌﾞﾁﾁﾁﾁﾌﾞﾘﾘｲﾘﾌﾞﾌﾞﾌﾞﾌﾞｩｩｩｩｯｯｯ！！！！！！！ ）」
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雑貨屋「なるほど、通りで今まで誰も聖剣を持ち出せなかった訳だ」
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木偶の坊「汚いからな」
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ｐｔ「この剣は数万年前、国王陛下が俺に託された！その時に渾身の力で挿してもらってな！つまり、国王陛下に及ぶ力の持ち主でなければ抜くことはできないあああああああああああああああああああああああああああああああ！！！！！！！！！！！（ﾌﾞﾘﾌﾞﾘﾌﾞﾘﾌﾞﾘｭﾘｭﾘｭﾘｭﾘｭﾘｭ！！！！！！ﾌﾞﾂﾁﾁﾌﾞﾌﾞﾌﾞﾁﾁﾁﾁﾌﾞﾘﾘｲﾘﾌﾞﾌﾞﾌﾞﾌﾞｩｩｩｩｯｯｯ！！！！！！！ ）」

脱糞の勢いで抜けそう

雑貨屋「国王陛下とはおそらく雷霆王だろう、数万年前にこの地を治めており、比類なき力の持ち主だったらしい」
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木偶の坊「そもそも！さっきからあいつの脱糞の勢いが強風を起こしている！あいつの脱糞の勢いでも抜けない聖剣なんて、俺達で抜くことは難しいぞ」
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pt「あああああああああああああああああああああああああああああああ！！！！！！！！！！！（ﾌﾞﾘﾌﾞﾘﾌﾞﾘﾌﾞﾘｭﾘｭﾘｭﾘｭﾘｭﾘｭ！！！！！！ﾌﾞﾂﾁﾁﾌﾞﾌﾞﾌﾞﾁﾁﾁﾁﾌﾞﾘﾘｲﾘﾌﾞﾌﾞﾌﾞﾌﾞｩｩｩｩｯｯｯ！！！！！！！ ）」
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雑貨屋「なに、造作もないことだ」
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雑貨屋「抜くことができないなら、刺さっているモノを破壊すれば良い」
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木偶の坊「...ああ、なるほど」
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pt「ちょっと待ってあああああああああああああああああああああああああああああああ！！！！！！！！！！！（ﾌﾞﾘﾌﾞﾘﾌﾞﾘﾌﾞﾘｭﾘｭﾘｭﾘｭﾘｭﾘｭ！！！！！！ﾌﾞﾂﾁﾁﾌﾞﾌﾞﾌﾞﾁﾁﾁﾁﾌﾞﾘﾘｲﾘﾌﾞﾌﾞﾌﾞﾌﾞｩｩｩｩｯｯｯ！！！！！！！ ）」
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pt「うわあああああああああああああああああああああああああああああああ！！！！！！！！！！！（ﾌﾞﾘﾌﾞﾘﾌﾞﾘﾌﾞﾘｭﾘｭﾘｭﾘｭﾘｭﾘｭ！！！！！！ﾌﾞﾂﾁﾁﾌﾞﾌﾞﾌﾞﾁﾁﾁﾁﾌﾞﾘﾘｲﾘﾌﾞﾌﾞﾌﾞﾌﾞｩｩｩｩｯｯｯ！！！！！！！ ）」

これはひどい

糞しかない

雑貨屋、木偶の坊が聖剣を手にしたという噂は、すぐに広がった

両コテハンが魔王に謀反するのではないかというのである

その噂を耳に入れた魔王は、すぐさま問罪使を雑貨屋、木偶の坊の元へ遣わせた
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4月5日
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問罪使「聖剣を入手したと聞く、まさかその刃を魔王様へ向けられるおつもりはないだろうな」
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雑貨屋「ふむ」
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問罪使「ならば料簡を改めて、一日も早く申し開きの為、上坂されよ」
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雑貨屋「...お答えする前に伺いたい。この書状といい、その口上といい、いかにも仰々しいものであるが、一体誰に対して申しているのだ」
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問罪使「はぁ?そりゃあ雑貨屋ノ姫君、あなた以外にいません」
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雑貨屋「私が魔王様に謀反を企てていると?」

見事なきちっぷり
面白い

問罪使「いかにも」
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雑貨屋「愚かな事を申さない方が良いぞ、この私が謀反などありえん」
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問罪使「し、しかし!書状にも認めた通り、コテハンを微募なされていることは事実です」
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木偶の坊「近々、御茶会でも開こうと思っているだけだ。そもそもお前らからとやかく言われることはない。魔王様にお疑いされているのは、BBS内に讒者(鬱モナー)がいる為だ。その讒者をここへ連れてきて、実否を糾明しろ!」
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木偶の坊「そうしてもらえない以上は上方へは行けないね」
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問罪使「...ッ!」
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雑貨屋「我々の意向は、書状に認める。それを持って帰られよ」

雑貨屋は退室すると、書院へと向かった

その場に座り10分、ようやく魔王の暴慢に対する胸中の鬱積をまとめる

そして、切るようにして筆を下ろした
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雑貨屋「我々について、さまざまな噂が上方において流布され、魔王様は御不審とのこと。なんとも仕方のないことです。我々は遠国に居住し、そのうえクソコテ。少しも苦はないので、御心配などなさらないでください」
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雑貨屋「我々に上洛しろと申されますが、3月に引っ越したばかり。さらに雪国ですので、10月から3月の間は何もできません」
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雑貨屋「我々に反逆心など無ければ、誓紙に書いてでも差し出せとのことですが、そんなものは意味ありません。要は心です」
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雑貨屋「さらに、我々が武器を集め、聖剣を手に入れたことを痛罵なさいますが、これはまた迷惑。あなた達は、カードやフィギュアといった物を御所持になるもの。私のようなひねくれたオタクは、弓、槍といった戦道具をコレクションするのです」

雑貨屋「考えてください。雑魚(BBS民)を踏み潰すのに、何の手間が必要でしょうか」
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雑貨屋「オーナー(シャンてぇあ)のことは、思いのまま処分されたとのこと。魔王様の御威光はなりひびいているのでしょう」
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雑貨屋「追記、噂によれば、我々を征伐する計画が立てられているとか。万端全ては、その時に仕ろう(兵を率いてくるならこい、迎え討つまでだ)」

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3月6日 BBS管理室
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魔王「...私は長い間管理人をやっているがな」
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魔王「こんな無礼な手紙は見たことも聞いたこともない」
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魔王は憤ることを忘れたような面持で、ほとんど呆然としていた

早速ぴて殺されて草

スレタイにも書かれていたｐｔが既に殺されているんですが

ワロタ