餘
2018/05/01 (火) 22:13:03
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『...』
『…貴方は、何を目的でここに…』
「貴方だよ。」
『……えっ…?』
「貴方...いや、優樹菜。」
『…な、なんで…?』
「…言いたくは無かったけど...優樹菜。貴方は明日、行きのバスで事故が起こり、重症となる。」
『え…』
「しかし、運が良かったみたいだね。優樹菜。」
『"良かった"って...?』
「あははっ....分かるだろう...?事故で重症になる。とは言ったけど…」
『…えっ...?う、嘘...嘘だよね...?』
「死なない。とは言ってない...」
『明日...死んじゃうの...い、嫌だよ...』
「しかし、明日行かなければ安全。と思ったでしょう…?」
『…何かしら、事情があるんだね』
「…家にいた場合。も何かしら起こるだろうね…」
『...』
「…ま、大丈夫だろう。明日は私が1日ずっと付いてるから。」
『え...?』
「貴方を死なせないために。私が犠牲になるんだよ。」
『…誰かが死ぬ...その結末は変わらない...ってこと...?』
「そう....悲しいけど、こうするしかないんだよ。」
そういったとたん。目の前にトラックが来た。
そして.....
私は今、目の前にいた友達を庇い。死んでしまった。
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凍結されています。