いんく
ink_miiverse
2018/01/03 (水) 23:14:37
てめーもミバちゃん民かよ
いやまさか。
ちらりと見えた──見てしまった隣の君の画面には、見慣れたサイト。
──ミバちゃんねる
元はMiiverseの代替サイトとしてzawazawaでほむらくんが作成し、現在は冬将軍が運営者を務めるサイト。
それはもう、とっくの昔に生活の一部となり、かけがえのない存在となった、僕の愛するサイトだ。
ふと隣を見れば、彼女は肩を小さく振るわせていた。一瞬泣いているのかと思ったが、どうやら違うらしい。
笑っていたのだっだ。
なせだろうなせだろう。
僕はポケットから自らのスマホを取り出し、慣れた手つきでミバちゃんねるを開けば、それはすぐにわかった。
こんな昼間に、誰かがSSを書いていた。
それを流し読みするとまぁ、確かに面白かった。
地の文は一切なく、台本書きだったのだが、それが逆に引き立たせていた。ぽんぽんと進む会話は、まるでコントを見ているようで、テンポもよくスムーズだ。
学校だから抑えているものの、もしもこれが家ならば 彼女のように爆笑していたかもしれない。
通報 ...
凍結されています。
さらりさらりとスクロールしていくと、コメントが下にいくつかあった。Apple pay のもの。
いちばん下にあるコメントは、女性ユーザー・
投稿時間を見れば、今から3分ほど前だった。
──なるほど。
彼女が、あの Apple payか。
あーだめだ
全然思い付かない
最後に「てめーもミバちゃん民かよおおおおお!!!」って絶叫させたかったの