1960東大理化卒同期生

吉原様

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吉原様:
 何より先に、いつの間に経済の勉強をなさったのですか?驚きました。お恥ずかしいことに私など「剰余金」のことすら存じませんでした。特にこの時期、選挙前日、にこんなことを云っているなんて、投票権を返上しなければならないのかもしれませんが、私は申し訳ない位経済のことはわかりません。しかし、ご提案は一々ご尤もだと思いました。少数の人を選別することは現代はやりませんが、明治時代と同じく、急げばまず指導者を育てるべきでしょう。その奨学金がprestigiousであることはフルブライトを考えればわかり易いのではないでしょうか?アメリカの一流大学の学生がどれほど勉強するか、つぶさに見て本当に驚きました。どちらかと云えば挑発的な服装をした女子学生が座席がプラスチックの板一枚という学バスの中で必死に教科書にしがみついている姿、或いはバス停でまだ暗い凍てつくコンクリートの道端でノートに計算をしている女子高校生も見ました。男子学生はもっとすさまじいでしょう。第二次大戦直後とは違う。日本は優秀だから留学する必要はないとの意見もちらほら聞きますが、それは間違いだと思います。企業に剰余金があるならば、その一部を割いてどうか日本をリードする人材を育てることにお使いになって下さい。

YO
作成: 2019/07/20 (土) 17:47:17
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KYoshihara 2019/07/22 (月) 11:45:46 bec55@91533

コメント有難うございました。企業の剰余金の総額は470兆円という巨額なものです。(消費税などちっちゃい・ちっちゃい)しかも毎年積みあがって来ています。これは本来留保以外に、設備・研究投資、給与増額、株主還元などに使うべきものです。現在の経営者はどのような理由かこれが出来ない。恐らく実行能力がない。ご指摘の明治時代には、有力な実業家や政治家は自宅に書生を複数名置いて郷里の有為な人材など育てたという歴史もある。今の経営者は巨大な金を眠らせないで、将来の日本存続のための奨学金供与が出来ないはずがないと思いますが、如何でしょう。
おっしゃるように、フルブライト奨学金のようにprestigiousなものにしたいです。昔話ですが合格者は米大使館に集められて、当時のライシャワー大使の激励を受けました。

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Yamagata 2019/07/22 (月) 21:46:33 0d865@e5b15

吉原さん:この提案をうんと磨いてぜひ本気で日本の政界・産業界に提案してくださいな。でも、どうやって提案を有効なものにしますか?貴兄は経団連にルートを持っている?