……どのくらいの時間が経ったのだろうか。
いつのまにかこんなところにいた。
こんなに雨が降ってる……雨宿りしないと……
あ、でも外へ出たら捕まるんだ。
どうしよう……
「ねぇ君。」
横に目線を向けると ネズミの面を被ったおとこが立っていた。
「なかなかいい顔してるね。 人殺しの顔をしてるよ。ハハッ」
男は甲高い声で笑う。
「誰?」
「俺は……ミッキー。ミッキーマウスだ。」
「ミッキー?」
ふざけてるのかこいつは……でも私が人殺しってことを悟った……ただの人間ではない……何者なんだ?
灰菜はミッキーに質問した。
「あなた……何者?」
「ハハッ とりあえず 君の救世主ってところかな。とりあえず隠れ家まで行こう、こんなところにいたら風邪ひいてしまうぜ。」
「あ……ありがとう。」
灰菜は戸惑いながらも礼を言う。
人殺しの私を助けてくれるなんて異常だ……もしかして 私を警察に引き渡すつもり?
灰菜が考えながら歩いていた時だった。
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凍結されています。
人殺しそうとは昔からよく言われる。
ガチで妹殺しかけたし
!?