鈴蘭(すずらん)
2018/07/22 (日) 16:18:23
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それを説明して、聞いていたヒラは言った
ヒラ「レトさん」
レト「…分かってる...俺が悪かったんや...」
ヒラ「違うよ、俺はレトさんが絶対悪いとか、キヨさんが絶対悪いとはそんなに思ってないよ」
ヒラ「だって..」
レト「……」
俺は、予想外な事を言われた
ヒラ「その下手ってのは、誰でもそういうことはあるんだよ。俺だって下手な事はある」
ヒラ「でも、からかってるように言ったキヨも悪い所はある。」
ヒラ「でも、レトさんは、その時イライラしてたとしても、冗談ではなく本気として受け取って、言っちゃったのも悪い」
レト「……」
俺は、その言葉を聞いてて、黙るしか無かった
ヒラ「…でもね、レトさん、人はそういうとこもるんだよ?本気としてその言葉を受け止めて、よく落ち込む人もいれば、考えずに冗談言ったりして笑う人もいる、優しい人もいれば、厳しい人や、怖い人だっている」
ヒラ「…つまりはね、これはどっちが悪いというよりかは、どっちもどっちなんだよ」
レト「ヒラ君...」
ヒラ「キヨさんには、俺からなんとかして、会うように言ってみるから、ね?」
その時のヒラ君の顔は、優しい雰囲気で言った。
俺は、勇気をもらった。
レト「…ヒラ君、ありがとう、おかげで俺は勇気貰ったわ」
と、俺は笑顔を見せた
そして、ヒラ君は安心したように「良かった」と言ってた
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