これは、学者である私が、「あの時」を日記に描いた物である。
何万もの命を葬った「あの時」を実際に眼で見た私は、もう忘れる事などできない。
だから「あの時」の惨事を、私は伝えなければならない。
「{あの時}を...どうか、忘れないでおくれ・・・」この銅像に、願いを込めてそう言った。
20XX年、コテハン達が繰り広げる戦禍が、今幕を開けようとしていた。
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あらすじ...安いぞに降りかかる災難と、襲い来る魔物の軍勢。
世の秩序を守るべく、手始めにこの荒くれ者共を始末しようとした。
乱世がピークに達した時期。剣を手に取れ。
コテハン戦国時代の復刻か。いや、悪夢の再来か。
支援
あg
あg
あ
あげ
雷帝「・・・」
雷帝「とりあえず、仲間を増やそう」
雷帝「まずはそこからだ」
雷帝「それで、数でアズマオウ軍と勝負する」
ァァァァァァ
おっしゃ更新きた
アズマオウ軍
兵隊「アズマオウ大将!送り込んだ兵が全滅しました!」
アズマオウ「なんと」
アズマオウ「あちらも警戒態勢のようだな、一度準備を整えるまでは攻撃を止めよ」
アズマオウ「そしてあちらの警戒態勢が弱まった頃に酢タオル軍を襲撃しろ」
アズマオウ「それまでは軍の強化が先だ」
アズマオウ「ハギワラよ、軍事基地へ戻るぞ」
ハギワラ「はっ ヘリコプターの準備は出来ております」
プルルルルルルルル....
僕出てくるまでは続けてほしい
シエンネ
???「みんな善戦ありがとう、アズマオウ軍の撃退に成功した」
???「だが奴らの勢力は強い、いつ襲ってくるかも分からないので、常に警戒するように」
???「それでは本日はここまで。解散!」
ラルトス神「後で銃買っておこうぜ」
ラディッシュ「いいゾ~」
雷帝「・・・俺も、何か武器を買っておくか」
ニャオニクス「・・・と、言う訳なのだよ」
667「ふぅん・・・」
油揚げ「そうだったのか」
ニャオニクス「私達の各領域は、アズマオウ軍によって脅かされつつある」
ニャオニクス「そこで、3国の力を合わせてアズマオウ軍を攻め落としたいのだよ」
ニャオニクス「どうだ?悪い話ではなかろう」
油揚げ「検討してみよう、考えが纏まったら明日伝える」
667「私もそうさせて頂くわ」
ニャオニクス「そうか」
ニャオニクス「ではまたここへ来るように、だが時間はあまりないことを留意しておくように」
667宅
667「・・・はぁ」
667「魔王の風格を出すのも一苦労ね」
667「明日の会議行きたくない・・・私はここでのんびり花でも育てて暮らしたいのだわ」
コンコン
667「あら、お客さんね 今開けるわ」
ガチャッ
667「今日も来てくれたのね」
???「はい、今日も来ちゃいました、というわけでおじゃまします」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
667「・・・まさかとは思っていたけれど、やはりあなた」
???「バレてしまいましたか、そうです、僕があの「安いぞ」の孫です」
667「今も勇者としての活動は行っているの?」
孫いぞ「はい、とは言っても仲間はいませんが」
667「・・・あなたは、勇者の血筋としてこの異変をどう受け止める?」
孫いぞ「そうですね・・・今回の異変は秩序が乱れたのが始まりで、その秩序を乱したのが神だとかなんだとか言われていますが」
孫いぞ「正直、あの神様がそんなことをするとは思えないのですよ」
孫いぞ「きっと上の位の神様から命令でもされているのでしょう」
孫いぞ「ま、結局はその神様にも問いただすつもりなのでこうやって疑問を持つだけムダかもしれませんけど」
667「あなたの考えだと、最期は必ず黒幕が現れてそいつを倒すってことかしら」
孫いぞ「そんな感じですね」
支援
あげ
667「最期の黒幕の、目星とかってあるの?」
孫いぞ「さぁ・・・姿形は全く想像が出来ませんが、今でも感じるこの瘴気・・・きっと今までとは一線を画す敵だと思うんです」
孫いぞ「とはいえ、僕も負けてられませんが」
667「凄いわね」
孫いぞ「それじゃ僕はこのへんで」
667「うん、今日はどうもありがとう」
キィィィ...
バタン
667「あーあ」
667「あいつらになんて言い訳すればいいんだろう...」
667「ニャオニクスには逆らったら何されるか分かんないし」
667「鬱だわ」
翌日
ニャオニクス「で、どうだ?考えはまとまったか?」
667「...(どう言い訳をするか、考えておけばよかった)」
油揚げ「俺は参加させて貰う」
ニャオニクス「そうか、で、667はどうだ?」
667「うーん...(うげぇーっ)」
667「...(油揚げもあっちサイドに行っちゃったかぁ)」
667「(適当にウソでもついて延期にさせるか)」
667「実はね、今アズマオウ軍は戦力を備えたら酢タオル軍と戦うという情報が入ったの」
667「酢タオル軍との戦いで傷付いたアズマオウ軍を一斉に襲撃するなんてどうかしら」
ニャオニクス「そうか」
ニャオニクス「そういえば、667はマスタースパークを扱えるんだったな?」
667「ステルスは無いわよ」
ニャオニクス「ふむ・・・ではさっきの意見を取り入れ、酢タオル軍との戦いを終えて休戦している所を俺たちが襲撃し、
667が後ろからマスタースパークを放つ」
ニャオニクス「なかなか良い案ではないだろうか」
油揚げ「悪くはなかろう」
油揚げ「マスタースパークで雑魚兵を一掃し、出てきた生き残りを3人で始末する」
ニャオニクス「ではそれで決まりだな、随時情報が入り次第召集をかける、必ず来るように」
667「(まぁ、延期になったのならそれでいいわ)」
667「ではまた今度」
667宅
667「やったぁ~延期に成功したわ~」のびー
667「これで待ちに待った青バラが咲く」
667「青バラをこの子に付けてあげるのが私の夢なの」
ねこいし「にゃん」
667「いつ見てもビューティフルな毛並みね」ナデナデ
667「この品格こそ私のペットに相応しい」
667「私だって元はと言えば最高位の魔王だもの」
667「威厳を忘れちゃおしまいよ」
667「この猫の美しい毛並みを見たときの安いぞのリアクションが気になって仕方が無い」
667「アイムウィナー!」
667「勝利はここにあり!」
667「気分最高!」
コンコン
667「あ?」
「宅配でーす」
667「な、なぁんだ」
667「魔王とバレないように変装でもしといてよかったわ」
667「はーい、ただいま」
ガチャッ
宅配「あれ?」
667「どうかしたの?」
宅配「もしかして・・・667様じゃないですか?」
667「え?ち、ちちちちちちち違うわよ」
667「わ、わわわわたしは667の妹であって別に・・・」
宅配「あ、そうでしたか!大変失礼致しました、ではこちらを(人違いにしても外見があまりにも瓜二つじゃない?)」
オーエンのブローチを貰った
宅配「ではでは~」
バタン
667「今の完全にバレてたよね」
667「あの声と外見からするにみょんみょんかしら」
667「うーむ・・・この私を667だと見抜けるだなんて、もしかしてオーエンの血筋を知っているのかも」
667「とは言えオーエンの妹というのはバレてないはず・・・」
667「一時期なんて御姉様の名を借りて新しく生まれ変わったなんて言ってたもんだから笑いもんよ」
ねこいし「にゃんで姉様の名を勝手に借りるなんて真似したんだにゃあ」
667「威厳を保つにはそれが最適解なのよ」
667「なんてったってオーエンといえば由緒正しき魔王の血筋の中の初代魔王だからね」
667「その妹が私」
667「で、末っ子にスカーレットがいるわ」
ねこいし「スカーレット様はまだ魔王じゃないはずだにゃあ」
667「そうね、私が老いたら即位させようかしら」
ねこいし「あと何千年はかかるにゃあ?」
667「そりゃそうよ」
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???「...なんと」
???「この者は戦いを放棄したのか」
???「我々とは真逆の存在だな」
???「ちょっとお前らさ~」
???「戦死した魂は誰が処理してると思ってるんだ」
???「少しはこっちの身にもなれ」
???「金はやってるんだから当然だろう」
???「ま、俺も戦うしかないんだけどね~」
???「安いぞに襲撃をかけたいな・・・配下を送り込むか?」
???「俺がちょっくらちょっかいをかけてくるよ」
???「やられてもいいけど死ぬなよ?」
???「わーってる」