これは、学者である私が、「あの時」を日記に描いた物である。
何万もの命を葬った「あの時」を実際に眼で見た私は、もう忘れる事などできない。
だから「あの時」の惨事を、私は伝えなければならない。
「{あの時}を...どうか、忘れないでおくれ・・・」この銅像に、願いを込めてそう言った。
20XX年、コテハン達が繰り広げる戦禍が、今幕を開けようとしていた。
http://zawazawa.jp/xyz/topic/1876
出たい方はこちらへ!
あらすじ...安いぞに降りかかる災難と、襲い来る魔物の軍勢。
世の秩序を守るべく、手始めにこの荒くれ者共を始末しようとした。
乱世がピークに達した時期。剣を手に取れ。
コテハン戦国時代の復刻か。いや、悪夢の再来か。
???「じゃあ行って来る」
???「健闘を期待しているぞ」
ヴウウウウウウウウウウウウウウウウン...
安いぞ「ん?」
安いぞ「この裂け目みたいなのはなんだ?」
ヴウウウウウウウウウウウウウウウン...
安いぞ「わっ」
安いぞ「誰か出てきた!」
???「...」
???「安いぞ...お前を地獄に送る」
安いぞ「えっ?」
安いぞ「ど、どういうーーーー」
ザン
???「俺の名前はデッドゾーン!死神だ!
初代勇者の肩書きを持った者よ!今ここでもがき苦しむがよい!」
安いぞ「初代勇者ではないよ」
安いぞ「俺はあくまでもその初代勇者の孫」
デッドゾーン「あ、そうなんだ」
デッドゾーン「って、ええええええええええええええええええええええ」
デッドゾーン「お、おいおいマジで言ってるのか!?」
安いぞ「マジだよ」
デッドゾーン「じゃ、じゃあサインくれよ!俺実は安いぞのファンなんだよ!」
安いぞ「はいはい」カキカキ
デッドゾーン「す、すっげぇ・・・楷書体まで一緒だ!」
デッドゾーン「あ、ありがと!じゃあ俺帰るね!」
ヴウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン...
安いぞ「何だったんだ今の」
デッドゾーン「ただいま」
???「早すぎじゃないか・・・ってお前なんだよそれ」
デッドゾーン「サイン貰ってきた!なんでも安いぞの孫なんだって!」
???「何やってんだお前・・・」
???「話にならん」
???「それじゃあ私が行ってこようか?」
???「あぁ、お前だと信頼が出来ていいな、行って来い」
ワロタ
しえん
~~~~~~~~~~~~~~
ハギワラ「準備が整いましたよ」
アズマオウ「あぁ、そうか。では侵攻を始めよう。
手始めに、あの雑魚兵を撃破しろ」
ハギワラ「はっ。只今」
ニャオニクス「準備はいいか?」
油揚げ「よし、行こう」
667「やっぱりこうなるのね~・・・」
彼らは今、酢タオル軍に襲撃をかけるアズマオウ軍を襲おうとして岩陰に隠れて様子を伺っている最中。
アズマオウ「撃てーーっ!」
ニャオニクス「よし、行くぞ!」
アズマオウ軍に魔の手が忍び寄る!
ニャオニクス「かかれーっ!」
油揚げ「667は雑魚兵を一掃しろ!私達はアズマオウ軍に乗り込む!」
667「はいはい」
アズマオウ「な、何だこいつらは!ハギワラよ、こいつらをつまみ出せ!」
ハギワラ「は、はい只今!」
ハギワラ「撃てーっ!」
ドドドドドドドドドドドドド
ハギワラの指揮の元銃撃を開始するが・・・
667「...」
667「効かぬわ」
667「元祖{マスタースパーク}」
やっぱり
ドドドドドドドドドドド
雑魚兵「うわぁ!」
雑魚兵「ぐへぇ」
雑魚兵「くぁwせdrftgyふじこlp」
魔王には勝てなかったよ...
持ち手の雑魚兵を一気に削ぎ落とされ慌てふためくハギワラ。
ハギワラ「じょ、上級兵!かかれーっ!」
上級兵「うおおおお!」
ドドドドドドドドドドドド
無意味な銃撃が始まった。
蜂の巣になるのはお前達の方だ。
667「...」
667「子どもの嫌がらせにも満たない」
667「吹き飛べ、マスタースパーク」
また、スパークで吹き飛ばすつもりだ。
次々と消し炭・・・もとい屍と化す上級兵達。
いよいよ手札が無くなったハギワラは・・・
667「この状況、どうするの?味方はもういないんじゃない?」
ハギワラ「いや!策はあるぜ!」
ハギワラ「たったひとつだけ策はある!!」
ハギワラ「ああとっておきのやつだ!」
667「とっておき?」
ハギワラ「息がとまるまでとことんやるぜ!」
ハギワラ「フフフフフフ」
ニャオニクス「ふん!」
最上級兵「ぐふっ」
最上級兵「ふん!」スパッ
ニャオニクス「くっ...」
油揚げ「オラオラオラオラオラオラオラ」ドガズガズガズガズガズガ
最上級兵「ぐふっ」
最上級兵「」バタリ
最後の最上級兵は、倒れた。
油揚げ「はぁはぁ...数が多すぎるんだよ」
ニャオニクス「予想以上にダメージを喰らってしまった」
流石に2大将軍は一筋縄ではいかない。
最奥部
油揚げ「アズマオウ!出て来い!」
ニャオニクスプレス「お前の襲撃にはもう飽き飽きしたぞ!」
ドォォォォォン
ニャオニクス「ん?」
油揚げ「まだ生き残りがいたのか?」
ハギワラ「逃げるんだよォ!」
667「はぁはぁ...走るのは苦手なのよね」
ニャオニクス「む、また獲物を見つけてしまったか・・・」
油揚げ「実に残念だ」
ハギワラ「アズマオウ大将!3人相手では分が悪すぎます!何としてでも引き返しましょう!」
アズマオウ「む、そうだな・・・」
油揚げ「逃げる気か?そうはさせん」
ニャオニクス「待て」
ニャオニクス「俺達はあくまでこいつの撃退が目的だ 目的は果たした、我々も戻ろう」
667「(お、帰れそうな雰囲気ね)」
油揚げ「...それもそうだな」
ニャオニクス「だがなアズマオウよ、お前達は我々の監視下にある」
ニャオニクス「くれぐれも忘れる事なきよう」
ニャオニクス「って、もういない・・・」
油揚げ「逃げ足の速さは天下一品だったようだな」
667「・・・もう帰っていい?」
ニャオニクス「好きにしてくれ・・・」
油揚げ「疲れて体が重い」
もう最悪のテンションだ。みんなお通夜を終えたサラリーマンのような顔をしている。
みんなお通夜を終えたサラリーマンのような顔って確実に目が死んでるな・・・
667「~~~ということがあったのよ」
ねこいし「残念だにゃあ。危機因子は根絶やしにしておけば後に面倒にならずに済んだものを」
667「そうね、私にもう少しやる気があったら」
ねこいし「そんなことより、明日は青いバラをつけてくれるんだにゃあ?」
667「はいはい。特上のバラを選んどいたから」
ねこいし「そうだそれでいい」
667「!?」
ねこいし「あいや、なんでもないにゃあ」
667「・・・^^;」
667「あれ?」
667「酢タオル軍の襲撃・・・」
忘れてたァー
・・・静寂を破る声が、花畑にこだました。
第一部{恐るべき片鱗} おしまい
ちょうどアズマオウ軍が衰退し、酢タオル軍が台頭する時期になってきた頃だった。
雷霆はアズマオウ軍が何故か消極的になった事に疑問を抱いている。
雷霆「一体何があったんだろう?」
雷霆「どれ、新聞でも見てみるか」パラッ
答えはすぐそこにあった。
「崩落!?最強要塞アズマオウ軍!」
砂漠地帯にて、嘗て最強の軍と畏怖されたアズマオウ軍の秘密基地の残骸と思われるものが発見された。
兵士達が白骨化している。まわりには兵士達が愛用していたであろう武具が転がっている。
砂にまみれて劣化していそうだが。
雷霆「へぇ~、俺が知らない内に誰がこんなことを・・・」
雷霆「まぁいいや」
雷霆「これを軍の長に提出しよう」
~~~~~~~~~~~~~
???「みんな、これを見てくれたまえ」
???「雷霆君が提出してくれたものだが」
???「結論から言うとアズマオウ軍の撃退に成功した」
ラルトス神「ほーん」
ラディッシュ「酢タオル軍は?」
???「そちらはまだ分からない。情報が入り次第すぐに召集をかける」
???「ま、とりあえずアズマオウ軍はおとなしくなりそうだし、酢タオル軍さえ潰せばあとは楽なんだが」
ラルトス神「ほーん」
ラディッシュ「じゃあ今から行こうぜ」
???「それはない。また今度だ」
???「早めに潰しておきたいのは山々なんだがな・・・他で手が回らないんだよ」
+(0゚・∀・)+ワクワクテカテカ支援
ラディッシュ「今日もなんかすんの?」
???「今日は別に。帰っていいぞ」
ラルトス神「そんじゃお先~ラディッシュカラオケ行こうぜ」
ラディッシュ「オッケー!」
まったく、なんであいつらはいつもリア充なんだよ
別にいいけど。