久々に関西で行われた慶応ラグビー、遠路天理親の里球技場まで
観戦に行きましたので、久しぶりに観戦記を書きます。
一昨年猛威をふるった天理ラグビーのDNAを受け継いだ関西の雄と
新チームで強豪復活を目指す慶応との興味ある1戦でした。
試合の経過は以下をご参照ください:
前半12分 :慶応PKで敵陣右サイドゴール前10m付近まで進みラインアウト・
モールから小城が10→12→11と大きく左展開最後は左WTB
佐々が余り左中間にナイストライ (5-0)
30分 :敵陣10mライン付近で慶応連続攻撃を仕掛けるも、不用意な
パスミスを拾われ50m独走をゆるし天理トライ+ゴール(5-7)
36分 :天理PKから慶応陣ゴール前10mまで攻め込み、ラインアウトから
モールで押し込み天理トライ+ゴール (5-14)
39分 :慶応PKで敵陣深く進みラインアウト→モールで中山が押さえ
モールトライ+ゴールのお返し。 (12-14)
寸評 : ひとくちに言ってボールポゼッションは6:4から7:3で慶応ペース。
特にデイフェンスが良く機能し、天理連続攻撃でもゲインを切らせず
点数的には天理リードだったが安心して見られるの展開であった。
スクラムは5:5もしくは4:6で天理優位か。
後半 5分 :慶応自陣でのマイボールラインアウトをキープ出来ず、モールから
サイドを抜かれ天理トライ+ゴール (12-21)
21分 :天理PKで慶応陣に進みラインアウト+モールから天理トライ(12-26)
(この頃から天理の誇る留学生パワーにエンジンがかかりその突進力に手を焼く。)
32分 :慶応敵陣22m付近からマスプアの突進からゴール前に迫り
最後はモールを押し込んでトライ+ゴール (19-26)
38分 :慶応自陣でのラインアウトのミスから天理ボールスクラム、NO.8ブカダ
(189・115)の突進が止められず天理トライ+ゴール (19ー33)
40分 :慶応自陣でのミスから天理PG。 試合終了 (19ー36)
寸評 : 前半とは変わりボールポゼッションは3-7の天理ペース。 天理の
プレッシャーにミスが続出。特にラインアウトは肝心なところでマイボールを
キープ出来ず。またキープしても良い形でキャッチ出来ていないため相手に
割られ攻撃の起点となり得ず 苦戦の原因となった。
一方光明としては1年生の活躍である。FB今野は落ち着いたボール処理と
ロングキック、SH杉山は早く良く伸びるパス、その他にもCTB山本・WTB伊吹を
含め一時はBK7名中4名が1年生と期待の大きさを感じさせる布陣となった。
これから夏合宿を経、このチームがどのように変貌し秋のシーズンを迎えるか
ファンとしては本当に楽しみなところです。
以上
ノーサイド俱楽部 幹事 六甲おろし