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~小説練習~ / 21

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鈴蘭(すずらん) 2018/07/25 (水) 23:12:23 3ad34@85c24

キヨ「レトさん大丈夫か?」

と、キヨ君は背中をさすり、ヒラ君はお水を持ってきた

レト「ふーっ....ゲホッゴホッ!!…はぁっ...ごめんな...二人とも...ケホッ…迷惑かけて....」

俺は咳が増して、少し喋るのがつらかった

それを見たヒラ君が口を開いた

ヒラ「大丈夫、それに、今はレトさんが優先なんだから、迷惑くらいかけてくれたっていいんだよ?」

ヒラ君がそういうと、キヨ君も口を開いた

キヨ「そうだぞ、俺らはレトさんに楽になってほしいから、こうやってしてるんだぞ?迷惑なんて一ミリもかかってねえよw」

レト「…ありがとな...キヨ君、ヒラ君…」

俺は感謝を述べた後、やっぱり、いい人だな、と思ってると吐き気が急に来てまた吐いてしまった

レト「うっ...おぇっ...ゲホッゲホッ...」

キヨ「レトさん...」

と、心配そうにキヨ君が俺の背中をさすっていると、ヒラ君が少し慌ててキヨ君に向かって言った

ヒラ「キ、キヨ君、もう用事の時間に近くなってきたけど大丈夫!?」

キヨ「あっ!!マジじゃん...!!」

と、俺は少しキヨ君を見つめていると、キヨ君が少し笑って「また来るから、その間ヒラと待ってくれよ!」と、言って、そのまま急いでドアを開けて出ていった

レト「…ケホッ...ゴホッ…」

ヒラ「落ち着いた...?」

と、ヒラは背中をさすりながら聞いてきたが、俺は喋るのがつらく、頷くしか出来なかった

ヒラ「はい、お水、飲める?一応ストローさしてるけど」

レト「…飲む...」

と、言って手に取ろうとすると、上手く持てず、こぼれてしまった

レ「あ...ごめんな...指...力入れられなくて...」

ヒラ「大丈夫、今ちょっとタオル持ってくるね」

と、ヒラ君は取りに行ったが、俺は無性に着いていきたくなった

なんていうんやろ、寂しいっていうんかな?

ヒラ「あ、持ってきたよ...って!?レ、レトさん!?立っちゃダメだよ...!!つらいだろうに...」

と、ヒラ君はいったとたん、俺はベットにまた逆戻り。

レト「…ごめんな....俺...離れてほしくなくてな....その...」

と、ヒラ君が来てる服をちょっとぎゅって引っ張って言ってたら、ヒラ君がなんとなく嬉しそうな表情で

ヒラ「大丈夫、俺はいつもついてるから」

と、言ってくれた。

なんとなく俺は嬉しかった。

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