これは、学者である私が、「あの時」を日記に描いた物である。
何万もの命を葬った「あの時」を実際に眼で見た私は、もう忘れる事などできない。
だから「あの時」の惨事を、私は伝えなければならない。
「{あの時}を...どうか、忘れないでおくれ・・・」この銅像に、願いを込めてそう言った。
20XX年、コテハン達が繰り広げる戦禍が、今幕を開けようとしていた。
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あらすじ...安いぞに降りかかる災難と、襲い来る魔物の軍勢。
世の秩序を守るべく、手始めにこの荒くれ者共を始末しようとした。
乱世がピークに達した時期。剣を手に取れ。
コテハン戦国時代の復刻か。いや、悪夢の再来か。
パラ...
私は、「あの時」の生々しい情景を描いた日記を、また見つめなおしてみる事にした。
20XX年、8月6日
私が変わってしまったのは、この日からだった・・・
しえん
支援
コテハン戦国大戦時代から、数十年もの時間が経ち、あの惨事は既に忘れ去られたかと思われた。
しかし・・・
神「あぁ~贅沢がしてぇ!そうだ!税金巻き上げチャオ!ヒャッハァ!祭りだ祭りィ!」
神2「脅しもかけた方がいいと思うんですけど(名推理)」
神「いいゾ~それ」
神2「そうと決まれば早速実行だゾ」
我らの世界は、神によって秩序や規則、法則が守られていた。
だが、神の贅沢によって、それらはいとも容易く崩れ去った。
地球の民を想う神などもうどこにも存在しなかった。
キリスト教徒「あぁ!神からのお告げだ!
神は今、富を欲していらっしゃる!早急に用意するのだ!」
熱狂的な信者の考えに反対する物もいたが、彼らの武力を前に命を散らせた。
これに反対する勢力も次々と現れ出した。
戦争は、遂にピークを迎えた。
それに便乗するように現れたのが、「あの時」である。
どうしてこうなってしまったのか・・・
ハギワラ「アズマオウ大将・・・いかがなさいますか?」
アズマオウ「・・・」
アズマオウ「なんと皮肉な物よ・・・戦争を終わらせる為の戦争をするとは」
アズマオウ「否、我々は由緒正しき軍事勢力!国の為に戦うという目的は変わっていないではないか」
アズマオウ「飛行機を用意せよ。空爆で戦争をしている奴らを吹き飛ばすのだ」
ハギワラ「かしこましました、では、早急に航空機を用意します」
アズマオウ「それと、荒廃した土地は占領しろ。我々がまた美しい国を作り直すのだ」
ハギワラ「かしこまりました。それでは」
アズマオウ「ふむ...では地上の勢力として上級兵を送り込むか」
ブゥゥゥゥウウゥゥゥゥン...
航空機内
アズマオウ「目的地はここか?」
ハギワラ「左様で」
アズマオウ「送り込んだ上級兵は今どこにいる?」
ハギワラ「はっ。今は他の軍と戦いをしている最中のようです」
アズマオウ「足止め用の雑魚兵でよかった。こいつらなら死んでも構わんからな」
アズマオウ「上級兵の数が少なかったら何もできなかった、感謝するしかあるまいな、ハハハ」
アズマオウ「さて、ではそろそろ落とすぞ」
ハギワラ「ターゲットを補足しました!今です!」
ぽちっ
ヒューストン
アズマオウ「お、おおおお・・・我々の文明が崩れていく・・・」
ドォォォォォォォォォォォオオオオオン
アズマオウ「にしても爽快だ。相手の軍も自軍の雑魚兵共も綺麗さっぱりなくなった」
ハギワラ「炎の海が禍々しいですね・・・」
アズマオウ「さて、後は相手軍に侵入するだけだな。この通信機で命令を送るのだ」
ハギワラ「はっ。只今」
休憩ハサミマース
ヘイヘの霊が人間になる形で
南無阿弥陀仏南無妙法蓮華経
マジレスするとその二つは宗派が違うから組み合わせてはいけないぞ
知ってる
日蓮宗だし
アズマオウ「どうだ?」
ハギワラ「送りました。それでは我々は軍に戻るとしましょう」
アズマオウ「仕事が速くて助かる」
ブルルルルルルル
その夜のこと。
アズマオウ「ふむ・・・ここ近くでは対抗勢力が無くなってきたな・・・我々はここに国を建てるとでもしよう」
アズマオウ「私が今日から新たな国王になるのだぁ!」
アズマオウ「皆の者!私に付いきたまえ!」
一同「ラジャー!」
アズマオウ「明日には手配をするぞ!準備に取り掛かれ!」
アズマオウ「世の乱れを作った神に反抗するのだ!我らが神フェンリル=ヴィズ様を讃えよ!」
アズマオウ「私が新たな世界を創る!」
アズマオウ「行くぞ!」
一方、神の軍勢では・・・
雷帝「神よ・・・本当にこれでいいのでしょうか」
神「案ずるな」
神2「仕方あるまい・・・我が主神ジョンレノン様と、ゼウス様はそう仰っていたのだ」
神「これも何かの運命なのだ」
神「残念だがお前の要望には答えられぬ」
雷帝「あんみつよ、何か答えておくれ」
あんみつ「・・・」
あんみつ「俺からは何も言えん」
雷帝「そんな!」
あんみつ「世界を守るか書き換えるかはお前次第だ」
あんみつ「俺はどっちでも構わんがな・・・」
雷帝「お前他人事のように・・・」
あんみつ「俺はどっちの味方でもあるまい お前が行動したいならお前が勝手にやれ」
雷帝「くっ・・・」
ジョンレノンが偉いことに……
紫炎
神「私達の味方にならんでもいい。自分の思うとおりに行動するのだ」
神2「流石に今回ばかりも私は納得がいかん」
あんみつ「俺は静観させて貰う くだらん戦いに巻き込まれるなどとんでもない」
あんみつ「それに・・・わざわざ戦う理由が無い」
あんみつ「ここで大人しく見ていれば危険に晒されずに済むものを」
雷帝「お前・・・それでも神に仕える奴なのかよ?」
雷帝「この臆病者が!」
あんみつ「何とでも言いたまえ!それで運命は変わるならな!」
あんみつ「私は神には仕えん!あくまでも利害の一致故だ」
雷帝「・・・運命、変えてやるよ」
神「・・・彼は何をしでかすだろうか」
神2「何か変な騒ぎでも起こさなければいいのだが」
あんみつ「勝手に泳がせておけ」
あんみつ「どちらにせよ最後は全てを知るときが来る その時まで私は待つだけだ」
神「・・・」
神2「・・・」