アレクサンドル・スヴォーロフ
2019/12/13 (金) 23:56:53
>> 26
「……う……うぅむ……なんと、まだギリギリではあるが、我輩生きているではないか…!」
吹き飛ばされ、横たわりながらも消えゆくロスタムの体を見る。
運が良かった、と言えばいいのだろうか。先に彼のほうが限界が来てしまったのである。
この結末に、なんとも言えない気分がスヴォーロフの中に巡った。
「…常勝将軍、未だ無敗敗れることなし!…と気分良く言えないのはなんともあれであるな」
「我輩も、今度は全力の貴殿と決着を望むである…まぁそれはそれとして勝利の美酒を味わうとするであるか!」
仰向けの体勢のまま彼は懐から酒を取り出すと、ふたたび酒を甲冑越しに飲む。
「さて、我輩が負ける日はいつであるかな…!」
/スヴォーロフ終了です。お疲れ様でした!
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