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『ふう……これで終わり、かな?』
「ナン、サ、ソ。 ナィ、マ、ェ、キ、゙、、」
崩れ落ちる巨人の残骸を尻目に、“それ”は指差しを終える。脅威は消えた、と、そう認識したのだろう。
『ありがとう、助かったよ。手伝ってくれてありがとう』
「、ウ、テ、チ、ウ、ス。 、ク、网「。「、゙、ソ、ヘ」
『え? またねって』
しかし、SCOREに対して何事かを伝えると、“それ”は文字通り、瞬きする間に「消えた」。
思わずSCOREが周囲を見渡すが、痕跡一つ残っていない。彼なりに魔力が残っていないかなど調べるが、これもダメ。
空間転移。魔法にも匹敵する現象を、それも一瞬の内に。異様な光景を眼にした混乱のあまり、少女と男のやり取りも、SCOREの耳には入っていなかった。
───“それ”はもういない。いたという証拠もない。後には、困惑する1騎のサーヴァントだけが、ぽつりと残されていた。
、ス、ヲ、、、ヲサヒ、ハ、テ、ソ
/こちらはこれにて失礼いたします……
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