・たまに更新
・クソ寒いギャグ
貝「そうだよタコ。分かったかい?」
タコ「馬鹿にされた気がした!くそー!消えろー!」ドカーン
タコの攻撃によって貝は他界してしまった…
それを見ていた貝の友人、鹿は言った
鹿「貝を殺すなんて…貴様に生きる資格はない!」
タコと鹿の喧嘩が始まった。
Dragonite
ヘタルのひかり
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凍結されています。
???「てめぇがちゃんと管理しなかったのが悪いだろうが!!」
思いっきり豹の顎にパンチした。
豹「ぐびゃあああ!!」
???「俺に逆らうとどうなるか分かってんのか!!」
???「お前ら行け!!」
鹿・蜘蛛・イカ「仰せのままに」
ガシッ
鹿と蜘蛛とイカがじたばた暴れている豹を無理矢理連れて帰った。
アシカ・鮭「や、ヤバイ…」
鳥「あ、あいつは一体…?」
アシカ「あいつは…」
アシカ「タコだ…」
鮭「お願いだ、どうか…どうかあの極悪非道なタコを倒してくれ!!」城 に向かった。
アシカと鮭が土下座した。
鳥「…」
鳥「分かった」
二人の顔がパアアと明るくなった。
アシカ「あ、ありがとう!お礼に俺達も付いてきます!!」
三人は急いでタコのいる
コメント失礼します
凄いタコの何かを感じますね()
城。城 …?」
鳥「で、でかい…」
目の前にはまるで物語にでも出てきそうな、シンデレラ城のような紫と黒が混じったお城が建っていた。
鳥「こ、これがタコの
アシカ達はこくりと頷いた。
ギイイと古びた門を開け、中に入っていく。
庭はとても広い。枯れ木の森がそこら中に広がっており黒色の薔薇が咲き乱れている。
鳥「よし、行こう!」
床も壁も毒々しい紫色の大理石で出来ている。コツコツと足音が響く。
ただただ長いだけの廊下を歩いていると、黄金で光り輝く扉があった。紫の中に黄色と、かなり目立っている。
僕達はごくりと息を呑んだ。ゆっくり、ゆっくりと扉が開いていく。
中にはぽつりと佇む豹がいた。
鮭「豹!無事だったのか!」
嬉しさのあまり豹に駆け寄ろうとする…
鳥「逃げろ!!」
鮭「えっ?」
チャキーン!!
鮭の左腕がポロリと落ちた。
鮭「ど、ど、どういう事だ…?豹」
アシカ「豹は操られているんだ!!」
豹の顔をよくよく見ると瞳から光を失っている。
豹「ひゃぁはっは!ようここまで来たなぁ」
返り血の付いた札束を握りしめている。どうやらこの札束で腕を斬ったようだ。
豹「バトルや!鳥ぃ!!」
鳥「望むところだ!!」
バァン!カキーン!ドーン!
二人の目の前でもの凄い戦いが繰り広げられている。
豹「ぅおりゃああっ!!」
豹が札束をバシッと投げるもトリコロールスピアで弾き飛ばされる。
鳥がトリコロールスピアをバシッと投げるも札束で跳ね返される。
そんな感じだ。
豹「喰らえやあああ!!」
バーン!豹の強烈な飛び蹴りが鳥の脇腹に直撃した。
鳥「ぐはぁっ!!」
鳥は大量の血を吐き、その場に倒れてしまった。
豹「ひゃっはっは!これで終わりやぁ!」
豹「氷河期!!」
ヒュオオオ…吹雪が吹き荒れる。
豹「死ねえええええ!!」
グサリ
豹「…あ?」
豹の腹部にはトリコロールスピアがつき刺さっていた。
豹「なんや…これ…」
バタリ豹が倒れた。
アシカ「大丈夫ですか!」
アシカが倒れていた鳥に駆け寄る。
鮭「回復薬ならたんまりあるからな」
鮭の左腕はもう治っている。
鳥「ゲホッ、ゲホッ…あぁ、よかった…」
回復薬をグイッと飲み干した。
鳥「よし、さぁ次へ行こうじゃないか!」
アシカ・鮭「あぁ!」
次に現れたのは白色の扉。先程の扉よりはまぁ…派手でゴテゴテはしていない。
ゆっくりと扉が開いた。足場は殆ど水で出来ている。
立っていたのはイカだ。
イカ「ちっ…豹を倒したか…」
アシカは脇に意識を失った豹を抱えていた。
鳥「かかってこ」
鮭「待て!」
急に大声を出されたので少しビックリした。
鳥「な、なんだ?」
鮭「お前はさっき戦ったし、この地形じゃあ不利だろう。俺に任せな」
鮭はポンと胸を叩いて前へ出た。
アシカ「今度は油断するなよ?」
鮭「もちろんさ」
イカ「…まぁいいだろう」
チャポン。イカが水の中へ潜った。
鮭「ふっ」
チャポン。鮭も水の中へ潜った。
水中戦だ。陸上ではクソみたいに遅かったが、今は水。
鮭「うおらぁっ!」
イカよりも速くキックをかます。
イカ「ぐふっ…!」
イカ「とでも思ったかぁ!?喰らえぇ!」
プシュウウウウ…イカの口から真っ黒な墨が放たれる。
鮭「ぐぁっ!!前がぁ、前がぁ」
視界が黒くなり、前が見えない。
鳥「な、何が起こってるのかさっぱり分からないよ…」
アシカ「あぁ…」
鮭「がっ、イカぁ!どこだっ、どこにいる!」西瓜 割り!!」
ヌルッとイカがフラフラしている鮭の背後に回る。
イカ「これで終わりだァ!」
イカ「
フラフラしている鮭はギュッとリボンで縛り付けた。
鮭「う、動けない!どういう事だ!?」
そしてイカの目にバンダナを巻き、頭をかち割ろうと棒を握りしめ、鮭に近付いていく。
ただ鮭がどこにいるのか分からない。場所を教えてくれる人もいないので分からない。
鮭「ん?」
目を擦り墨を払い除けると縛り付けられていた。
鮭「はぁ…」
目の前には「どこだぁ、鮭…」などと呟きながら棒を持ってフラフラしているイカがいる。
鮭「裂!!」
イカ「あ」
ビリビリビリッ!!イカが綺麗に裂けた。裂きイカだ。
鮭「か、勝った…」
鮭「それよりも誰かほどいてくれぇ!!」
アシカ「!!」
鳥「どうしたんだアシカ?」
アシカ「鮭が呼んでる。行こう」
バシャーン!と水飛沫をたて、潜っていった…
アシカ「大丈夫か?鮭」
鮭「あぁ、だけど縛られていて…」
アシカ「…なるほど」
スルスルっとリボンをほどき、一緒に裂けたイカを回復薬で繋ぎ合わせ持ち帰った。
鳥「勝ったのか?」
鮭「あぁ、もちろんだ。俺の圧勝だった」
嘘つけと思ったアシカだった。
今度は黒色の扉だ。紫と混じって少し分かり辛い。
豹「あ…?なんやここ…」
豹がパチリと目を開いた。洗脳されていた時間が短かかったらしい。
豹「一体何があったんや?」
キョロキョロと辺りを見回す豹に僕達は今までのことを全て話した
豹「なるほど!カクカクシカジカというわけやな」
豹「さぁ、扉を開けるでぇ!」
扉を開く。そこに立っていたのは蜘蛛だ。
蜘蛛「…」
鳥「よし、行く…」
豹「俺に任せな!」
鳥「え、おい!」
シュババッと蜘蛛の所へ駆けていった。
豹「さぁ、やろうやないか!」
蜘蛛「鳥と戦いたかったんだが…まぁいいだろう」
蜘蛛「てやぁ!!」
足場に向かってピュピューッと口から糸を吐いた。
豹「な、なんやこれ?」
足元はベッタリとしていて気色悪い。
蜘蛛「今だッ!」
慌てている豹に向かってパンチをした。
豹「ぐあっ!!」
蜘蛛「隙だらけだぜぇ?」
足に糸が絡まって動く事が出来ない。その間に蜘蛛が豹にパンチをしたりキックをしたりする。
豹「ぐはぁっ、ああっ!!」
どんどんボロボロになっていく。
蜘蛛「トドメだァ!!」
蜘蛛「曇天!!」
豹の頭上に10㎝くらいの雲が集まっていく。
豹「あ?」
ザアアアア
雨が降り始めた…がそれは豹の頭だけだ。
豹「曇天じゃないやないかぁ!!」
どれだけ逃げ回っても雲は付いて来る。
豹の体が一瞬にしてびしょ濡れになった。
ガラガラガッシャーン!!
雷だ。観戦していた三人は思わず耳を塞いだ。
豹「ぎゃあああああ!!」
ビリビリビリ!豹が雷に打たれ真っ黒焦げになった。
なんとか無事なようだ。
豹「ケホッ ケホッ…」
蜘蛛「げ、生きてる」
だがまだ雲は豹の頭上に集まっている。
豹「よくも、よくも、やってくれたなぁ…」
豹「お返しや!」
豹「雹!!」
豹の頭上の雲が今度は蜘蛛の頭上に集まる。
蜘蛛「え?」
パラパラパラパラ
雹が降ってきた。
蜘蛛「うわあああっ!!」
蜘蛛も慌てて逃げ回るが、雲は追いかけてくる。
ヒュー…コンッ
大きい雹が蜘蛛の頭を打った。蜘蛛はその場に倒れた。
たんこぶができていた。
さて次の扉は…茶色の扉。地味だ。
ゆっくりと扉が開く…とそこには鹿が。
豹「次も俺がー」
アシカ「いや、俺にやらせてくれ!!」
ポンと胸元を叩いた。
アシカ「鹿は俺の幼馴染だ。鹿は…俺が助ける!」
豹「そうか…」
覚悟を決める。
アシカ「鹿、どうか目を覚ましてくれないか!」
鹿「うるさい!!私の邪魔をするなァ!!」
いきなり鹿が助走パンチをしてくる…が手で受け止める。
鹿「主を馬鹿にする奴は絶対に許さない!!」
高速でパンチをしたり蹴りをいれたりするが、全て受け止められる。
鹿「消えろおおおお!!」
隙をついて腹にパンチをする。
アシカ「ぐふぁっ!」
その痛さで、つい尻餅をしてしまう。
鹿「貴様に生きる資格は無い!」
足でアシカをゲシゲシと踏みつける。痛みが増していく。
アシカ「ぐっ、ならこっちも…!」
ゆっくりと立ち上がり、鹿におもいっきり蹴りをかます。
鹿「がはっ!」
「仕方ないよね、仕方ないよね」とかボソボソ呟きながら鹿に蹴りやパンチをする。
鹿「ぐ、はぁ…」
鹿「四角!」
というと地面から真っ白な四角い紙の箱が出てきた。
鹿「種も仕掛けもありませーん」
どこで見たような技だ。
鹿「さぁ見てください!ここにレバーがありますー、引いてみましょーう」
ガコン!レバーを引くと箱が戦車に変わった。真っ白の戦車だ。
鹿「なな、なんと!戦車に変わりましたぁ」
鹿「行けー!戦車ぁ!」
ビシッと俺に向けて指を指し、戦車に命令をする。
ボン…ドカーン!!戦車の砲口から弾が発砲された。
アシカ「ひぃ!」
遠くに行き、頭を守るようにしゃがむ。撃たれた場所はもの凄く燃え盛っている。
鹿「逃がしません」
ドカーンドカーンドカーン
怖い。
アシカ「こ、こうなったらぁ」
アシカ「足枷!!」
戦車の速度が落ちた。というか蛞蝓レベルになった。
鹿「ま、まずい!逃げ出すぞっ」
鹿も出ようとするが足が蛞蝓レベルになって動こうとしても動けない。
アシカ「よ、良かった」
鹿の乗っている戦車に乗り込み…
アシカ「たぁ!!」
最後に顔パン。
鹿「ぐはあ」
気を失ってはいるが倒れない。
そのまま担いで帰った。
鳥「さて…次で最後か…」奴 は立っていた。
タンタンタンと紫の大理石で出来た階段を上っていく。
すると赤色の門が見えた。
アシカ「…」
皆ゴクリと息を呑む。正直決勝の時よりもドキドキしている。
ガラガラガラ!扉が開いた。
どうやら最上階のようだ。空は不穏な紫色に染まっている。
黒色の煉瓦の上に
タコ「アッハッハッハ!!よくぞここまで来たなぁ!鳥よぉ」
鮭「ちくしょう…ちくしょう!!オラァッ!!」
真っ先に鮭がタコに殴りかかった。
タコ「ふん」
鮭の拳を素手で掴み、ギュウウと握りしめる。
鮭「があああっ!や、やめろ!離せっ!!」
鮭はじたばたと暴れている。
豹「鮭!おい…よくも鮭をおおおおっ!!」
次に豹がタコに殴りかかる。
鳥「お、おい!」
止めようとするも届かない。
どんどん、どんどん握力は強くなっていく。
鮭「や、やめっ!」
豹「うおらああああっっっっ!!!」
ビシッ!!
豹「うあああっ!!」
豹が吹き飛ばされた。額からは煙が出ている。
そう、タコはデコピンだけで豹を吹き飛ばしたのだ。
アシカ「う、嘘だろ…?」
アシカの顔は真っ青になって震えている。
アシカ「や、やめようよ、逃げようよ!このままじゃ俺達殺されちゃう!」
鳥の腕を掴む。
鳥「…」
鳥「ダメだ、鮭と豹を置いてくことはできない」
こんな話を続けている間にも豹と鮭は戦っている。
鮭「くそっ、くそっ!!」
豹「離せええええ!」
アシカ「でも…」
鳥「やるしかないんだ」
アシカ「…」
アシカ「…そう、か…そうだよね」
アシカ「うん、行こう。鮭を…豹を助けよう」
鳥「おう」
鹿「こ、ここは…?」
目が覚めると黒い煉瓦の上に横たわっていた。
隣にはイカや蜘蛛が眠っていて、目の前にはアシカ達がタコと戦っている。
どういうことだ?
俺はタコに変な所へ連れてかれてそれから…
鹿「ううっ…!」
頭がズキズキと痛む。その後の事が思い出せない。
イカ「なんだここは…」
蜘蛛「目が覚めたらここにいたんだが…」
皆の目が覚めたようだ。
アシカ「やっと起きたんだ」
戦っていたアシカが側へ駆け寄って来た。
鹿「どういうことなんだ?これは…」
アシカ「カクカクシカジカでねぇ」
アシカはさっきまでの事を全て話してくれた。