ミバch創作コミュニティ

いろんな小説書いてみる / 7

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起きたのは、見覚えの場所だった。

『…ここは....』
「やっと起きた...殺鬼...。我は待っておった。」
『お父さん...なぜ...私は...』
「…お前は、あの子をかばったのだよな....?」
『…あの子が...死んでる。というのはもう知っているよ。』
「…なぜ知っている...どうして死んでいるものをかばったんだ」
『あの子は、自分が怨霊となっていることも、死んでいることすらも気付いてないみたいだ…』
『死んでるというのはとてもつらかった。だから、生きてる、ということでしたんだ。』
「...怨霊は、お前を呪っていたから、不気味な笑みを浮かべていたようだな。」
『...そう...みたいだね…あぁ、お父さん。』
「なんだ?」
『あの子、しっかり裁いてね?』
「あぁ、わかっておる。」
お父さんは、閻魔様だった。だから、ちゃんとそういうこともしているのた。
『...さて、次はあの子だね。』
「…あぁ、そうだな。あの子はあと生きられるのは一週間だ。そこを大切に、病院で接してあげるんだぞ?」
『わかってるよ。」
そうして、私はその子の元へ行った。

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