時月
LunaHistir
2018/02/24 (土) 19:26:51
ボンレイ・ショロコッドと名乗るその子は我々とともにコンビニに向かうことになった。よくよく考えると知らない人について行ってはいけないと教育されてないのだろうかこの子は。
ボンレイ…そのままでもとても呼びやすい。だが彼は「しょぼん」と呼んでほしいと頼み込んできた。なるほど、名前の頭二文字と苗字の頭二文字を組み合わせたのか。…ぼんしょじゃないのか…。
私は子供が正直苦手だ。夢に言われたとはいえ、よく声をかけれたなと自分を心で賞賛している。幸い、道中のしょぼんの世話はちゃむがしている。
ちゃむ「魔法使い?」
しょぼん「うん!大人になったらすごい魔法を使えるようになって、色んな人の役に立てたいんだ!今はまだ左ポケットに入れたものを右ポケットに移す魔法しか使えないけど…」
見たところ8歳ぐらいだか、意外と立派な夢を持っているんだな。そしてその魔法は一体何に使えるんだ。手品でお金を儲けるくらいには使えるか。
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