写友島本掲示板

10月・11月の写真展 / 9

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saigoh 2024/11/21 (木) 19:01:20 修正

フォトクラブゆうゆう写真展「近畿は輝く」
今日から茨木市立ギャラリーで始まった題記写真展を観てきました。
代表の橋本友男氏は長年日本風景写真協会の副会長を勤められた方で同会の写真展は風景中心でしたが、掲示された挨拶にもある通り、今回はイベントやホタルなどもあって従来とはやや趣向が変わっていました。
作品はパネル装の全紙ノートリとA3ノビ額装取り混ぜて40点、いずれも何度も見返すような傑作揃いで、私が何度も訪ねたことのある地の風景作品も何枚もありました。
中でも私がビックリしたのは若草山の山焼きの作品です。作者の浅生氏に伺ったところでは、大判のフィルムカメラ4x5で撮り、花火を撮影した後シャッターは開いたままにして黒い紙で遮光し、山焼きが始まると山の下側・途中・最上部と火の燃え進むに合わせて何度も紙を除けて露光した作品であるとのことです。シャッターは45分ほど開きっ放しであった由、近景の興福寺五重塔がシルエットだから可能な撮影方法であったと言えますが、(五重塔がライトアップされてたら白飛びする?)フィルム撮影独自の工夫と、感心するばかりでした。
会期は26日まで、時間は10:00~19:00(最終日は17:00まで)、お勧めです。

作品を正面から撮ったもので説明を裏付けたいのはやまやまですが、さすがにそれは憚られますのでポスターと斜めから撮影したものでご了解ください。

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会場の様子です。
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