これは、学者である私が、「あの時」を日記に描いた物である。
何万もの命を葬った「あの時」を実際に眼で見た私は、もう忘れる事などできない。
だから「あの時」の惨事を、私は伝えなければならない。
「{あの時}を...どうか、忘れないでおくれ・・・」この銅像に、願いを込めてそう言った。
20XX年、コテハン達が繰り広げる戦禍が、今幕を開けようとしていた。
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あらすじ...安いぞに降りかかる災難と、襲い来る魔物の軍勢。
世の秩序を守るべく、手始めにこの荒くれ者共を始末しようとした。
乱世がピークに達した時期。剣を手に取れ。
コテハン戦国時代の復刻か。いや、悪夢の再来か。
雷帝「全くあいつは・・・」
???「だ”に”ゃ”あ”あ”wwwww」
???「お”ぉ”ん!誰かい”る”に”ゃ”あ”wwwww」
???「お前誰だに”ゃ”あ”あ”???wwwwww」
雷帝「」
雷帝「俺は雷帝。神に仕える者だ。お前は?」
???「お”お”ん”!ミィは774という名前なんだに”ゃ”あ”あ”あ”wwwww」
774「ミィは今腹ペコなんだに”ゃ”あ”あ”wwwww食べ物よこせに”ゃ”あ”あ”あ”www」
雷帝「・・・」
雷帝「・・・」スッ
774「お?ランチパックくれるのかに”ゃ”あ”!?wwwwwwありがとうだ”に”ゃ”あ”wwwww」
774「お礼にこれあげるに”””””ゃ”あ”””””wwwwwwww」
雷帝「こ、これは・・・」
774のキャラがキモすぎる
雷帝「こ、コテハン特別許可証・・・」
774「これで君も今日から晴れて立ち入り禁止区外に入れるようになったに”ゃ”あ”wwwww」
774「Lets go to hell. だに”ゃ”あ”wwwwwwww」
774「それじゃバイバ・・・ぐふっ!」オロロロロ
雷帝「(・・・毒を仕込んでおいて正解だった)」スタスタ
雷帝「立ち入り禁止区外・・・ここかぁ」
STOP!
ここから先は関係者以外の立ち入りを強く禁ずる!
決して足を踏み出さぬように!(その右に死神の絵)
雷帝「・・・不気味だなぁ」
雷帝「・・・失礼します」キィィィ...
???「そこの君!」
???「許可証は持っているかね?」
雷帝「は、はい」ピラッ
???「よろしい。ではそこの席に座りたまえ」
???「こいつ、新入りか?」
???「新しい奴が加入するなんて情報聞いてもいねぇよ」
???「静かに!たまたま情報が回らなかったのだろう」
???「えーでは、これよりコテハン会議を始める」
???「まず、この紛争が勃発している理由は分かるな?ラルトス神くん、答えたまえ」
ラルトス神「神様が税金搾り取ったんだろ?」
???「その通り。だが一部では、神様の上のお偉い神様が命令を下したとの情報も耳にしている」
???「神様はまず、秩序を司る存在である」
???「神様の身勝手な行動により嫌気が差した奴らが戦争を起こしたのが始まりとされているが・・・」
???「えー次に。特に規模の大きい2大将軍を答えよ、デデンネ卿くん」
デデンネ卿「アズマオウと酢タオル」
???「うむ、正解だ。やはり情報網は完璧のようだ」
???「で、ここから本題に入る。単刀直入に言うと君達にはその将軍達と戦ってもらいたい」
ラルトス神「うわぁ・・・」ゲンナリ
デデンネ卿「ひったすら萎えるな」ゲンナリ
ラディッシュ「気が狂いそうだ」オロロロロ
???「お前らそんな露骨に嫌がるな、あとラディッシュ吐くな」
???「残念ながらこれは国からの直々の命令なのでお前らがどう言おうと戦わなければならないが・・・」
???「まぁ、来週までには準備しといてくれ。いいな」
???「以上解散!来週になったら召集をかけるぞ」
キィィィィィィ...
バタン
雷帝「アズマオウ・・・」
雷帝「どこかで聞いたことがある気がする」
雷帝「・・・仕方ない、自分の組織に帰ろう」
雷帝「...ただいま」
あんみつ「目指しは見つかったか?」
雷帝「うん、まぁね」
神「外で何をしていたんだ?」
雷帝「探索さ。外の状況を見ていた(大嘘)」
神「お前が無事ならそれはそれでいいんだがな」
雷帝「で、結局俺は神に対抗することにした」
神「2大神皇に反逆する気か・・・」
雷帝「まぁ、そういうことになるな」
神「まじかよ!お前英雄じゃね?今度ツイッターにあげとくよ」
雷帝「余計なことせんでいい」
神「ま、とにかく頑張れよ」
雷帝「おう」
シエンタ
支援
あげ支援
次の日
雷帝「こんにちは」ペコリ
???「うむ。緊急の召集によくぞ来てくれた」
ラルトス神「そこの若造、そんな装備で大丈夫か?」
ラディッシュ「一番いいのを頼む」
???「そんな野次は置いといて。今日はアズマオウ軍がこちらに兵を送っている。どうやら攻撃態勢に入った模様だ」
???「暫くしたらこの区外も侵攻されてしまうだろう。重要な情報をギャングの下っ端に漏らす訳にはいかんのだよ」
???「そこで君達にはアズマオウの軍と戦って貰いたいのだが、どうだね?」
ラルトス神「大丈夫だ」
ラディッシュ「問題ない」
???「...そのコンビネーション、実戦でも生かせるといいな」
というわけで朝目が覚めたら唐突に軍からメールで召集をかけられてしまった雷帝。
軍は雷帝を正式な兵隊だとは知る由もありません。
雷帝は軍からのプレッシャーが精神的にキツいようです。
それでも戦わねばなりません。全ては世のため人のため!ガンバレ雷帝!
屋外
雷帝「にしても殺伐としてるなぁ」
なんてったってここは過酷な砂漠一帯。所謂「サヘル」と呼ばれる地帯のようです。
炎天下が全ての兵に大きな精神的ダメージを与え続けます。
水分補給用の水筒が割と重くて足枷に近いナニカになっています。
おや、奥から人影が・・・
下っ端「いたぞー!ここの区外の情報を獲得するのだー!」
下っ端「ウオオオー!」
下っ端「かかれー!」
ラルトス神「のこのこくたばりに来たか、一番いいのを頼む」
ラディッシュ「分かってるぜ」ブンブン
ラディッシュ「ホウテンゲキ!」ザシュッ
戟が相手の胸を貫きました!
下っ端「ぐほっ・・・オエエエエオロロロロロ」
ラディッシュ「もういっちょ」
ラディッシュ「如意棒!」グサリ
下っ端「うぐぅ、グオエエエエエレエレエレ」
ラディッシュ「スッキリしたぜ」
ラルトス神「そういうのは他の雑魚兵も片付けてから言ってくれ」
雑魚兵「ウオオオオ!」ドドドドドド
ラルトス神「当たらんよ」ヒラリ
ラルトス神「お返しの銃弾で眠っといてくれ」パァン
雑魚兵「が...!」
雑魚兵「...zzZ」
ラルトス神「捕虜に成功した、コイツは後で拷問に使うぞ」
ラルトス神「この縄で縛っといてと」グリグリグリ
ラディッシュ「いつにもまして残忍だなお前は」
雑魚兵「どこ見てやがる!」グォン
ラディッシュ「...!」
ラディッシュ「...俺の柔肌に何しやがる?」
ラディッシュ「自分の血で水浴びでもしとけ!」グゥン
雑魚兵「がっふ」
雑魚兵「」
ラディッシュ「ったくふざけやがって・・・」
ラディッシュ「アズマオウの手先風情が許せん・・・!」
ラルトス神「おいおい、そうかっかなさんなって😅」
雷帝「(そういえば俺何もしてなかった...何すればいいんだろ)」
ラディッシュ「おいそこの新参!」
雷帝「あ、は、は、はい!」
雷帝「(いっけねー、焦りすぎてどもっちゃった)」
ラディッシュ「雑魚兵の注意を引け!」
雷帝「え...注意、ですか」
ラディッシュ「出来ない?」
雷帝「...やってみます」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
雷帝「ヘイヘイヘ~~~~~~イ!!!」
雷帝「お前らァ!アズマオウの軍よぉ!よく聞けェ!」
雷帝「アズマオウとかいうおっかないギャングがいるそうだがなぁ!」
雷帝「そんな奴俺にかかれば一ひねりなんだよォ!」
雷帝「ギャングだろうと関係ねぇ...俺は...」
雷帝「攻めてくるならこっちから攻めさせてもらうまでよォ!!」
雷帝「分かったか~~~!」
下っ端「なんだと...」
下っ端「それは聞き捨てならんな」
下っ端「キレそう」
雷帝「悔しかったらかかってこいよぉ!」
雷帝「まぁ無理だろうけど!」
雷帝「どうすか?」
ラディッシュ「いいんじゃないかな」
ラルトス神「さて、こっちはこっちで準備も終わったし」
ラルトス神「おーい、準備終わったぞー」
ラディッシュ「おっ」
ラディッシュ「雷帝下がれ!爆弾を打ち込む!」
雷帝「え、あ、はい」スタコラサササササササ
下っ端「コラー!」
下っ端「逃げるな~!」
ラルトス神「ポチッとな」
ウィーン...
おやおや、どでかいミサイルが顔を出していますなぁ。
これはまともに食らったらひとたまりもありませぬ。多分。
ラルトス神「発射!」
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ...
下っ端「おい、なんかこっち来てね?」
下っ端「え、あ、ほんとだ!」
下っ端「逃げろ~~~!」
ラルトス神「気づくのがおせぇよ」
ドォォォォォォォォォォォォン
ドーム状の爆発がまぁ~なんとも凄まじいです。
下っ端はもう骨しか残りませんでした。
立ち入り禁止区外の技術力、恐るべし。
雷帝「や、やったか・・・!?」
ラルトス神「そのようだな、最後はこいつを拷問にかけて情報を集めたら終わりだ」
ラディッシュ「爆発はやはり正義だな!」
ラディッシュ「んで、兵はこれで最後か?」
ラルトス神「だな、ひとまず戻ろう」
ラディッシュ「おう」
雷帝「あっ、先輩水筒...」
雷帝「行っちゃった」
さっさと切り上げて帰路につく彼らの切り替えの速度は偉大です。完全に手馴れています。
雷帝、このままで大丈夫なのか?
ラルトス神「ただいま戻った」
ラディッシュ「残念ながら戦利品は無かったよ」
???「うむ、まぁデデンネ卿が不在の中よく頑張ってくれたよ」
???「休憩したらまたここに来い」
???「ひとまず解散!」