1960東大理化卒同期生

外国語の固有名詞の発音

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外国人の人名の発音は難しいですね。皆様も発音に困った時があるのではないのでしょうか。

今朝は英国「メーガン」妃のご懐妊のNHKニュースがありました。おめでとうございます。さて、Meghanの発音は「メガン」です。王室スポークスマンのニュース映像でもメガンと発表していました。実は気になっていたので、過日英語の専門家にも確かめました。

本年ノーベル物理学賞のGerard Mourou氏の名前は各紙とも「ムレ」となっています。昔、研究者として仲間だったときのことを思い出すと、皆モローと言ってたように記憶します。仲間で呼び合うときにはファーストネームですし、彼自身から聞いたわけではありません。従って皆さんにも聞きたいです。

上記の名前は放送、新聞で共通しています。どこかでコントロールしているのでしょうが、そのプロセスは分かりません。正確な報道をして欲しいですね。

KYoshihara
作成: 2018/10/16 (火) 16:35:08
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Yamagata 2018/10/16 (火) 17:29:46 ab5f4@42c01

Yoshiharaさんのコメントはその通りです。元の国での発音を知っているのに、そのとおり言わないのを聞くとイライラしますよね。

でも発音を耳にしていなければ、元の国の言語で書かれているのをどう発音するかは、とても難しいことですよね。英語のアルファベットを見て、自分の知識を総動員して発音するしかありません。Mourouをみて英語として発音するなら、カタカナで書くと、モーローでも、マウロウでも、ありだと思います。

Yoshiharaさんの日本語表記は、中国の人はだれでもそのまま、JiYuan(ジーユアン)と読みます。それで仲間に漢字まで伝わります。Yoshiharaと読む人は本人を何らかの形で知っている人ですが、そう読んでも、ほかのYoshiharaを知らない中国人にはなんのことか通じません。中国の場合にはYoshiharaを表記する方法もないから、ここで例にするには特殊で、極端過ぎるかもしれませんけれどね。

そう思うと、日本にはひらがな、漢字の他にカタカナがあって、こんな便利な国は他にありませんよ。

どこの国でも、もとの発音で読んでもらえるほど著名になった人以外は、色々の違う読み方をされてもいいのではないでしょうか。

とくにそう思うのは、日本語でも漢字の漢音、呉音、宋音読みが混在していて、きっと入ってきたその当時はどちらが正しいだの、正当だの大きな論争があったに違いありません。今はそのまま受け入れられていますが、勉強好きの(新しいもの好きの、或いは隣国崇拝者とか、いわゆる識者・文化人)は色々とうるさく言って物知らずをバカにしていたかと思うと、ま、違ってもいいや、仕方ないのだと思うのが正解ではないかと思うのですよ。

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YO 2018/10/16 (火) 19:29:44

 外国人ではありません、れっきとした(?)日本人の名前ことです。
私はBWIの一画で2時間以上お迎えを待っていました。頭上のスピーカーから繰り返し流れてくる “オーアッシャイ、オーアッシャイ” と呼ぶ声。世界には不思議な名前の人もいるものだ、どこの国の人だろう? 突然、ひらめきました ”O’Hashi” !

 勘違いをして別の飛行場に迎えに行ってしまった友達は気が付いてBWIに電話をしてpageを頼んだとのことです。私に駆け寄ってhug, hug, hug。今は昔。ケータイのない頃のおはなしです。

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Yamagata 2018/10/17 (水) 11:30:38 ab5f4@42c01

オーアッシャイ!!! いいですね。ローマ字のアルファベットでも、自国風に発音するのは当然ですよね。

Yoshiharaも、ヨスハイハーラ(ハーラにアクセント)あるいは、ヨスアイアーラ(アーラにアクセント)になるかも知れない。ハハハ。今度あったら、そう呼ぶからね、返事して!

オーアッシャイさん、お元気のようで嬉しいです。

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続 “なまえ“ ― 今度は綴り:ヨーコ・オノが有名になってからは私の名前は誰にもすぐ覚えてもらえましたが、Stanfordではしり上がりにヨコオと呼ばれていました。初めて実験室に行った日、ドイツ人のポストドクが実験ノートのつけ方を教えて下さるとのことで、先ず表紙に名前を書くこと、と云いながら彼は大きくJoko Ohashiと書いてくれました。今でも記念に大切にとってあります。それから30年後、私は理研フロンティアに席をおいていました。ベニア板一枚で仕切った隣の研究室のアメリカ人、ホワイトデイに私のデスクにそっとクッキーの小箱を置いて行ってくれました。驚いた私。ごめんなさい。私はバレンタインに何も差し上げてないんです!しかし彼は “でも、チョコレートの包装紙にfrom Yokooというカードを挟んでくれたじゃない?” やっとわかりました。事務の横尾さんが彼のsecret admirerだったのです。そのクッキーをどうしたかって?昔のことは忘れました!

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YOさんの話は短い割には複雑で、単細胞のわたしにはすぐにはわかりませんでしたよ。

だって、有名なヨーコ・オノのおかげで海外に行ったときにすぐに名前を覚えてもらえたというので、ヨーコと呼ばれていたんだなと理解すると、Stanfordでは(と限定)実は、ヨコオと呼ばれていたのだと。しかし、Stanfordの一人のポスドクはドイツ語の発音風にJokoとノートの表紙に書いた。つまり彼はヨーコと発音していたのです。でも、きっとこの正しいヨーコという呼び方はこのドイツ人による例外だったのでしょう。

それから30年後に理研に来ていたアメリカ人が、バレンタイの贈り物のカードにFrom Yokooと書いてあるのを見て、すぐにYOさんが呉れたのだと思った、つまりYOさんは、外国人には、ヨーコ・オノのおかげですぐに覚えてもらえるヨーコではなく、実は30年間ずっとヨコオと呼ばれていたのだ、というオチなのですね。少なくとも30年後の理研に来たアメリカ人も、なぜかStanfordの人たちと同じようにYOさんをヨコオと呼んでいたのです。

Yokoは外国人が見ると、単純にヨーコではなく、ヨコオになっちゃうんだよ、というお話し。

30年間(或いは40年間)、ずっとヨコオ・オーアッシャイだったYOさん。これでいいですか?

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KYoshi 2018/10/21 (日) 23:27:12 bec55@be06e

アメリカには世界各国からの移民が居ますので、正しい名前の発音を知りたいという需要が多いと思われます。名前の発音はWebで比較的簡単に調べられます。例えば
Mrghan Markle pronaunciationと検索すると、Youtubeに導かれて、発音が聞けます。「メガン マークル」の聞こえました。

「オーアッシャイ」と言うのが出るかと期待して、Yoko OhashiのpronaunciationをYoutubeで調べました。残念、期待に反して、Ohashiの部分の発音だけで、これは「お箸」の発音でした。有名な人しか掲載の対象にならないのかも知れません。

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YO 2018/10/22 (月) 00:54:27

Yamさま。 すみません。いつも私の文章は論理的でないですよね。’63年3月にStanfordでJokoと書いてくれたドイツ人のPh.Dは発音は正しかったのですが、アメリカ人は大抵ヨーの伸ばし方が足りないのです。相対的に第二音節のオがアクセントを伴って長くなるのではないかと思います。そうするとヨコオと聞こえます。 “ヨーコ・オノ”が普通の人々の間に迎えられ、有名になったのはそれより後です。一方、KYoshi様が調べて下さったようにオーハシを「お箸」と発音されるのは想定内。オーハッシャイに比べたら・・・ 前にも書きましたが、現在の理研の研究室で大饗さんと大橋の区別はフランスから来た留学生には無理。余談ですが’80年代の話、ある敬虔なアメリカ人が高野山に詣でようとして、すぐ近くまで来ているはずなのに「コヤサンはどこですか?」と土地の人に聞いてもなかなか道を教えてもらえなかったと、不思議がっていました。私達は学生のころ外国語は文学が主で、語学としては学んでいないですよね。

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YO 2018/10/22 (月) 01:50:15

おっちょこちょいですね、私は!「大葦」さんと書こうとして、キーボードを「大饗」さんと打ち違えました。

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ヨコ'オ・オーアッ'シャイさん、そしてヨースアイ'アーラさん、楽しい話をありがとうございました。とても、楽しみました。外国人名は難物ですよね。論文で知っているだけの名前を名札につけた人に学会で見かけて、さて呼び止めようと思った時、この人の名前の発音はどうなんだろうと迷った経験が時々ありました。大抵は、まず Excuse me, but から始めたものです。でも、そういう名前の人はオーアッ'シャイさんじゃないけれど、様々な呼ばれ方に慣れていて、どう呼ばれても、ちゃんと応えるのですね。